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2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"399001012_0": "「なぜ砕けない、なぜ消えないッ!?\\n 全てが分解された世界で、どうして存在を留めていられるッ」",
"399001012_1": "「留めてるんじゃないッ!\\n 進んでるんだッ」",
"399001012_2": "「わたしは何があっても人として生きるッ!\\n 人として唄って、戦って、愛してッ 進み続けるッ」",
"399001012_3": "「オレとて識らない新たなオレがッ!\\n この場で止まることを許さないッ」",
"399001012_4": "「お前という絶望を突破してッ!\\n その先の<ruby=みらい>未来</ruby>を識れとオレの魂が叫んでいるッ!」",
"399001012_5": "「わたしが唄う<ruby=みらい>未来</ruby>がッ!」",
"399001012_6": "「オレが唄う希望がッ!」",
"399001012_7": "「「<size=40>絶望になど、負けるものかぁぁぁあッ!!!</size>」」",
"399001012_8": "「グ、ァ……",
"399001012_9": " ぐぁああああああああああ――ッ!!」",
"399001012_10": "「――」",
"399001012_11": "「……壊せ、なかった……\\n ……殺せなかった……」",
"399001012_12": "「あれは……」",
"399001012_13": "「ソロモンが抱いていた、\\n 人が人へと向ける、絶望の想いか……ッ」",
"399001012_14": "「どうして一緒に死んでくれない、\\n なぜ同じように不幸になってくれない」",
"399001012_15": "「お前たちばかり誰かに支えられて、\\n お前たちばかり誰かに求められて」",
"399001012_16": "「オレには、ワタシには、ボクには、何もない、何もないのに。\\n どうして世界は滅びてくれないの……」",
"399001012_17": "「……皆、二度と生まれてこないなら……\\n ……俺だって、諦められるのに――」",
"399001012_18": "「…………」",
"399001012_19": "「……ごめんね」",
"399001012_20": "「……ぁぁぁ」",
"399001012_21": "「あなたが辛かった時に手を伸ばせなくて、\\n 全てを諦めてしまってから止めることしかできなくて」",
"399001012_22": "「でもあなたの手を掴んだから。\\n あなたの想いを識ったから」",
"399001012_23": "「もう、壊さなくていいんだよ」",
"399001012_24": "「ぁぁ、ぁぁぁぁ……」",
"399001012_25": "「……絶望に沈んだ魂。\\n オレもお前と同じ終わりを迎えていたかもしれない」",
"399001012_26": "「救ってやりたいが……お前の器は既にない。\\n この世界に留め置く手段は、ない」",
"399001012_27": "「それでもお前の魂が崩れてしまわないように、\\n オレの全霊を以て再構築に挑もう」",
"399001012_28": "「この世の流転に、還れるように。\\n ――死は不可逆だが……命はまた巡るのだから」",
"399001012_29": "「だから――再び希望を抱いてくれ。\\n またいつかこの世界に生まれてくるように」",
"399001012_30": "「どうして……温かいんだ……\\n 諦めたかった……全てを……なのに……」",
"399001012_31": "「それは……」",
"399001012_32": "「わたしが――」",
"399001012_33": "「オレが――」",
"399001012_34": "「こうして手を伸ばしてもらったことが、あるから――」",
"399001012_35": "「ノイズが消えていく……ッ!」",
"399001012_36": "「やったみたいね、あの2人ッ!」",
"399001012_37": "「だが……まだ世界の分解が、\\n 止まっていないワケダッ」",
"399001012_38": "「レイラインの分解が致命的なところまで進んでいる……。\\n もはやこの星の存在が維持できない、連鎖的に崩壊するぞッ」",
"399001012_39": "「手遅れだったワケダ……」",
"399001012_40": "「そんな、ここまでやったのに……ッ!?」",
"399001012_41": "「ぐッ……\\n せめてカリオストロ、お前だけでも……ッ」",
"399001012_42": "「――ッ!? まさか、あーしにだけ逃げろとでもッ!",
"399001012_43": " 何を馬鹿なこと言ってるのよッ!」",
"399001012_44": "「わたしたちはもう逃げる余力もないワケダ。\\n 動けるやつが動くべきなワケダな」",
"399001012_45": "「局長が漏らしていただろう?\\n その身つで並行世界へ渡る方法もあるそうだ」",
"399001012_46": "「どれだけの年月がかかってもいい、\\n この世界を再構築する方法を探せ」",
"399001012_47": "「サンジェルマン、あなた……」",
"399001012_48": "「これは酷い呪いなワケダ」",
"399001012_49": "「フッ……\\n それぐらいのわがままは、許――」",
"399001012_50": "「ちょっとちょっとちょーっとッ!\\n 勝手に納得してンじゃないわよッ」",
