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2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"501000932_0": "「これで――\\n 決めるデスッ」",
"501000932_1": "「よしッ!\\n これで取り巻きは全部倒したなッ」",
"501000932_2": "「ああ、あとは本命のみッ!\\n 気合いを入れろッ」",
"501000932_3": "「……これが、護ることを決めた、\\n 装者たちの力……」",
"501000932_4": "「…………すごい……」",
"501000932_5": "「あたしが敵わなかった悪意に、\\n 露ほども臆さず、立ち向かって……」",
"501000932_6": "「フフ、やはりシンフォギア装者は素晴らしいわ。\\n 一時でもわたしを倒しただけのことはある。けれど――」",
"501000932_7": "「ぽっと出の連中は、味が劣るわね。\\n 精神面が雑魚過ぎる、とでも言うのかしら」",
"501000932_8": "「――ッ!」",
"501000932_9": "「けれど……全ての希望をへし折ってこそ、\\n <ruby=わたし>悪意</ruby>は満たされるというもの」",
"501000932_10": "「いいわ。\\n 少しだけ、手伝ってあげる」",
"501000932_11": "「わたしの悪意を受けて、\\n ほんの少しでも、抗ってごらんなさい」",
"501000932_12": "「な、何を……ッ!?」",
"501000932_13": "「悪意の種、マリスシード。――ヒトの持つ、原初の呪い。\\n あなたたち人に、プレゼントよ」",
"501000932_14": "「――ッ!?\\n よ、避けられない……ッ」",
"501000932_15": "「キョウッ!\\n 逃げて――ッ」",
"501000932_16": "「そうは――」",
"501000932_17": "「させるかッ!!」",
"501000932_18": "「ぐッ!?」\\n「がッ」",
"501000932_19": "「――ッ!?」",
"501000932_20": "「な……ッ!?\\n 風鳴翼、雪音クリスッ」",
"501000932_21": "「どうして……ッ!?\\n お前たちに、あたしたちを庇う理由なんてッ」",
"501000932_22": "「その『悪意の種』を受ければ、\\n あなたたちだって、無事ではすまないはず……ッ」",
"501000932_23": "「ぐッ……そりゃあ、お前らとはまだ、\\n 一番大事な話ができていないからな……ッ」",
"501000932_24": "「一番、大事な話……?」",
"501000932_25": "「……大切な何かのために命を<ruby=なげう>擲</ruby>つことを、\\n 悪とは呼ぶまい」",
"501000932_26": "「だが、もし――それで片翼を失ってしまえば、\\n 残された者はどうすればいい……ッ」",
"501000932_27": "「――ッ!」",
"501000932_28": "「片翼の、その先にある<ruby=みらい>未来</ruby>を、\\n 背負わせる覚悟が、お前にはあったのか」",
"501000932_29": "「そ、それは――」",
"501000932_30": "「……キョウ、だったよな。\\n お前だってそうさ」",
"501000932_31": "「え――?」",
"501000932_32": "「お前が、そいつのことを、\\n どれだけ信用して縋っているかなんて、知らないけどな」",
"501000932_33": "「だけど、伝えようとしなかったら、\\n 『どれだけ大切か』なんてわからないだろ」",
"501000932_34": "「求めるだけでも、祈るだけでも意味なんて無い。\\n 向き合わないと、いけないんだッ」",
"501000932_35": "「わたしとヨウが、\\n ……向き合う」",
"501000932_36": "「ぐぅッ!\\n 悪意の種……ヒトの呪いか。結構、効くもんだな……ッ」",
"501000932_37": "「……そう、だな。",
"501000932_38": " だが、わたしたちは知っているッ!」",
"501000932_39": "「この怒りを、\\n 湧き上がるこの衝動を……ッ」",
"501000932_40": "「この想いこそを呪いと言うならば、\\n 覆すことも容易いとッッ」",
"501000932_41": "「ああ……\\n あのバカが、嫌になるほど教えてくれたッ」",
"501000932_42": "「呪いと呪わなければ呪いでいられない、\\n 誰かの想い……『悪意』なんざで――ッ」",
"501000932_43": "「わたしたちを、\\n 抑え込めると思うなッ」",
"501000932_44": "「悪意の種からでも、如何様に。\\n 希望の花こそ、咲かせてみせようッ」",
"501000932_45": "「これが、あたしらが積み重ねてきた覚悟だッ!\\n 折れるものなら――折ってみやがれッ」",
"501000932_46": "「ああ……\\n ……ああ……ッ」",
"501000932_47": "「……素晴らしい」",
"501000932_48": "「ええ、本当に素晴らしいわ。\\n これほどのものとは、思わなかった……ッ」",
"501000932_49": "「ま……まさかこいつ、\\n 泣いていやがるのかッ」",
"501000932_50": "「ええ、\\n それはもちろん、涙も流すというものよ」",
"501000932_51": "「あなたたち装者は、\\n 全員がわたしの腹を満たす存在へとなり得た」",
"501000932_52": "「有象無象の世界などより、\\n 余程、上質の餌へと成り代わってくれた、だから――」",
"501000932_53": "「――つまみ食いは、やっぱりここまで」",
"501000932_54": "「みんなの傷が癒えたら、\\n 全力をもって、<ruby=わたし>悪意</ruby>を殺しに来なさい」",
"501000932_55": "「悪意の化身、絶望の化身。\\n 世界蛇の巫女、『ベアトリーチェ』が――」",
"501000932_56": "「相手をしてあげる」",
"501000932_57": "(――ッ!?)",
"501000932_58": "(この迫力――ッ!?)",
"501000932_59": "(ああ……。\\n さっきまでは本気でなかった……そういうことか",
"501000932_60": "「それじゃあ、\\n また逢いましょう」",
"501000932_61": "(…………)"
}