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"399000312_0": "「倒さない方が面倒だな……ッ!",
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"399000312_1": " 動きは止めた、やれッ!」",
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"399000312_2": "「任せなさいなッ!\\n 錬金術師も、女も男も――結局、最後は度胸なのよッ!!」",
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"399000312_3": "「ヒトをその『誰か』として構成する要素――\\n 想い出1つだって、取りこぼしたりするもんですかッ!!」",
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"399000312_4": "「……できた……」",
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"399000312_5": "「これは……ッ!?」",
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"399000312_6": "「ヒトに――『あの親子』に戻すのはリスクが大きかったから、\\n ノイズになる手前……分解されたばかりの状態を維持してみたの」",
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"399000312_7": "「物質的にも、錬金術の視点でも劣化はないはずよ」",
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"399000312_8": "「――オレが想定したよりも、余程洗練された術式だ。\\n 錬金術師協会幹部は伊達ではないな……」",
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"399000312_9": "「お褒めの言葉をありがと。",
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"399000312_10": " もう、あーしはアドリブって得意じゃないのよ……」",
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"399000312_11": "「ぐッ……」",
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"399000312_12": "「……術式の反動か?」",
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"399000312_13": "「そうね、あーしがやるには術式が繊細過ぎたかも?\\n とんでもない負荷があるわ」",
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"399000312_14": "「サンジェルマンとプレラーティは、\\n 複数の人質を継続して再構築しているみたいだから……」",
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"399000312_15": "「状況はあーしたちとは違うでしょうけど、\\n 消耗は冗談じゃ済まないはずよ」",
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"399000312_16": "「……その状況下で、あの爆発。\\n 更に何かしようとしたのよね、きっと」",
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"399000312_17": "「尊敬するわ、ほんと」",
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"399000312_18": "「やつらの作った機会、\\n 活用できなかったのはオレの失策だな……」",
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"399000312_19": "「ノイズにされた人を放っては置けなかったでしょ。",
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"399000312_20": " サンジェルマンたちも文句は言わないわ」",
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"399000312_21": "「……失態は結果で取り返す。\\n 奴はあの城だ、すぐに向かう――」",
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"399000312_22": "「――ッ!?」",
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"399000312_23": "「チフォージュ・シャトーの実像が、ブレて……ッ!?」",
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"399000312_24": "「き、消えちゃうッ!?\\n それともチフォージュ・シャトーにあったステルス機能ッ!?」",
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"399000312_25": "「隠れたところでッ!\\n 離脱させるものかッ!」",
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"399000312_26": "「あの城の底部には、オレが後付けした移動機関があるッ!\\n 破壊して足止めするくらいなら、ここからでもッ!!」",
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"399000312_27": "「あんた、あの城にそんなカスタマイズしてたのッ!?」",
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"399000312_28": "「――ッ!?\\n すり抜けただと……ッ!?」",
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"399000312_29": "「チフォージュ・シャトーが、消えちゃった……ッ!」",
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"399000312_30": "「見えなくなったわけじゃない……\\n 本当の意味であの場から消え失せたんだわ……」",
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"399000312_31": "「くそッ!\\n 全てが振り出しか……」",
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"399000312_32": "「いいえ、敵の正体はわかったわ」",
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"399000312_33": "「報告しましょ。\\n 何か知っているかもしれないしね、秘密主義の局長なら」"
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