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2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"503000611_0": "決死行",
"503000611_1": "「……ふむ、この写真と肖像画……\\n 確かに似ているな」",
"503000611_2": "「だろ? さすがにこれは共有した方がいいだろうってことで、\\n ちょっとばかり拝借してきたんだよ」",
"503000611_3": "「あいつらと写ってるこの子、\\n いったい誰なんだ」",
"503000611_4": "「現地の機関から紹介された<ruby=シェルパ>案内人</ruby>だ。\\n かなりの腕利きらしい」",
"503000611_5": "「向こうの話では、科学装備なしで\\n 山頂までアタック可能な人材ということだ」",
"503000611_6": "「科学装備なしでアタックって……\\n そんなことが生身の人間にできるのか」",
"503000611_7": "「ちゃんとした訓練さえ積めば、\\n 無酸素登頂なんてそう珍しいことでもないわよ」",
"503000611_8": "「そういうもんなのか? 世界には、\\n あたしの知らない凄いやつらがたくさんいるな……」",
"503000611_9": "「問題はこっちの肖像画の方ね。\\n 分析にかけてみたけど……」",
"503000611_10": "「これが描かれたのは、\\n およそ年前ってところかしら」",
"503000611_11": "「300年前……ッ!?\\n まさか、その子は――」",
"503000611_12": "「もう、慌てんぼさん。\\n まだ同一人物と決まったわけじゃないわ」",
"503000611_13": "「そのゴマ・タパの血を引く末裔とか、\\n 単なる他人の空似の可能性だってあるでしょ」",
"503000611_14": "「とはいえ、気になるのは事実ね。",
"503000611_15": " <ruby=装者>あの子</ruby>たちに連絡してみるから、ちょっと待ってて」",
"503000611_16": "「…………」",
"503000611_17": "「……何かあるな」",
"503000611_18": "「……ああ。\\n だって、偶然にしちゃ出来過ぎだろ」",
"503000611_19": "「伝説によれば、ゴマ・タパの民は\\n 無装備でヒマラヤに登頂することができた」",
"503000611_20": "「そのゴマ・タパ国に関係すると思われる、\\n 年前の肖像画に描かれた女の子……」",
"503000611_21": "「その女の子と瓜二つの子が、\\n 実在する<ruby=シェルパ>案内人</ruby>として、あいつらの前に現れた」",
"503000611_22": "「しかもその<ruby=シェルパ>案内人</ruby>の子は、\\n やはり無装備での登頂が可能だという」",
"503000611_23": "「ゴマ・タパの伝説が本物だったと仮定して……」",
"503000611_24": "「その伝説に登場する人物で、\\n 年の時を生きている可能性のある者……」",
"503000611_25": "「失われたゴマ・タパの民……\\n 国を滅ぼしたという謎の魔術師……」",
"503000611_26": "「――いや、錬金術師か」",
"503000611_27": "「ああ、そんな気がする」",
"503000611_28": "「だからあっちの局長サンは、\\n 知っていながら協力できなかったんじゃないか」",
"503000611_29": "「だとしたら……\\n キャロルくんの目的はなんだ」",
"503000611_30": "「『サガルマータの魂』を手に入れて、\\n 彼女は何をしようとしている」",
"503000611_31": "「……わからない」",
"503000611_32": "「失われた国と、300年前の肖像画……\\n 伝説の宝石、魔物、錬金術師……」",
"503000611_33": "「繋がりそうで繋がらない、\\n この違和感みたいなのはなんだ……」",
"503000611_34": "「話の途中にごめんなさい。\\n 悪い知らせよ」",
"503000611_35": "「な、何かあったのかッ!?」",
"503000611_36": "「…………」",
"503000611_37": "「装者たちが……\\n エベレスト山中で消息を絶ったわ」",
"503000611_38": "「――ッ!?」",
"503000611_39": "「な、なんだとォッ!?」"
}