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{
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"397000732_0": "「よし。\\n ……とりあえず、全部倒したみたい」",
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"397000732_1": "「気を失った人たち、大丈夫かな……」",
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"397000732_2": "「やっぱり、単に体力を消耗しているっていうわけじゃ\\n ないみたいだし……心配だよね」",
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"397000732_3": "「S.O.N.G.本部にも、\\n この前の連絡以降、通信が繋がらないし……」",
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"397000732_4": "「警察官の人に聞いた話だと、\\n 世界中であの地震が起こってるみたいだね」",
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"397000732_5": "「もしかして、本部も大変なことに……?」",
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"397000732_6": "「そんなことないって、信じよう。\\n S.O.N.G.はこれくらいじゃ折れない……そうでしょ?」",
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"397000732_7": "「うんッ、そうだねッ!」",
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"397000732_8": "「それでもなんとか、\\n 直接連絡をつける方法があればいいんだけど……」",
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"397000732_9": "「……ここにいたか」",
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"397000732_10": "「え……ッ!?」",
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"397000732_11": "「探したぞ。\\n ――立花響」",
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"397000732_12": "「エルフナインちゃん……?",
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"397000732_13": " ううん、その声は……キャロルちゃんッ!?」",
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"397000732_14": "「如何にも、オレだ」",
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"397000732_15": "「も、もしかして、並行世界の……?\\n どうしてこの世界にッ!?」",
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"397000732_16": "「……落ち着け、細かいことはいい。\\n 日本に戻るぞ」",
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"397000732_17": "「いやいやいやいやッ、ぜんぜん細かくない、細かくないよ、\\n キャロルちゃんッ!?」",
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"397000732_18": "「ならば端的に言おう。\\n S.O.N.G.本部が襲われ、多大な被害が出ている」",
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"397000732_19": "「おまけに、マリア・カデンツァヴナ・イヴと月読調のギアが\\n 動作不良を起こした。至急、装者を集める必要がある」",
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"397000732_20": "「本部が……ッ!?」",
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"397000732_21": "「それに、マリアさんと調ちゃんのギアが動作不良って……?」",
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"397000732_22": "「今は時間が惜しい。\\n 後にしろ」",
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"397000732_23": "「でも、ここの人たちは……」",
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"397000732_24": "「唄って戦うお嬢さんがたッ!\\n こっちのことは気にするなッ!!」",
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"397000732_25": "「あ、あなたは……?」",
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"397000732_26": "「あんたたちに助けられた、この街の住民さ」",
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"397000732_27": "「帰らなきゃいけないんでしょ?\\n なら、帰れる時に帰るべきよ」",
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"397000732_28": "「君たちにはすっかり甘えてしまったが……\\n そもそも、自分たちの街は自分で護るものさ」",
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"397000732_29": "「怪物はいなくなったし、政府の混乱もだいぶ落ち着いてきた。\\n あとは俺たちが踏ん張るだけだ」",
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"397000732_30": "「ヘイキ、ヘッチャラ……\\n 君たちから教えてもらったおまじないを胸に、なッ!」",
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"397000732_31": "「行ってくれ。君たちが帰るべき所へッ!\\n 君たちの歌を待っている、他の誰かのところへッ!」",
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"397000732_32": "「みなさん……ッ、――わかりましたッ!\\n また何かあったら、必ず助けに来ますッ!」",
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"397000732_33": "「みなさんもお気をつけてッ!」",
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"397000732_34": "「キャロルちゃんッ!」",
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"397000732_35": "「気掛かりはなくなったようだな」",
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"397000732_36": "「うんッ! でも、どうやって?",
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"397000732_37": " 飛行機はまだ飛んでないって聞いたけど……」",
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"397000732_38": "「これを使う」",
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"397000732_39": "「そっか、テレポートジェムッ!\\n これなら本部まであっという間だもんねッ!」",
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"397000732_40": "「そういうことだ。",
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"397000732_41": " ――では、行くぞッ!」"
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