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"355000922_0": "「フハハハッ! 素晴らしい、\\n 素晴らしいぞッ、この力ッ!」",
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"355000922_1": "「これで、錬金術師の殲滅という悲願も成るッ!」",
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"355000922_2": "「貴様、人類すべてが標的ではなかったのかッ!?」",
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"355000922_3": "「わたしの力の源は人の意志。\\n 人類を滅ぼすなどもってのほかだ……ッ!」",
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"355000922_4": "「だが、忌々しい錬金術師は……」",
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"355000922_5": "「恐れたのだね、錬金術師の可能性を」",
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"355000922_6": "「パパに見破られた、あの時から……」",
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"355000922_7": "「そうとも。だからこそ、始末したのだよ。\\n 愚かな街の住民どもを焚き付けてな」",
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"355000922_8": "「住民ども……?」",
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"355000922_9": "「それは……まさか……ッ!」",
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"355000922_10": "「貴様の父と違って、連中を扇動するのは\\n いとも容易いことだったぞ」",
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"355000922_11": "「人間とは、実に愚かな生き物だ」",
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"355000922_12": "「これまで様々な疫病から救ってきた恩人を\\n 自ら炎の中へと焚べるのだからなッ!」",
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"355000922_13": "「よくも……よくも、パパを……ッ!」",
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"355000922_14": "「ぬるいな。人の力が、悪魔に通じるとでも思ったか。\\n 誰も彼も、圧倒的な力の前に滅してゆくのだ」",
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"355000922_15": "「悪魔もどき風情が調子に乗るなよッ!」",
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"355000922_16": "「今のわたしは悪魔そのものなのだ。\\n それは、お前自身がよくわかっているはずッ!」",
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"355000922_17": "「それとも、貴様の父は、そして仲間たちは、\\n 貴様の言う悪魔もどきとやらに謀殺されたのか?」",
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"355000922_18": "「それは……ッ!」",
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"355000922_19": "(マズイね、このペースは。\\n 飲み込まれているね、ヤツの口車に)",
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"355000922_20": "「死ねッ! 貴様も父親の下へと送ってやるッ!」",
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"355000922_21": "「……ッ!」",
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"355000922_22": "「誰だ、邪魔をする者は」",
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"355000922_23": "「お前たちは――」",
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"355000922_24": "「サンジェルマンッ!」"
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