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"397000621_0": "「軽く見回ってきたけど、あの女と一緒に本部を制圧したという\\n 兵隊たちは姿を消していたわ」",
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"397000621_1": "「倒れていた職員のみんなは、\\n 動ける人で医務室に連れてきてもらったよ」",
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"397000621_2": "「ひとまず、真っ先にすべきことはできましたね」",
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"397000621_3": "「友里さんや藤尭さんが\\n 目を覚まさないのが心配だけど……」",
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"397000621_4": "「どうやら、脳震盪を起こしたようです。",
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"397000621_5": " 安静にしていれば、大事にはならないかと」",
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"397000621_6": "「ならば、時間が惜しい。\\n 情報の共有といこうか」",
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"397000621_7": "「ここまでくる道すがら、例の怪物が邪魔だったから\\n 排除してきたけど、余計だったかしら?」",
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"397000621_8": "「いえ、助かるわ。",
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"397000621_9": " こっちも、各地で見つかった聖遺物の回収任務で人手不足でね」",
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"397000621_10": "「聖遺物が各地で?」",
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"397000621_11": "「ええ。\\n どうやら結局、さっきの奴らの罠だったようだけど」",
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"397000621_12": "「彼女たちは『<ruby=アーティファクト>人工聖遺物</ruby>』と呼んでいました」",
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"397000621_13": "「どうやらその1つが、ボクがお2人のギアに組み込んだ\\n 『アリアドネの糸』なのですが……」",
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"397000621_14": "「そのせいで、お2人のギアは動作不良を……」",
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"397000621_15": "「その2人が戦えなかったのは、そういうことね。\\n <ruby=アーティファクト>人工聖遺物</ruby>とやらが、ギアの機能を阻害しているのかしら」",
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"397000621_16": "「こちらの世界では見つかっていないことも考えると、\\n はなからS.O.N.G.に利用させる罠と考えるのが、確かに妥当か」",
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"397000621_17": "「忌々しいわね。この世界の『フィーネ』が作った\\n シンフォギアが、他人にいいようにされてるなんて」",
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"397000621_18": "「あからさまにこの世界の装者を狙い撃ちにしている。\\n 連中にとってこの世界には、他とは違う目的があるようだな」",
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"397000621_19": "「本当のことを言うと、救援を要請しに来たのだけど……",
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"397000621_20": " それどころじゃないようね」",
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"397000621_21": "「むしろ、こちらが敵の本命だった……\\n というわけか」",
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"397000621_22": "「幸いなのは、向こうは向こうで思い通りに\\n 計画が進んでいるわけではないらしいことです」",
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"397000621_23": "「ああ。あの様子では、予想外の事態が起きたようだったな。\\n そちらの対応で手がいっぱいなのかもしれん」",
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"397000621_24": "「これを好機と捉えて、まずはみんなと合流しましょう」",
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"397000621_25": "「立て直して、次の敵の動きに備える……それが今の最善よ。",
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"397000621_26": " やられっぱなしは、趣味じゃないものッ!」"
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