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2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"394000121_0": "「ここが、S.O.N.G.なのだな?」",
"394000121_1": "「わたしが連れてきたのは、こっちの師匠ですッ!",
"394000121_2": " ……あれッ!? じゃあこの人は師匠じゃないッ!?」",
"394000121_3": "「離れてください、響さんッ!\\n まだ相手の正体がわかっていませんッ」",
"394000121_4": "「本部のデータを確認ッ!\\n つい先程、響さんと共に司令の乗船記録がありますッ」",
"394000121_5": "「S.O.N.G.の生体認証はこの方を、\\n 風鳴弦十郎、司令本人であると認識していますッ」",
"394000121_6": "「変装でも、幻覚でもない。\\n まぎれもなく俺だというわけか……」",
"394000121_7": "「全員、あいつに近づくな。\\n 手前勝手な話だが、それなりに危険な男だぞ」",
"394000121_8": "「それなり、なんて次元じゃないですよッ!」",
"394000121_9": "「ですが、彼は明らかに重症です。\\n 傷はどれも外傷、何者かの攻撃を受けたと考えられます」",
"394000121_10": "「ああ、仔細はわからないが、\\n まずは治療が優先だ」",
"394000121_11": "「何者かは知らんが、お前が暴れても俺が抑える。\\n 大人しく処置を受けろ」",
"394000121_12": "「…………」",
"394000121_13": "「まさか、聞こえていないのか?」",
"394000121_14": "「非戦闘員を護り、前に立つ気配が1人。\\n お前が……この世界の風鳴弦十郎だな」",
"394000121_15": "「目も見えていない……?",
"394000121_16": " 意識がはっきりとしていないのか」",
"394000121_17": "「そして、『この世界の』と言ったか……?\\n まさか……」",
"394000121_18": "「……少し目が覚めてきたところだ。\\n どうやら間違いなく俺のようだな」",
"394000121_19": "「こちらも同感だが……。\\n お前はいつ、どこの風鳴弦十郎だ 何を目的にここへ来た」",
"394000121_20": "「細かい話は後だ。\\n お前に……俺に、こいつを託す」",
"394000121_21": "「これは……」",
"394000121_22": "「デュプリケイターは知っているな? その新型だ。\\n これを使えば装者以外も並行世界への移動が可能となる」",
"394000121_23": "「デュプリケイターの……ッ!?\\n もしや、APPLEが開発していた新型のことかッ」",
"394000121_24": "「じゃあ2人目の師匠は……\\n 並行世界の師匠なんですかッ」",
"394000121_25": "「その声は……響くんか。\\n 俺をここまで連れてきてくれて、助かった。感謝する」",
"394000121_26": "「いえ、そんな……」",
"394000121_27": "「察しの通り、俺はこの世界の人間ではない。\\n 装者のいない世界の風鳴弦十郎――と言えば、伝わるか」",
"394000121_28": "「ええッ!?\\n じゃあ、了子さんの世界の師匠ッ」",
"394000121_29": "「あの世界の俺、か……。",
"394000121_30": " 何があった? どうしてこの世界に?」",
"394000121_31": "「救援要請だ。\\n どうか俺たちの世界を護るため……力を、貸して欲しい……」",
"394000121_32": "「――ッ!!」",
"394000121_33": "「ギャラルホルンのアラートは鳴っていない……\\n つまり、カルマイズとは別の危機が……」",
"394000121_34": "「シンフォギア装者がいない。\\n だから弦十郎さんが動くしかなかったんですね」",
"394000121_35": "「であれば、APPLEの新技術……デュプリケイターフェイクが\\n 完成していたことは僥倖でした」",
"394000121_36": "「いいや、そうじゃない。\\n 俺が動くべき場面だったのだ」",
"394000121_37": "「世界を救うのは、あの世界に生きる俺たちの役目だ。\\n それでも力が足らず救援を求める必要があった」",
"394000121_38": "「ならば二課の司令である俺自身が、\\n 責任を持ってこの場へ出向かなければならん……」",
"394000121_39": "「トップ自ら、救援要請に来たか……」",
"394000121_40": "「お前も同じだろう、この世界の風鳴弦十郎ッ!",
"394000121_41": " そのデュプリケイターで……俺たちの世界を……ぐッ!」",
"394000121_42": "「おいッ!\\n しっかりしろッ」",
"394000121_43": "「頼ん、だぞ……」",
