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2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"395000111_0": "事象『No. 1248809942.』経過観察",
"395000111_1": "観測記録 No. 1248809942.",
"395000111_2": "宇宙生命体『ギギ』に纏わる事象が『スヴォル』世界にて発生。",
"395000111_3": "シンフォギア装者は、これを鎮圧。",
"395000111_4": "この件に対応した装者は、",
"395000111_5": "『ギャラルホルン』より立花響、小日向未来。",
"395000111_6": "『ドラウプニル』より天羽奏。",
"395000111_7": "『スヴォル』での事象終息より、",
"395000111_8": "現地時間において、147時間と31分後――",
"395000111_9": "「なるほどね……『並行世界』の在り方に\\n 変化が起こりつつあるかもしれない」",
"395000111_10": "「私だけれど私じゃない、\\n その『櫻井女史』はそう言ったと……興味深いわねえ」",
"395000111_11": "「ああ。こっちの世界や、\\n 他の並行世界でも隕石騒動のついでに何かなかったか――」",
"395000111_12": "「いや、『これから』何かあるかもしれないと\\n 考えてるみたいだった」",
"395000111_13": "「幸か不幸か、\\n この世界では今のところ表立った事件はないが……」",
"395000111_14": "「並行世界――『<ruby=パラレルワールド>可能性の世界</ruby>』であるからこそ、\\n 今後起きるかもしれないということね」",
"395000111_15": "「……こう言うのも今更な話ではあるが、俺たちは\\n 『並行世界』というものについて、あまりにも無知だ」",
"395000111_16": "「この世界で<ruby=うしな>喪</ruby>った、翼――\\n 彼女が生きていた並行世界からの、装者たちの訪れ」",
"395000111_17": "「それを契機に、彼女たちに幾度も救われながら。\\n そして、互いに支え合えるようになって尚、な」",
"395000111_18": "「未だにこの世界では見つかっていない\\n ギャラルホルンについても、そうね」",
"395000111_19": "「世界蛇に対抗するため、古来より存在した――\\n というくらいしか、確固たる情報がないもの」",
"395000111_20": "「並行世界を越える……」",
"395000111_21": "「各世界間に存在している次元の狭間を渡る……\\n そんなトンデモをやってのける聖遺物よ」",
"395000111_22": "「他の聖遺物とは、まるで別物だわ」",
"395000111_23": "「別物……そういや、今まで考えたことがなかったけど、\\n ギャラルホルンって他の世界でも見つかっていないのか」",
"395000111_24": "「あたしのガングニールなんかは、別の並行世界でも、\\n いくつか存在するわけだけど……」",
"395000111_25": "「ええ。何が何に干渉して、\\n 並行世界はこれだけの多様性を見せているのか……」",
"395000111_26": "「俺たちは、そこに秘められている真実に\\n 目を向けねばならん時期に来ているのかもしれないな……」",
"395000111_27": "「……」",
"395000111_28": "「とはいえ、\\n そんな難問は今日明日で片付くようなものじゃないわ」",
"395000111_29": "「だからまずは、\\n 奏ちゃんの持ってきてくれた問題を解決しましょうか」",
"395000111_30": "「ああ、そうだな。",
"395000111_31": " この世界でも『宇宙生命体』が出現するかどうか、か」",
"395000111_32": "「さらに言えば、その母船……\\n マザーシップもだな」",
"395000111_33": "「ふむ……」",
"395000111_34": "「現状、専門の研究機関に収められた隕石に、\\n 何が起こったという話も聞いていない」",
"395000111_35": "「今、俺たちができることは、\\n 有事に備え、いつも通り全力で日々を過ごすことだな」",
"395000111_36": "「それって、つまり――」",
"395000111_37": "「パトロール、ってことなんだけどさ。\\n まあ、拍子抜けするくらい、いつも通りだな」",
"395000111_38": "「なるほど、それで……」",
"395000111_39": "「報告にやってきた途端、\\n 『一緒にきてくれッ』なんてことに……」",
"395000111_40": "「いったい何が起こったのかと思いましたけど。",
"395000111_41": " フフ、何も起こっていなくてよかったです」",
"395000111_42": "「ハハ……悪かった。\\n どうにも気が急いちまってね」",
"395000111_43": "「もちろん、このまま何も無いのが1番なんだけど。\\n もし、この世界のあいつが護れるなら、ってさ」",
"395000111_44": "「……ギギのことですね」",
"395000111_45": "「……もちろん、ギギはギギだ。あいつの代わりはいない。\\n 人と同じで、やり直しなんてできっこない」",
"395000111_46": "「でも……」",
"395000111_47": "「奏さん……\\n わたしも、同じ気持ちです」",
"395000111_48": "「もし、この並行世界にもギギがやってきて、\\n 戦うことに命を賭そうとするのなら……」",
"395000111_49": "「わたしたちは、それを助けたい。\\n そうですよね」",
"395000111_50": "「ああッ!」",
"395000111_51": "「っと……本部から通信か。",
"395000111_52": " あたしだ。何かあったのかッ!?」",
"395000111_53": "「2人のいるポイントから北北西に2キロ、\\n イズの反応だッ 直ちに現場に急行してくれッ」",
"395000111_54": "「了解、任されたッ!!」",
"395000111_55": "「Croitzal ronzell gungnir zizzl――」",
"395000111_56": "「Rei shen shou jing rei zizzl――」",
"395000111_57": "「この前は、そっちのダンナに\\n 活躍を奪われちゃったからね」",
"395000111_58": "「ギギから託されたこの力……\\n せめて、この世界で活かしてみせるッ」",
"395000111_59": "「はいッ!\\n 護りましょう、わたしたちでッ」"
}