77 lines
5.8 KiB
JSON
77 lines
5.8 KiB
JSON
{
|
||
"339000241_0": "「グゥ……ウッ! ウゥアァ……」",
|
||
"339000241_1": "「え……」",
|
||
"339000241_2": "「<size=40>フィギュアアァァ――ッ!</size>」",
|
||
"339000241_3": "「なんだッ!? 急に叫びだして――」",
|
||
"339000241_4": "「フィギャァッ! フィギャァッ!\\n フィギャアアァァ――」",
|
||
"339000241_5": "「なんだかすごく苦しんでいるみたい……」",
|
||
"339000241_6": "「ええ……」",
|
||
"339000241_7": "「どこへ行くつもりなんデスかッ!?」",
|
||
"339000241_8": "「まずいッ! 向こうにはまだたくさん人がいるぞッ!」",
|
||
"339000241_9": "「止めないとッ――」",
|
||
"339000241_10": "「クソッ、オレも――」",
|
||
"339000241_11": "「今度は、そっちへ行ったぞッ!」",
|
||
"339000241_12": "「きゃあぁ――」",
|
||
"339000241_13": "「ダメッ! 間に合わないッ!」",
|
||
"339000241_14": "「く――ッ!」",
|
||
"339000241_15": "「マリア――ッ!」",
|
||
"339000241_16": "「これは一体どういうことなんだ……?」",
|
||
"339000241_17": "「えッ――、\\n あなたは……?」",
|
||
"339000241_18": "「来てくれたんですかッ!」",
|
||
"339000241_19": "「そこにいる一般人は大丈夫か?」",
|
||
"339000241_20": "「え、ええ……無事よ」",
|
||
"339000241_21": "「ならば、さっさと避難させろ。邪魔だ」",
|
||
"339000241_22": "「邪魔って……そんな言い方――」",
|
||
"339000241_23": "「何がどうなったデスかッ?」",
|
||
"339000241_24": "「あの人も科学特捜隊の人なの?\\n 警告もなくイフロ星人を斬り捨てたよッ!?」",
|
||
"339000241_25": "「ウルトラマンのスーツに似たあの姿は――」",
|
||
"339000241_26": "「そうだ。あの人はオレの仲間……、\\n 通称、セブンだ」",
|
||
"339000241_27": "「イフロ星人、倒れたまま動かないデス……。\\n もしかして今の一撃で――」",
|
||
"339000241_28": "「ヤバい、諸星さんがこっちに来る……」",
|
||
"339000241_29": "「小僧、何をやっているんだ……?」",
|
||
"339000241_30": "「えっと……それは……」",
|
||
"339000241_31": "「凶悪な異星人を前にして、\\n まさか戦意喪失というわけでもあるまい」",
|
||
"339000241_32": "「答えろッ! なぜ戦いの手を止めたッ!?」",
|
||
"339000241_33": "「いえ、その……相手も大人しくなったし……」",
|
||
"339000241_34": "「それがこの有様か。\\n すぐに身柄を取り押さえるか、息の根を止めろッ!」",
|
||
"339000241_35": "「す、すみません……ッ!」",
|
||
"339000241_36": "「あなた――どうしてッ!」",
|
||
"339000241_37": "「ん……何か用か?」",
|
||
"339000241_38": "「イフロ星人はいったん大人しくなったんです。\\n きっと、暴れた理由があったはずなのに――」",
|
||
"339000241_39": "「どうでもいい。僕は、人間に危害を加える、\\n 畜生以下の異星人を殺しに来ただけだ……ッ!」",
|
||
"339000241_40": "「――――ッ!」",
|
||
"339000241_41": "「何か文句があるのか?」",
|
||
"339000241_42": "「ふざけないでッ! いきなり殺すなんて……、\\n ひどすぎるッ!」",
|
||
"339000241_43": "「貴様こそ、なんの権利があって口出ししているッ!\\n さっきは妙な格好までしやがって……」",
|
||
"339000241_44": "「あの、諸星さんにはまだちゃんと紹介してないんですけど……、\\n 詳しい話は後で井手さんにでも聞いてもらえれば……」",
|
||
"339000241_45": "「興味ないと言っている。\\n こいつらが何者であろうと、僕の仕事に関係はない」",
|
||
"339000241_46": "「その言い方はなんなんデスかッ!\\n こっちは協力してあげたんデスよッ!」",
|
||
"339000241_47": "「邪魔しているようにしか見えなかったがな」",
|
||
"339000241_48": "「――なッ!!」",
|
||
"339000241_49": "「……無駄話はここまでだ。気づいていないのか?\\n まだ終わっちゃいないぞ――」",
|
||
"339000241_50": "「グゥ……フィギャ……アァ……」",
|
||
"339000241_51": "「生きてるわッ!」",
|
||
"339000241_52": "「良かったデスッ!」",
|
||
"339000241_53": "「まさか貴様ら……喜んでるのか?」",
|
||
"339000241_54": "「あなたこそ、本気で殺したかったの?」",
|
||
"339000241_55": "「それが仕事だ」",
|
||
"339000241_56": "「そうだろ、小僧ッ!」",
|
||
"339000241_57": "「えっと……そうですね……」",
|
||
"339000241_58": "「…………」",
|
||
"339000241_59": "「フィギャアァ……」",
|
||
"339000241_60": "「チッ、くだらない話に付き合ってる間に回復されたか」",
|
||
"339000241_61": "「待って。何をする気?」",
|
||
"339000241_62": "「決まっている。今度こそ、きっちりとトドメを刺す」",
|
||
"339000241_63": "「ちょっと待って――」",
|
||
"339000241_64": "「フィギャアアァァ――ッ!」",
|
||
"339000241_65": "「貴様は、この状況で放置しろと言うのか?\\n 地球人が大勢死ぬかもしれないんだぞッ!」",
|
||
"339000241_66": "「――だけどッ!」",
|
||
"339000241_67": "「フィギャアアァァ――ッ! イギャアアァァ――」",
|
||
"339000241_68": "「無差別に暴れまくってる……ッ!」",
|
||
"339000241_69": "「お願いだから……落ち着いて……」",
|
||
"339000241_70": "「フィギャアァッ! イギャアァ――ッ!\\n イギャアアアァァァ――」",
|
||
"339000241_71": "「これはさすがにシャレにならないデスよッ!」",
|
||
"339000241_72": "「チッ、行くぞ、小僧ッ!」",
|
||
"339000241_73": "「は、はい――ッ!」",
|
||
"339000241_74": "「止めないと……。\\n あの子をッ!」"
|
||
} |