"394000121_44": "「く……ッ!\\n 救護室に運び、直ちに処置をッ」",
"394000121_45": "「運ぶのはわたしがッ!」",
"394000121_46": "「……。",
"394000121_47": " だが……すまない、俺よ」",
"394000121_48": "「危機に際し、自分自身が先頭に立つ。\\n 俺とて何度そうしたいと思ったことか」",
"394000121_49": "「……デュプリケイターフェイク、か。\\n 装者でなくとも、並行世界への移動を可能とする装置……」",
"394000121_50": "「これがあれば、確かに俺自身が並行世界へ向かい、\\n 直接協力することもできる……」",
"394000121_51": "「だが……」",
"394000121_52": "「S.O.N.G.司令としての責任を忘れ、\\n 安易に本部を離れるわけにはいかんッ」",
"394000121_53": "「すぐに装者を派遣するッ!\\n 動ける者へ連絡を取ってくれッ」",
"394000121_54": "「……」",
"394000121_55": "「……?」",
"394000121_56": "「どうした、2人とも。\\n 時間は無駄にできんぞ」",
"394000121_57": "「……私たち、\\n 以前から考えていたことがあります」",
"394000121_58": "「ええ、そうなんですよね。\\n で、多分、今がそれを伝えるに最適なタイミングかと……」",
"394000121_59": "「単刀直入に言います。\\n 司令自ら、並行世界に渡ってはくれませんか」",
"394000121_60": "「な……ッ!?」",
"394000121_61": "「俺たちは、いつも装者の皆から情報を得ています。\\n そこに不足がある、わけではないですが――」",
"394000121_62": "「司令自身が『並行世界』というものを身をもって知ることで、\\n 新しく得られる知見があるかもしれない」",
"394000121_63": "「それは間違いなく、\\n 皆を助ける新たな力であるはずです」",
"394000121_64": "「お前たち、そんなことを考えていたのか……。\\n だが……」",
"394000121_65": "「仰りたいことは、わかるつもりです。\\n 司令として、ここを離れるわけには……ですよね」",
"394000121_66": "「ですが、司令として知るべきことを知るために、\\n とは考えられませんか……」",
"394000121_67": "「それは……」",
"394000121_68": "「加えて……司令。\\n ずっと『行きたいッ』って顔をしてますよ」",
"394000121_69": "「俺が、俺から託されたのだ。行きたいと感じるのは当然だ。\\n しかし、やはり感情に任せて動くなど、大人として許されん」",
"394000121_70": "「S.O.N.G.司令としての本分を、\\n 忘れるわけにはいかないだろう……」",
"394000121_71": "「S.O.N.G.にとって司令は絶対に必要な存在です。\\n だからこそ、新たな知見を得ることに大きな意義があるんです」",
"394000121_72": "「装者の皆にだけ、背負わせないように。\\n 私たちが――司令が、共に戦い続けるために」",
"394000121_73": "「ここ数週間のデータから、\\n この世界は言ってみれば『凪』の状態にあると思われます」",
"394000121_74": "「大きな事件が起きる可能性は低い。\\n 司令が動くのなら、理想的なタイミングです」",
"394000121_75": "「今まで報告で聞くだけだった並行世界を、\\n 司令自らが訪れ、確認することができるんです」",
"394000121_76": "「その経験は必ずこの世界の役に立ちます。",
"394000121_77": " なら、サポートをするのも俺たちの仕事ですよ」",
"394000121_78": "「スケジュールは……しばらくは問題はなさそうです。\\n 短期間であれば、司令の不在を誤魔化せると思いますよ」",
"394000121_79": "「司令は働きすぎで救護室送りとしておきます。\\n ありえない話ですが、仕事量を考えればむしろ自然ですから」",
"394000121_80": "「けれど、できるだけ早く無事に戻ってください。\\n 司令の代わりなんて、そうそう務まる人はいないんですから」",
"394000121_81": "「お前たち……」",
"394000121_82": "「早々に世界の危機を解決し、並行世界を知り、\\n なおかつ、とっとと戻って来い――か」",
"394000121_83": "「無茶を言ってくれる部下たちだ」",
"394000121_84": "「ご不満ですか?」",
"394000121_85": "「最高に決まっているッ!\\n ならば俺も、その期待に応えよう」",
"394000121_86": "「響くんと……現状で動ける装者をもう1人合流させてくれ。\\n エルフナインくんの確認を待って、出発だ」",
"394000121_87": "「俺自ら、並行世界へ渡るッ!」",
"394000121_88": "「了解しましたッ!」"
}