76 lines
6.9 KiB
JSON
76 lines
6.9 KiB
JSON
{
|
||
"502000212_0": "「これでトドメ(デース)――ッ!!」",
|
||
"502000212_1": "「ふぅ……これで全部みたい」",
|
||
"502000212_2": "「どんなもんだデースッ!」",
|
||
"502000212_3": "「へぇ、やるじゃねぇか!\\n この前はお前たちが直接戦うところは見てなかったけどよ」",
|
||
"502000212_4": "「強ぇじゃねえか、2人とも!」",
|
||
"502000212_5": "「フッフーンッ!\\n そんなことあるデスよッ!」",
|
||
"502000212_6": "「ガウマ隊長も、\\n 前より強くなってる気がします」",
|
||
"502000212_7": "「あー、えーとだな。まあ、細かいことは置いといて……",
|
||
"502000212_8": " 今の俺は――レックスだ」",
|
||
"502000212_9": "「え? ま、まさか……ッ!\\n 自分の名前がわからなくなっちゃったデスかッ!?」",
|
||
"502000212_10": "「ンなわけねぇだろ!",
|
||
"502000212_11": " ……お前たちと一緒に戦った後、いろいろあったんだよ」",
|
||
"502000212_12": "「いろいろ?\\n ひょっとして、結婚でもしたデスか?」",
|
||
"502000212_13": "「け……っ!?」",
|
||
"502000212_14": "「切ちゃん。\\n お婿さんになったとしても、変わるのは苗字の方だよ」",
|
||
"502000212_15": "「ということは……『ガウマ』が苗字で、\\n 『隊長』が名前だったデスかッ!?」",
|
||
"502000212_16": "「違うと思う」",
|
||
"502000212_17": "「そ、そんなんじゃねぇよ。\\n まぁ、なんだ、その、だから……」",
|
||
"502000212_18": "「心機一転てとこだ!\\n 細かいことは気にするな!」",
|
||
"502000212_19": "「俺たちが、\\n 人として大事にしなきゃいけないのは――」",
|
||
"502000212_20": "「約束とッ!」",
|
||
"502000212_21": "「愛と……",
|
||
"502000212_22": " あとは、結局なんだったんですか?」",
|
||
"502000212_23": "「……ハハッ!\\n それはまあ、おいおい教えてやるよ」",
|
||
"502000212_24": "「お、おぉーいッ!」",
|
||
"502000212_25": "「パパさん?」",
|
||
"502000212_26": "「ちょっとちょっと!?\\n どうして戻ってきちゃったの?」",
|
||
"502000212_27": "「すみません。\\n ですが、どうしても気になることがあると……」",
|
||
"502000212_28": "「響の……娘の危機に、\\n 引っ込んでなんていられないんだッ!」",
|
||
"502000212_29": "「こりゃ、どこかに監禁したって、\\n 死に物狂いで這い出してくるって顔だぞ……」",
|
||
"502000212_30": "「ええ。\\n 一緒に情報を共有したほうが早そうね」",
|
||
"502000212_31": "「あのッ!\\n 響がどこに行ったかには、心当たりありませんか?」",
|
||
"502000212_32": "「それに、どうしてこの世界に怪獣が……」",
|
||
"502000212_33": "「だってさ、マックス」",
|
||
"502000212_34": "「ふむ……」",
|
||
"502000212_35": "「ん?\\n なんだよ、言いよどんで」",
|
||
"502000212_36": "「それについては、\\n 少々説明が難しい事情があってな」",
|
||
"502000212_37": "「まぁ、\\n ……不測の事態って言やぁその通りだしな」",
|
||
"502000212_38": "「単刀直入に言おう」",
|
||
"502000212_39": "「シンフォギア装者たちよ。\\n 君たちの助けを借りたいのだ」",
|
||
"502000212_40": "「我々の助けを……?」",
|
||
"502000212_41": "「ま、まずはグリッドナイトと連絡を取りたい」",
|
||
"502000212_42": "「――ッ!?",
|
||
"502000212_43": " みなさんは居場所を把握しておられないのですか?」",
|
||
"502000212_44": "「別行動してたんだけどよ。\\n ちょっと前から、連絡が取れないんだ」",
|
||
"502000212_45": "「でも、あなたたちが連絡を取れないのに、\\n わたしたちにそれができるとは思えないのだけど」",
|
||
"502000212_46": "「いや、そうとも限らない。なぜなら……\\n 我々以上に彼と強い縁を結んでいる者が、この世界にはいる」",
|
||
"502000212_47": "「それって、ひょっとして……」",
|
||
"502000212_48": "「確かに、グリッドナイトとは幾度も共に戦った仲。\\n 実際わたしは先刻、彼の声らしきものを聞いています」",
|
||
"502000212_49": "「ビンゴだな」",
|
||
"502000212_50": "「ですが、生憎わたしにもはっきり声が\\n 聞こえたわけでは……」",
|
||
"502000212_51": "「彼にも何かがあったというのですかッ!?」",
|
||
"502000212_52": "「まあまあ、落ち着いて。",
|
||
"502000212_53": " 君だけじゃ足りない……とくれば、ジャンクも必要だね」",
|
||
"502000212_54": "「ジャンク……",
|
||
"502000212_55": " あのボロっちいパソコンかッ!」",
|
||
"502000212_56": "「でも、この前見つけたジャンクは別の並行世界のものでしょう?\\n この世界にジャンクがあるとは限らないわ」",
|
||
"502000212_57": "「い、いや、ある」",
|
||
"502000212_58": "「――ッ!?\\n それは、どこにッ!?」",
|
||
"502000212_59": "「正確に、まったく同じものである必要はない。\\n だが、ジャンクと同じ役割を果たすものがあるはずだ」",
|
||
"502000212_60": "「同じ役割……\\n この前の世界なら、ジャンクはふらわーにあったけど……」",
|
||
"502000212_61": "「こっちのふらわーではそんなの、\\n 見たことないデス」",
|
||
"502000212_62": "「まずはジャンクを探さなきゃいけない、っていうことですか?\\n でも、どうやって……」",
|
||
"502000212_63": "「片っ端からリサイクルショップ巡りでもするってのか?\\n 気長がすぎんだろ」",
|
||
"502000212_64": "「ったりめぇだ。\\n そんな悠長なことしてられっかよ」",
|
||
"502000212_65": "「ジャンクは別々の世界同士を繋ぐ機能がある。\\n おそらく、ジャンクのそばでは異常事態が起こっているはずだ」",
|
||
"502000212_66": "「ジャンク……パソコン……\\n ……異常事態?」",
|
||
"502000212_67": "「んだよ、おっさん、まだいたのかよ。\\n あぶねぇっつってんだろ」",
|
||
"502000212_68": "「それより教えてくれッ!\\n その、ジャンクって言うのはどういうものなんだ?」",
|
||
"502000212_69": "「パソコン……ではあるのでしょうけど、レトロというか、\\n ガラクタの寄せ集めというか……」",
|
||
"502000212_70": "「理屈はわからないけど、\\n そいつがグリッドマンと会話する道具になるんだ」",
|
||
"502000212_71": "「ガラクタの寄せ集め……。\\n やっぱり、もしかして……ッ!」",
|
||
"502000212_72": "「どうかしたデスか?」",
|
||
"502000212_73": "「そのジャンクとやら……\\n 心当たりがあるッ!」"
|
||
} |