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2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"503000721_0": "「…………」",
"503000721_1": "「セレナ……」",
"503000721_2": "「そう……マムの次は、\\n あなたが出てくるってわけね」",
"503000721_3": "「久しぶりね、マリア姉さん。",
"503000721_4": " いまだに戦い続けてるとは思わなかった」",
"503000721_5": "「わたしは、姉さんに\\n 幸せになって欲しいって思ってる」",
"503000721_6": "「だからこそ、\\n 命を懸けてみんなを護ったのに……」",
"503000721_7": "「戦いなんてない、穏やかな世界で\\n 姉さんには、過ごしてほしい……」",
"503000721_8": "「それなのに、どうして……?」",
"503000721_9": "「……そうね。できることなら、わたしだってそうしたい。",
"503000721_10": " だけどね、この世界には……」",
"503000721_11": "「苦境に喘ぐ人たちが、まだ、数えきれないほどにいる。\\n だから、わたしは――」",
"503000721_12": "「……自分を犠牲にする、と?\\n 痛みをこらえて、自分の心を偽って……」",
"503000721_13": "「地べたに這いつくばって、\\n 涙が枯れ果てるまで泣いて、泣いて……」",
"503000721_14": "「それが姉さんの望んだ生き方なのッ!?」",
"503000721_15": "「…………」",
"503000721_16": "「昔のわたしだったら、今の言葉に\\n 打ちのめされていたでしょうね……」",
"503000721_17": "「だけど――\\n ごめんね、セレナ」",
"503000721_18": "「……?」",
"503000721_19": "「優しさばかりでは、\\n 今日まで生きてこられなかった」",
"503000721_20": "「あなたの言う通りよ。\\n 這いつくばって、倒れては泣いて……」",
"503000721_21": "「そのたび、心を凍らせて……\\n 自分の中の闇を隠して生きてきた」",
"503000721_22": "「このブリザードは、きっとわたし。\\n 昔のわたしの、凍てついた心……」",
"503000721_23": "「だけど、もう怖れない。\\n 弱い自分に怯えるのはやめたの」",
"503000721_24": "「やめてッ!\\n 姉さんは今も傷ついているわ」",
"503000721_25": "「その証拠に、姉さんの心の中は\\n 今もこんなに凍え切って……」",
"503000721_26": "「ちがう。\\n これはわたしの傷じゃなく、証し」",
"503000721_27": "「証し……?」",
"503000721_28": "「そう……傷も、涙も、嘆きも、痛みも、\\n すべてをチカラに変えて……」",
"503000721_29": "「弱さを受け入れ、逃げなかったことへの\\n 証しであり、誇りなのよ」",
"503000721_30": "「誇り……」",
"503000721_31": "「あなたを失った過去は変えられない。\\n この悲しみは、生涯消えることもない……」",
"503000721_32": "「だけど、それでも……ッ!」",
"503000721_33": "「あなたとの想い出があったからこそ、\\n わたしはここまで強くなれたのッ」",
"503000721_34": "「あなたが……\\n 命を懸ける姿を、わたしに見せてくれたからこそッ」",
"503000721_35": "「わたしの今はあるのよ、セレナ」",
"503000721_36": "「――ッ!」",
"503000721_37": "「だから、わたしは……ッ!」",
"503000721_38": "「クッ……またブリザードかッ!」",
"503000721_39": "「……やせ我慢しちゃって。\\n 恐怖が手に取るようにわかるわよ」",
"503000721_40": "「やせ我慢……か。",
"503000721_41": " だったらなんだ?」",
"503000721_42": "「あたしたちは、\\n いつもそうやって戦ってきたんだッ」",
"503000721_43": "「たとえ自分が倒れても、\\n 仲間が……みんながいてくれるからッ」",
"503000721_44": "「だれかを想い、想われる心があるから……ッ!」",
"503000721_45": "「倒れても、倒れても、\\n そのたび強くなって……だからッ」",
"503000721_46": "「繋ぎ、繋がれる大切さ。\\n ぬくもりが明日を作るってこと……」",
"503000721_47": "「それをみんなが教えてくれたから……ッ!」",
"503000721_48": "「だから、わたしたちは何度でも……」",
"503000721_49": "「何度だって、前に進めるッ!」",
"503000721_50": "「…………」",
"503000721_51": "「そのギアは……ッ!」",
"503000721_52": "「あなたが本当に、わたしの心の中にいる\\n セレナならわかるはずよ」",
"503000721_53": "「シンフォギアとは何か。",
"503000721_54": " 人とギアを繋ぐものが、一体何かッ!」",
"503000721_55": "「わたしにそれを最初に見せてくれたのは……\\n <ruby=セレナ>あなた</ruby>なのだから」",
"503000721_56": "「……人とギアを、繋ぐもの……」",
"503000721_57": "「…………」",
"503000721_58": "「ダメ……。\\n ダメなんだよ、姉さん」",
"503000721_59": "「姉さんは、ここで眠っててくれないと。",
"503000721_60": " じゃないと、わたし……」",
"503000721_61": "「力尽くでも、\\n 姉さんを止めないといけなくなる」",
"503000721_62": "「セレナ……ッ!?」",
"503000721_63": "「…………」",
"503000721_64": "「だったら、見せてあげる」",
"503000721_65": "「あなたのおかげで強くなれた……\\n このわたしの想いをッ」"
}