xdutranslations/Missions/event084/391000311_translations_jpn.json
2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"391000311_0": "とある世界にて",
"391000311_1": "「エルフナインちゃんッ!\\n 『書物』に、動きがあったって本当ッ」",
"391000311_2": "「はい。『書物』のページに、急に文字が浮かび上がりました。\\n その文字列を、モニターに表示しますね」",
"391000311_3": "「これは……古代シュメール文字?",
"391000311_4": " いえ、似ているようで違う……初めて見る文字だわ……」",
"391000311_5": "「世界中のみならず、\\n 歴史上のあらゆる文字と照合しましたが――」",
"391000311_6": "「該当する文字はなし。\\n 地球上の言語とは考えられません」",
"391000311_7": "「読めない未知の言語……。\\n 暗号解読よりもキツい仕事になりそうだ」",
"391000311_8": "「はい……けれど、これは間違いなく\\n 『書物』を紐解く重大なヒントです」",
"391000311_9": "「未来さんたちを助けるためなら、\\n 未知の言語だろうと、必ず解析してみせますッ」",
"391000311_10": "「ああ、よろしく頼む」",
"391000311_11": "「…………」",
"391000311_12": "「む……どうした?\\n 何か気になることがあるのか」",
"391000311_13": "「あ、いえ……。",
"391000311_14": " さっき、未知の言語って言ってましたよね……?」",
"391000311_15": "「ああ。実際、読めないだろう?\\n まるで出鱈目な記号の羅列のようだ……」",
"391000311_16": "「え、えーと……。\\n その、わたし――」",
"391000311_17": "「そこに書かれている文字、\\n 読めちゃうん……ですけど……」",
"391000311_18": "「な……\\n なんだとぉッ」",
"391000311_19": "「え、ええとですねッ!\\n 最初は、『むかしむかし』って書いてあって……」",
"391000311_20": "「なんて言うんでしょう、\\n 昔話……『物語』みたいな……」",
"391000311_21": "「……続けてください、響さん。\\n これは、重要な手がかりになるはずです……ッ」",
"391000311_22": "「……ふぅ。\\n 今読んだのが、このページに書かれている全部です」",
"391000311_23": "「ありがとうございます」",
"391000311_24": "「未知の言語ではありますが……\\n 文節があるのだろうことは、字列を見ていて予測がつきます」",
"391000311_25": "「そして、響さんが読み上げる内容は、\\n それに即している……」",
"391000311_26": "「内容……っていうより、\\n この文字を理解できるのは、響ちゃんだけみたいだね」",
"391000311_27": "「ほ、本当にみなさんには読めないんですか……?\\n わたし、普通に読めちゃうから、全然実感できないんですけど」",
"391000311_28": "「ええ、まったく謎の記号を見ている気分よ」",
"391000311_29": "「それにしても『むかしむかし』だなんて……\\n この『書物』に書かれているのは物語だとでもいうの……」",
"391000311_30": "「理由や詳細は依然不明ですが……響さんが『読めている』と\\n 仮定して、調査を進めましょう」",
"391000311_31": "「記録をするので、\\n 次のページから、読み上げて頂けますか」",
"391000311_32": "「任せてッ!\\n えーとね――……」",
"391000311_33": "「――ッ!? 待ってくださいッ!\\n 正体不明の反応を検知ッ」",
"391000311_34": "「これは――ッ!?\\n 『書物』の中から、何かが出て来ようとしてますッ」",
"391000311_35": "「そんなッ!?\\n 急にどうしてッ」",
"391000311_36": "「『書物』を読もうとした瞬間に、この反応……?」",
"391000311_37": "「まさか、『読む』という行為が、\\n 何かしらの干渉と判断された……ッ」",
"391000311_38": "「な……ッ!?\\n ス、スサオッ」",
"391000311_39": "「全並行世界の防衛システム……ガーディアンであるスサノオが、\\n どうして『書物』の中からッ」",
"391000311_40": "「――ッ!」",
"391000311_41": "「考えるのは後だッ!\\n 明らかに敵意を感じるッ」",
"391000311_42": "「みんなは下がってくださいッ!」",
"391000311_43": "「Balwisyall nescell gungnir tron――」",
"391000311_44": "(ここで戦うわけにはいかない……ッ!\\n 戦える場所に、誘導しないとッ",
"391000311_45": "「おまえの相手は、わたしだッ!」",
"391000311_46": "「――ッ!」",
"391000311_47": "「おまえがなんだろうと……\\n みんなには、指一本触れさせないッ」"
}