45 lines
3.3 KiB
JSON
45 lines
3.3 KiB
JSON
{
|
||
"505000811_0": "第8話『ファイズ』",
|
||
"505000811_1": "「……ここがスマートブレインの本拠地、か。\\n まるで闘技場だな」",
|
||
"505000811_2": "「でも、なんで誰もいないんでしょう?」",
|
||
"505000811_3": "「それに、なんか妙な感じが……\\n 風もないのに、ざわざわしているというか……」",
|
||
"505000811_4": "「ああ、これは気配だ。\\n 何か異常な……人ならざるものの気配……」",
|
||
"505000811_5": "「よく来たな。",
|
||
"505000811_6": " 進化の胎動に抗いし愚か者どもよッ!」",
|
||
"505000811_7": "「あ、あの人は……ッ!」",
|
||
"505000811_8": "「風鳴訃堂……おじいさまッ!」",
|
||
"505000811_9": "「まずは褒めてやろう。\\n 貴様たちが来たという事は、弦十郎は死んだか」",
|
||
"505000811_10": "「なんという未熟……人を捨て切れず、\\n 自らの暗愚の沼に溺れおって」",
|
||
"505000811_11": "「違うッ!\\n 司令は最期まで立派だった……ッ!」",
|
||
"505000811_12": "「防人でありながら人外に堕ちた、\\n あなたの方こそ未熟ッ!」",
|
||
"505000811_13": "「フフフ……人外、大いに結構ッ!」",
|
||
"505000811_14": "「人類の進化のため、\\n 鬼となれるは無上の喜悦……ッ!」",
|
||
"505000811_15": "「黙れッ! わたしはもう、\\n あなたを自分の祖父だとは思わないッ!」",
|
||
"505000811_16": "「この手で、あなたの妄執を砕いてやるッ!」",
|
||
"505000811_17": "「フン、貴様らごときが\\n 儂の相手をするなど傲岸不遜」",
|
||
"505000811_18": "「貴様たちが闘うのは、この者だ」",
|
||
"505000811_19": "「…………」",
|
||
"505000811_20": "「――ッ!\\n か、奏……ッ!?」",
|
||
"505000811_21": "「ど、どうして奏さんがッ!?\\n 奏さんは、確かにあの時……ッ!」",
|
||
"505000811_22": "「そう、一度は死んだ。\\n そして塵の中からオルフェノクとして蘇ったのだ」",
|
||
"505000811_23": "「…………」",
|
||
"505000811_24": "「そ、そんな……ッ!」",
|
||
"505000811_25": "「ウソでしょ……奏ッ!?」",
|
||
"505000811_26": "「ウソなもんか。\\n あたしは、ようやく気がついたんだ」",
|
||
"505000811_27": "「つまらないことに意地を張って、\\n バカなことに命をかけて……」",
|
||
"505000811_28": "「ほんと、くだらない人生だった。",
|
||
"505000811_29": " 一度死んで、せいせいしたよ」",
|
||
"505000811_30": "「奏……ッ!」",
|
||
"505000811_31": "「わめくなって。",
|
||
"505000811_32": " 今おまえたちにも、見せてやるよ」",
|
||
"505000811_33": "「生まれ変わったあたしの……",
|
||
"505000811_34": " 素晴らしいチカラをッ!」",
|
||
"505000811_35": "「STANDING BY」",
|
||
"505000811_36": "「『変身』……ッ!」",
|
||
"505000811_37": "「COMPLETE」",
|
||
"505000811_38": "「…………」",
|
||
"505000811_39": "「――ッ!?\\n あ、あの姿は……ッ!」",
|
||
"505000811_40": "「失われたライダーズギア……ッ!\\n 仮面ライダー……ファイズッ!」",
|
||
"505000811_41": "「さあ戦え、あたしと。\\n それがおまえたちへの……」",
|
||
"505000811_42": "「あたしの、愛だッ!」"
|
||
} |