xdutranslations/Missions/event087/394001011_translations_jpn.json
2024-12-22 15:59:32 +03:00

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JSON
Raw Blame History

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{
"394001011_0": "果てより彼方へ",
"394001011_1": "「政府から連絡。今後の対策のため、\\n 異星の通信データを翻訳する手順をまとめて欲しいそうです」",
"394001011_2": "「うちの機械で解析できるんだから問題ないでしょう。\\n 余計なことに首を突っ込むなと言っておきなさい」",
"394001011_3": "「博士、F.I.S.からの要請です。\\n 宇宙生命体の子機を、こちらにも提供して欲しいと……」",
"394001011_4": "「凡人たちでは貴重な素材を無駄にするだけッ!\\n 適当な残骸でも送りつければいいでしょうッ」",
"394001011_5": "「司令、許可なく地球外文明との交渉を行ったことについて、\\n 国連より抗議と確認が……」",
"394001011_6": "「あくまでも市民を護っただけだと言え。\\n 交渉を行った事実はないとなッ」",
"394001011_7": "「い、忙しそうだね……」",
"394001011_8": "「わたしたちに何か手伝えることは……」",
"394001011_9": "「ここからは俺たちの仕事だ。\\n むしろ今こそが、君たちの帰還するチャンスだな」",
"394001011_10": "「母船が地球から退避した今、\\n 世界中の目が宇宙に向いているわ」",
"394001011_11": "「この瞬間を逃したら、\\n また二課が狙われるわよ」",
"394001011_12": "「あのスーツを着た超人は誰だ……なんて調査が入るのも、\\n もうまもなくのはずね」",
"394001011_13": "「そいつは遠慮願いたいな」",
"394001011_14": "「じゃあわたしたちは、\\n ギャラルホルンのゲートから帰還します」",
"394001011_15": "「ああ、そっちの世界まではあたしも一緒だね」",
"394001011_16": "「また来ますッ!",
"394001011_17": " その時、ギギについてもっとわかっていたら……教えてください」",
"394001011_18": "「……仕方のない子。",
"394001011_19": " わかったわ、覚えていたらね」",
"394001011_20": "「後はあなたね。さっさと帰らないと、\\n 新型デュプリケイターには制限時間があるんでしょう」",
"394001011_21": "「ああ……。しかしこのRN式ヒーロースーツ、\\n 本当に持ち帰っていいものなのか……」",
"394001011_22": "「シンフォギアを必要とせず、ノイズと戦える装備。\\n 俺たちの世界のバランスすらも崩しかねない技術だが……」",
"394001011_23": "「こっちに置いていかれて、\\n 未申請のRN式が見つかるのも面倒なのよ」",
"394001011_24": "「それにガングニールで戦いたがる誰かさんと違って、\\n あなたはもう少し大人しくできるでしょう」",
"394001011_25": "「自分の世界でなら――ね?」",
"394001011_26": "「ぐ……そうだな、\\n 今回のように浮かれることはないさ」",
"394001011_27": "「わかった。このスーツは預からせてもらおう。\\n どうしても必要な時にだけ力を借りるつもりだ」",
"394001011_28": "「ええ。もう少しでも力があったなら――。\\n そんな後悔がないようにしなさい」",
"394001011_29": "「この先に、俺が力を求める機会があると?」",
"394001011_30": "「新型デュプリケイターの開発を急いだ裏には、\\n 復活したベアトリーチェへの対抗策、という意図があるはずよ」",
"394001011_31": "「APPLEは何か掴んでる様子だったけど、\\n 具体的なことは話そうとしなかったわ」",
"394001011_32": "「でも、きっと戦いの日は近い。\\n あなたの出番もあるかもしれない」",
"394001011_33": "「…………1つ、聞かせてくれるか?」",
"394001011_34": "「何かしら?」",
"394001011_35": "「今回の事件、\\n 君はどこまで予想していた」",
"394001011_36": "「――どこまでとは、\\n どういう意味かしら」",
"394001011_37": "「俺たちが救援要請に応じたのは、\\n 世界の危機だと訴えられたからだ」",
"394001011_38": "「異星の母船はまぎれもなく世界の危機だった。\\n しかし最初に逃げ惑っていたギギはどうだ」",
"394001011_39": "「君が世界の危機と呼ぶには、\\n どうにも可愛い相手だったと思わないか」",
"394001011_40": "「……暴れる異星人を可愛い危機と呼ぶのは、\\n あなたぐらいなんだけどね」",
"394001011_41": "「君とて変わらんだろう。\\n 俺たちを呼んだことには、何か別の目的があった――違うか」",
"394001011_42": "「さて、どうかしら」",
"394001011_43": "「新型デュプリケイターの試験か、ヒーロースーツのテストか、\\n ただあの子たちの顔が見たかったか――好きに判断しなさい」",
"394001011_44": "「全ては私の予定通りだった。\\n そう思ってくれても別に構わないわ」",
"394001011_45": "「――そうか。\\n ならば詳しいことは聞くまい」",
"394001011_46": "「いいの? 自分で言っておいてなんだけど、\\n APPLEよりも怪しいんじゃないかしら」",
"394001011_47": "「君もまた、ギギの犠牲には胸を痛めていた。\\n それだけで信頼に値するさ」",
"394001011_48": "「それに……、\\n できる女には秘密があるものだろう」",
"394001011_49": "「……フフ、そうかもね」",
"394001011_50": "「ではな。\\n もしも新たな危機が起きたなら、いつでも声をかけてくれ」",
"394001011_51": "「ええ――。",
"394001011_52": " またいずれ、ね。……弦十郎くん」",
"394001011_53": "「――――。",
"394001011_54": " ああ……また、な」"
}