"399001012_51": "「あんたたちに、あの2人だけに、\\n いい格好をさせるわけないでしょうッ」",
"399001012_52": "「たまにはあーしだって、\\n 主役をはりたいんだからねッ」",
"399001012_53": "「何をする気だッ!?」",
"399001012_54": "「分解と再構築は錬金術の基本……。\\n でもね、あーしの原点はただの詐欺師なのよッ」",
"399001012_55": "「あーしは、そんなあーしを許容し続けたこの世界をッ!\\n このまま無かったことになんてさせないッッ」",
"399001012_56": "「殺意が真実ッ!?\\n ええ、そうでしょうね、でも――」",
"399001012_57": "「この世界に在るのは、それだけじゃないッ!!」",
"399001012_58": "「下らない理論も、押し付けられた終わりもッ!\\n 世界の真実を全部、なかったことにしてあげるわッ」",
"399001012_59": "「無茶苦茶を言っているワケダッ!」",
"399001012_60": "「世界を書き換えて矛盾を押し通すつもりかッ!?\\n そんなものは不可能だ、理論が破綻しているッ」",
"399001012_61": "「あーしができると言ったらできるのよッ!\\n 事実はどうあれ、みんながそれを信じればいいッ」",
"399001012_62": "「この身に溶けた、全てのドラウプニル……\\n あーしに、力を、貸しなさいッ」",
"399001012_63": "「この世界が進んだ道は滅びだったけど……\\n ――あんたなら、別の可能性に手が届くでしょうッ」",
"399001012_64": "「みんなが生きているこの世界をッ!\\n ハッピーエンドの可能性をッ この場に作り出せッ」",
"399001012_65": "「これは……ラピスがッ!?」",
"399001012_66": "「呼応しているワケダッ!」",
"399001012_67": "「こうなれば、\\n その無茶に付き合ってやるッ」",
"399001012_68": "「騙されてやるワケダなッ!」",
"399001012_69": "「2人とも、ありがとッ!」",
"399001012_70": "「さあやってやるわよッ!\\n これがカリオストロ一世一代の錬金術ッ」",
"399001012_71": "「術式命名――現実改変・ラブワールドッ!」",
"399001012_72": "「あーしの愛を信じて、\\n みんな幸せになりなさいッ」",
"399001012_73": "「そのためになら――\\n この命、何度だって燃やし尽くすッ」",
"399001012_74": "「現実改変はッ!」",
"399001012_75": "「錬金術の範疇ではないワケダッ!」",
"399001012_76": "「……」",
"399001012_77": "「……」",
"399001012_78": "「――ッ!?",
"399001012_79": " あの、2人はッ!!」",
"399001012_80": "「これは……",
"399001012_81": " 気絶しているワケダ」",
"399001012_82": "「……あら、手なんて繋いじゃって。\\n 仲良くなったみたいね」",
"399001012_83": "「……この状況で……\\n 随分と平和な顔で寝ているな」",
"399001012_84": "「気が抜けるワケダ」",
"399001012_85": "「世界の崩壊は止まっているワケダ。\\n ……どこまで世界は再構築されたワケダ」",
"399001012_86": "「あの詐欺のような術式が、\\n 再構築などと呼べるかどうか」",
"399001012_87": "「もはや我々が新しく作り出した世界……、\\n 新たな<ruby=みらい>未来</ruby>なのかもしれん」",
"399001012_88": "「ん……」",
"399001012_89": "「くッ……ここは……」",
"399001012_90": "「あら、オハヨ♪\\n 人とも目を覚ましたみたいね」",
"399001012_91": "「えっ、と……",
"399001012_92": " あッ!!」",
"399001012_93": "「せ、世界はッ!?\\n わたしたちの世界はどうなったんですかッ」",
"399001012_94": "「……レイラインに異常は感知できない。空間になんの歪みもない。\\n いったいこれは……何が起きている」",
"399001012_95": "「それはあーしたちのセリフでもあるわよ。\\n あの自称王様はどうしたの」",
"399001012_96": "「……またいつか、生まれて来てくれると思います。\\n だから、わたし――」",
"399001012_97": "「今度は、\\n あんな悲しい想いを抱く前に、きっと……」",
"399001012_98": "「それで?\\n 分解されていた全てが、元に戻って……」",
"399001012_99": "「いや、これは――」",
"399001012_100": "「んー。\\n 話せば長くなっちゃいそうだし……」",
"399001012_101": "「あなたに納得してもらうのって、\\n ちょーっとめんどくさそうなのよねえ」",
"399001012_102": "「恋も識らないお子様なわけだし」",
"399001012_103": "「な……ッ!?」",
"399001012_104": "「ま、それでもあえて一言二言で言うのであればぁ……\\n 偽を真と騙るのはあーしのオハコ」",
"399001012_105": "「あーしの愛が、全部救ったってことでッ!」"
}