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2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"504000511_0": "雪山に宿る魂",
"504000511_1": "「――礼を言わせてもらおうか、まずはね。\\n 今回の件について」",
"504000511_2": "「キャロルの命は、心は、救われたよ。\\n 再び<ruby=みたび>三度</ruby>、君たちのおかげでね」",
"504000511_3": "「そこに恩義を感じてるってなら……\\n そうだな、ちょっとつ質問させてくれ」",
"504000511_4": "「うん?」",
"504000511_5": "「どうして最初からわけを話してくれなかったんだ?\\n キャロルはともかく、あんたからさ」",
"504000511_6": "「解決したと思うかい?\\n 先に、僕から真相を話したとして」",
"504000511_7": "「それは……」",
"504000511_8": "「相対するは霊峰の想いそのもの」",
"504000511_9": "「過去に犯した罪と向き合うために……\\n キャロルは懸けねばならなかったのさ、命をね」",
"504000511_10": "「……下手なのさ。\\n 彼女は、誰かを頼るのが」",
"504000511_11": "「ならば、そんなキャロルを止められるのは\\n 君たちだけだ。全身全霊の――ね」",
"504000511_12": "「はぁ、なるほどな……。\\n あんたの言い分はわかったよ。……けどな」",
"504000511_13": "「いいか、覚えといてくれよ。あたしたちの土壇場の力は……",
"504000511_14": " 確かにまぁ……スゴいと自分たちでも思うけど」",
"504000511_15": "「あんたたちの協力があったら、\\n もっとドでかいことをやってみせるってな」",
"504000511_16": "「ああ、その通りだ。\\n キャロルくんを『頼り下手』と言うが……」",
"504000511_17": "「存外、\\n 自分のことが見えていないんじゃないか」",
"504000511_18": "「――」",
"504000511_19": "「参ったね。\\n 命じておこう、肝に」",
"504000511_20": "「ええ、そうしてちょうだい。\\n 私たちはもう、協力関係にある組織なんだから♪」",
"504000511_21": "「今回の一件、派手に水臭いッ!」",
"504000511_22": "「そうですよぅ、マスター」",
"504000511_23": "「結果的に、命があったから\\n 良かったものの……」",
"504000511_24": "「…………」",
"504000511_25": "「……すまなかった」",
"504000511_26": "「……あら珍しい。\\n 素直にゴメンナサイするなんて」",
"504000511_27": "「かつて、あの魔人を……そしてギータを生み出してしまったのは、\\n オレの心の迷いと、弱さのせいだ」",
"504000511_28": "「……だからこそ、誰にも知られたくなかったし、\\n 巻き込みたくなかった」",
"504000511_29": "「おまえたちも、装者たちも……」",
"504000511_30": "「マスター……」",
"504000511_31": "「でも、なんだかんだで\\n みーんな巻き込んじゃったんだゾッ」",
"504000511_32": "「……フフ。\\n ええ、そうですわね」",
"504000511_33": "「けれど、それは……」",
"504000511_34": "「今のマスターが、私たちだけではない……\\n 派手に多くの者に囲まれている証左でもありましょう」",
"504000511_35": "「……。",
"504000511_36": " ああ、そうだな」",
"504000511_37": "「…………」",
"504000511_38": "「またいつか、この礼を……\\n やつに伝えねばなるまい」",
"504000511_39": "「並行世界を跨いでまでオレのことに心を砕く、\\n 奇特なやつに……な」",
"504000511_40": "「マリアさん、調さん、クリスさん。\\n 本当に、ありがとうございましたッ」",
"504000511_41": "「なに言ってるのよ」",
"504000511_42": "「キャロルを救うことができたのは、\\n 元はと言えばあなたのおかげでしょ、エルフナイン」",
"504000511_43": "「いえ……ボクはただ、自分にできることを\\n 懸命にやっただけです」",
"504000511_44": "「フフ。\\n うん、知ってる」",
"504000511_45": "「2つの世界にまたがった、\\n 霊峰に宿る魂か……そう言うと規模がデカいけどよ」",
"504000511_46": "「……『哀しい』って気持ちを鎮めたんだから、\\n 結局いつもとやってることは変わらなかったな」",
"504000511_47": "「そうですね。",
"504000511_48": " 怒りはいつだって副次的な<ruby=感情>産物</ruby>で……」",
"504000511_49": "「だからこそ、本来ならば\\n それが湧き出る前に手を打つ必要がある……」",
"504000511_50": "「…………",
"504000511_51": " そうだッ!」",
"504000511_52": "「うおッ!?\\n ど、どうした、いきなり大声出して」",
"504000511_53": "「霊峰の哀しみ……穢れがまた、降り積もる前にッ!\\n みなさんと、清掃活動に行きたいですッ」",
"504000511_54": "「山道を綺麗に……ってこと?」",
"504000511_55": "「わたしたちが、かの山にどういう姿勢を見せていくのか……",
"504000511_56": " 確かにそれはいいアイデアね」",
"504000511_57": "「いやいやいやいや、\\n またあの過酷な登山をするなんて、ごめんだからなッ」",
"504000511_58": "「も……目的地点までのヘリ移動ッ!\\n それが最低条件だッ」"
}