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{
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"501000522_0": "「これで終わりだ――ッ!」",
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"501000522_1": "「倒せたか。",
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"501000522_2": " しかし……」",
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"501000522_3": "「ふぅ、大変だったゾ」",
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"501000522_4": "「派手に強敵だったな。\\n 何度も闘いたい相手ではない」",
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"501000522_5": "「しかし、\\n 華麗な衣装で舞うマスターの敵ではありませんわ」",
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"501000522_6": "「ガリィちゃん、疲れちゃいましたー。\\n もう動けませーんッ!」",
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"501000522_7": "(こいつらの消耗が、\\n 思ったよりも激しいな)",
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"501000522_8": "(だからといって、助けに期待するわけにもいくまい。\\n 明らかに、同時多発的にこの異常は起きている――)",
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"501000522_9": "(……きっと<ruby=エルフナイン>あいつ</ruby>も、\\n あの世界で戦い続けているはずだ)",
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"501000522_10": "(新型デュプリケイターは乱用できないとはいえ、\\n 技術で世界を渡ることが可能だと知った)",
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"501000522_11": "(なればこそ、オレたちは必ずまた会える。\\n それまで、オレはオレの戦いをするだけだ――ッ!)",
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"501000522_12": "観測記録 No.1248809986.",
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"501000522_13": "『ナグルファル』世界にて――",
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"501000522_14": "「トドメだッ!\\n くらええええええええッ!!」",
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"501000522_15": "「まだ倒れないッ!?",
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"501000522_16": " それなら、連続でッ!!」",
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"501000522_17": "(ギンと別れた後、\\n わたしが、この世界に戻ってきたのは――)",
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"501000522_18": "(こいつらと、\\n 戦うためだったのかもしれない)",
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"501000522_19": "(戦って、この世界を……\\n 大事な人がいる場所を――護るためにッ!!)",
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"501000522_20": "「しまッ――!?」",
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"501000522_21": "「はぁーッ!!」",
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"501000522_22": "「無事か、立花ッ!!」",
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"501000522_23": "「は、はい。\\n ありがとうございます」",
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"501000522_24": "「……こうして、\\n 再び立花と肩を並べて戦える日が来ようとはな」",
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"501000522_25": "「……そうですね。\\n 頑張りましょう、みんなを護るために」",
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"501000522_26": "「その意気だッ!\\n 共に行くぞ、敵の只中へとッ!」",
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"501000522_27": "「――はいッ!!」",
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"501000522_28": "観測記録 No.1248809993.",
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"501000522_29": "『フロッティ』世界にて――",
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"501000522_30": "「……ふぅ。\\n なんとか終わったデスよ」",
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"501000522_31": "「お疲れさま。\\n ずっと戦いっぱなしで疲れたんじゃない?」",
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"501000522_32": "「あれくらい、楽勝デスッ!",
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"501000522_33": " でも、さすがに何度も何度もは勘弁デスけど……」",
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"501000522_34": "「それにしても、あの怪物たち、\\n いったいなんだったんデスか?」",
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"501000522_35": "「並行世界のマリア――、\\n APPLEからもらった情報で、大体はわかってきた」",
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"501000522_36": "「どこの並行世界も、ここと同じように、\\n カオスビーストという怪物に襲われているみたい……」",
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"501000522_37": "「だからみんな、\\n 自分の世界を護るのに精一杯だって」",
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"501000522_38": "「うーん、要するに……、\\n アタシたちの世界は、アタシたちで護れ、ってことデスね?」",
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"501000522_39": "「うん、頑張ろう。\\n そのためにも、休める時に休まないと」",
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"501000522_40": "「アタシだけじゃなく、\\n 調も休まないとダメ、デスよ?」",
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"501000522_41": "「……うん、そうする」",
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"501000522_42": "「……じゃあ、\\n わたしたちが休んでいる間の監視は任せたから」",
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"501000522_43": "「ええッ!?\\n いえ、ここのところ、僕もずっと働き詰めなのですが――」",
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"501000522_44": "「あのーッ!?\\n もしもーしッ!?」",
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"501000522_45": "観測記録 No.1248809995.",
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"501000522_46": "『ミストルティン』世界にて――",
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"501000522_47": "「状況の説明をッ!」",
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"501000522_48": "「人口密集地にカルマノイズが出現ッ!\\n 更に大型の個体も確認ッ!」",
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"501000522_49": "「スクルドから得た情報にあった、\\n カオスビーストであると思われますッ!」",
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"501000522_50": "「市民の避難を最優先で実行ッ!\\n オートマシンの状況はどうなっているッ!?」",
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"501000522_51": "「カルマノイズによって次々と破壊されていますッ!\\n このままでは……」",
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"501000522_52": "「手の空いている職員も、避難誘導に回せッ!\\n 人命を失わせてはならないッ!」",
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"501000522_53": "「は、はいッ!!」",
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"501000522_54": "「八紘おじちゃんッ!\\n 何があったのッ!?」",
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"501000522_55": "「……以前より情報を得ていた、\\n カオスビースト、及びカルマノイズの侵攻だ」",
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"501000522_56": "「職員と、オートマシンを回して対処しているが、\\n あまり状況は芳しくない……」",
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"501000522_57": "「それじゃあ、やっぱり、\\n わたしが出るべきなんじゃ――」",
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"501000522_58": "「何度も言っているが、\\n それは許可できない」",
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"501000522_59": "「これ以上、\\n 君に、負担を掛けることはしない」",
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"501000522_60": "「でも、\\n このままじゃ……ッ!」",
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"501000522_61": "「……いや、どうやら、\\n 頼りになる援軍が来てくれたようだ」",
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"501000522_62": "「えッ!?」",
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"501000522_63": "「くそッ!\\n まだ市民の避難が完了していないというのにッ!」",
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"501000522_64": "「なんだッ!?」",
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"501000522_65": "「はあ――ッ!!」",
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"501000522_66": "「そこッ!!」",
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"501000522_67": "「無事かッ!?」",
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"501000522_68": "「君たちは……?」",
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"501000522_69": "「二課の方ですね?\\n カルマノイズは引き受けますので、市民の避難をお願いします」",
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"501000522_70": "「わ、わかりましたッ!\\n お2人も気をつけてッ!」",
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"501000522_71": "「さて、と。\\n これで気兼ねなく、暴れることができるな」",
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"501000522_72": "「あんまり無理はしないで。\\n 多分、これで終わりじゃないと思うから」",
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"501000522_73": "「影護にも情報提供があったんだよな。\\n また、厄介な相手らしいけど――」",
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"501000522_74": "「なあに、オレたちなら必ずやれるはずだッ!\\n そうだろッ!?」",
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"501000522_75": "「うん。\\n 2人なら、きっと大丈夫」",
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"501000522_76": "「よしッ!\\n やるぞ――ッ!!」"
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