42 lines
3.3 KiB
JSON
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{
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"503000911_0": "観測者",
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"503000911_1": "「…………」",
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"503000911_2": "「おまえ……ッ！」",
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"503000911_3": "「あれほど、オレのことは\\n 詮索するなと言っておいたのに……」",
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"503000911_4": "「並行世界に助力を得てまでして、\\n こんな辺鄙な場所に追っ手をかけるとは……」",
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"503000911_5": "「……いくらなんでも\\n その言い草はあんまりだよ」",
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"503000911_6": "「そうね。どれだけの人たちが、\\n あなたのことを心配してると思っているの？」",
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"503000911_7": "「あなたの騎士たち――<ruby=オートスコアラー>自動人形</ruby>だけじゃない。\\n エルフナインだってッ！」",
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"503000911_8": "「…………」",
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"503000911_9": "「……そんなことは、わかっている。\\n だがッ！」",
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"503000911_10": "「オレには果たさねばならないことがあるッ！」",
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"503000911_11": "「キャロル……」",
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"503000911_12": "「……言っただろう、ギータ？\\n 今のお前では、こいつらには勝てないと」",
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"503000911_13": "「だ、だけド……",
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"503000911_14": " ……ううん、ごめんネ」",
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"503000911_15": "「……とはいえ、オレの仕掛けた術式が甘かったのも\\n お前が出なければならなかった要因か」",
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"503000911_16": "「くそ……お前たちが、\\n あのまま眠ってさえいてくれれば、オレは……ッ！」",
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"503000911_17": "「え……ッ！？」",
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"503000911_18": "「ちょ、ちょっと待てよ。\\n そりゃ、どういう意味だ……？」",
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"503000911_19": "「…………」",
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"503000911_20": "「…………」",
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"503000911_21": "「ようやく合点がいったわ」",
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"503000911_22": "「わたしたちの心を覗いていた\\n 『観測者』は――」",
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"503000911_23": "「キャロル・マールス・ディーンハイム。\\n あなただったのね……」",
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"503000911_24": "「…………」",
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"503000911_25": "「覚えがあるはずよね。\\n 自分自身の、過去や想い出との対話……」",
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"503000911_26": "「あの感覚は、エルフナインと一緒に\\n 自分の深層心理を旅した時と同じだった」",
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"503000911_27": "「…………」",
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"503000911_28": "「――だったら、なんだというんだ？」",
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"503000911_29": "「――ッ！？」",
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"503000911_30": "「お前たちが邪魔さえしなければ、\\n 今ごろ、コトは終わっていたんだ」",
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"503000911_31": "「それを、余計な悪あがきなどするから……ッ」",
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"503000911_32": "「本気で戦わなくては\\n いけなくなってしまった……ッ！」",
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"503000911_33": "「――ッ！？",
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"503000911_34": " おいこら、何を……ッ！」",
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"503000911_35": "「これ以上の問答は意味を成さんぞ。",
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"503000911_36": " ……オレの邪魔をしてくれるなッ！」",
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"503000911_37": "「あなたがそう言うのなら……\\n わたしたちにだって、戦う覚悟くらいあるッ！」",
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"503000911_38": "「力ずくでも\\n あなたを連れて帰るわよッ！」",
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"503000911_39": "「<size=40>――何するものぞ、シンフォギアッ！</size>」"
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