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"391000812_0": "「誰かに作られただけの『立花響』が、\\n わたしたちに勝てると思わないでッ！」",
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"391000812_1": "「本物の『立花響』は――\\n もっと、ずっと、腹が立つくらい強かったわよッ！！」",
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"391000812_2": "「……ッ！」",
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"391000812_3": "「――ギンはッ！？」",
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"391000812_4": "「駄目ですッ！\\n どこにもいない……ッ！」",
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"391000812_5": "「――待ってッ！\\n エレクライトが……反応してるッ！」",
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"391000812_6": "「この感じ……最初に感じたものと同じだ。\\n 『戦うべき相手が、そこにいるぞ』って……」",
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"391000812_7": "「本当だ……。",
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"391000812_8": " かすかに、だけど……わたしのギアも」",
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"391000812_9": "「ひょっとして……、\\n この反応の先にギンくんがいるのかな……？」",
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"391000812_10": "「……無い話じゃないわね」",
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"391000812_11": "「あの子の言葉を借りれば、『<ruby=プロタゴニスタ>主人公</ruby>』たるギアが、\\n 『<ruby=アンタゴニスタ>敵対者</ruby>』の居場所を、伝えようとしているのかも……」",
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"391000812_12": "「行こうッ！\\n ギンが待っている場所にッ！」",
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"391000812_13": "「でも、このままじゃ……\\n ギンくんに会ったら、きっと戦いになる」",
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"391000812_14": "「『<ruby=プロタゴニスタ>主人公</ruby>』と『<ruby=アンタゴニスタ>敵対者</ruby>』。\\n その役割の通りに、戦うしかないの？」",
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"391000812_15": "「……そんなのは違うよ。",
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"391000812_16": " ううん、違うんじゃない……」",
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"391000812_17": "「『物語』だから、決められた役割だから、\\n 戦わないといけないなんて……そんなの、嫌だッ！！」",
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"391000812_18": "「ヒビキ……」",
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"391000812_19": "「だからわたしたちは、\\n このチカラを御さなきゃいけないんだ」",
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"391000812_20": "「わたしたちは『<ruby=プロタゴニスタ>主人公</ruby>』なんかじゃない。\\n ただの立花響に、小日向未来。マリア・カデンツァヴナ・イヴだって」",
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"391000812_21": "「それを改めて教えてくれた『ギン』に、\\n それを伝えなきゃいけないんだ……ッ！」",
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"391000812_22": "「だから、行こうッ！\\n ギンが待っている場所にッ！」",
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"391000812_23": "「この<ruby=想い>胸の歌</ruby>を、届けにッ！！」"
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