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"355000411_0": "勝ち目のない戦い",
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"355000411_1": "「もうッ! 今さら謝ったって、\\n 協会トップの座には座らせないんだからねッ!」",
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"355000411_2": "「サンジェルマンが繰り上げ当選。\\n アダムは我々の部下になってもらうワケダ」",
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"355000411_3": "「私はそのような器ではない。\\n アダム、やはりあなたに戻ってきてもらわねばな」",
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"355000411_4": "「残念だけど受けられないね、その話は。\\n 店じまいだからね、錬金術師協会そのものが」",
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"355000411_5": "「まーったく、自分で作っておきながら\\n 自分でやめちゃうなんて」",
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"355000411_6": "「責任感の欠片もないワケダ」",
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"355000411_7": "「責任感ゆえだよ、終わらせるのは――ッ!」",
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"355000411_8": "「マズイ、来るぞッ!」",
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"355000411_9": "「わかってる……ッ!」",
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"355000411_10": "「やはり力づくの解決方法になるワケダ」",
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"355000411_11": "「助かるよ、最初から本気で来てくれて。\\n 嫌いだからね、弱い者いじめはッ!」",
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"355000411_12": "「きゃあんッ、本当に容赦ないのね」",
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"355000411_13": "「キャロルがあそこまで深手を負わされるワケダ」",
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"355000411_14": "「あの時は仕損じたけど……、\\n 逃しはしない、君たちはね」",
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"355000411_15": "「逃げるつもりはないッ!」",
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"355000411_16": "「ただ、聞かせてもらおうか、\\n 心変わりの理由をッ!」",
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"355000411_17": "「何のためかな、これから死にゆくのに」",
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"355000411_18": "「冥土の土産、とでも思ってくれていい」",
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"355000411_19": "「殊勝なことだね、その心意気はッ!」",
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"355000411_20": "「くッ――」",
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"355000411_21": "「創造主とやらの命令で、\\n 錬金術師協会を、いや人類すべてを潰そうとしているそうだな」",
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"355000411_22": "「間違いないよ、その認識で」",
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"355000411_23": "「その命令に不服はないのか?」",
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"355000411_24": "「無いよ。\\n 間違いなどないのだから、神の言葉にはッ!」",
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"355000411_25": "「何か、悪い宗教に目覚めちゃったみたいねえ」",
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"355000411_26": "「主義主張が全く逆転しているワケダ」",
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"355000411_27": "「その創造主とやらは、今どこにいる?」",
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"355000411_28": "「知る必要はない、それについてはね」",
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"355000411_29": "「まるで悪党の物言いだなッ!」",
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"355000411_30": "(そう簡単に会わせてはもらえないか。\\n 動かせる手駒があるうちは)",
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"355000411_31": "(ならば、本人が出張らなければならぬよう、\\n 手駒を潰すしかあるまい)",
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"355000411_32": "「カリオストロ、プレラーティ、\\n 結論が出た。聞いてくれるか」",
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"355000411_33": "「ええ。なんなりと」",
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"355000411_34": "「眼前の敵を戦闘不能に追い込む。\\n 手段は問わない」",
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"355000411_35": "「はーい、こっちは最初からそのつもりだったわよ」",
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"355000411_36": "「奇しくも、3人の思惑は一致していたワケダ」",
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"355000411_37": "「4人だ。\\n 僕もそう思っていたよ、君たちに対してね」",
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"355000411_38": "「ただし、生死問わずだ。僕の場合ねッ!」"
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