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2020-05-15 23:42:43 +02:00

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Raw Blame History

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{
"337001011_0": "明日へテイクオフ",
"337001011_1": "シンフォギア装者の帰還から、10日後",
"337001011_2": "「――お、2人とも、いたいた~。\\n ぜんぜん新校舎の造りに慣れなくってさ」",
"337001011_3": "「生垣の葉っぱまみれですが、大丈夫ですか?」",
"337001011_4": "「たはは、ショートカットできるかなって思ったんだけど……\\n ショートカットのわたしだけに」",
"337001011_5": "「30点。しっかりしてよね、副会長。\\n 後輩たちにはカッコ悪いとこ見せられないんだからさ」",
"337001011_6": "「それにしても、思ったよりもずっと早く\\n 学校生活が再開されましたわね」",
"337001011_7": "「都心の廃校をまるまる政府で買い上げたうえ、\\n あっという間に改装しちゃうんだから、凄いもんだ」",
"337001011_8": "「代行の説明だと、\\n これもまた一連の事件の隠蔽工作の一環――」",
"337001011_9": "「国家転覆を企てて政府中枢に食い込んだアナキスト集団、\\n 『風鳴機関』の影響を刷新するためだと言ってたけれど……」",
"337001011_10": "「それすらも本当の事かどうか、\\n わたしたちには知る由ありませんものね……」",
"337001011_11": "「わからないと言えば、\\n 仰陽館の生徒を使って人体実験を行っていた理事長――」",
"337001011_12": "「風鳴訃堂の、その後の足取りも杳として不明……」",
"337001011_13": "「わたしたちの証言を元に代行たちが向かったものの、\\n その時にはもう、姿をくらませていたそうですね」",
"337001011_14": "「何者かが先んじて急行を報せた可能性も……\\n 政府内にはまだ、その息がかかった人間がまだ潜んで――」",
"337001011_15": "「…………」",
"337001011_16": "「…………」",
"337001011_17": "「竜の化石と、それから造られたメックヴァラヌス……\\n 何よりあの子たちから聞いた話を聞く限り――」",
"337001011_18": "「風鳴訃堂は、並行世界の存在と、\\n そこにあるシンフォギアの存在を知っていた事になる」",
"337001011_19": "「まだまだ、わからないことだらけか……」",
"337001011_20": "「幸い、彼らの手に陥落しかけたギャラルホルンは、\\n 再編成された二課にて厳重に管理されています」",
"337001011_21": "「並行する異なる世界に姿を消したわけではありません。\\n 同じ世界にいる以上、いつかきっと、追いつめて――」",
"337001011_22": "「すべての真相を明らかにできるかもしれないッ!」",
"337001011_23": "「――だよね?」",
"337001011_24": "「…………」",
"337001011_25": "「どうしたのですか?」",
"337001011_26": "「いや、たぶん、言葉以上に\\n 難しいんだろうなあと思ってさ」",
"337001011_27": "「ユミらしくもないッ!?」",
"337001011_28": "「そこは無理矢理にでもあげていくのが、\\n いつもの弓美さんではないでしょうか」",
"337001011_29": "「そうなんだけど……」",
"337001011_30": "「現実に明日を救うためには、\\n 夢とか憧れだけじゃ足りないってわかったから……」",
"337001011_31": "「…………」",
"337001011_32": "「ここから先に延びるのは、\\n どこへ続く道なのか、誰も知らない――」",
"337001011_33": "「迷う事もあるだろうし、きっと後悔だってする。\\n それでも――この道を振り返る事だけは絶対にしないつもり」",
"337001011_34": "「たとえ、遠い道を歩く事になったとしても――\\n 歌を唄えば近いと、あたしはそう信じているから」",
"337001011_35": "「――歌……、うん、そうだよね……」",
"337001011_36": "「わたしたちにもあった、胸の歌……」",
"337001011_37": "「この歌で、どんな壁も闇も――」",
"337001011_38": "「――ノイズの警報!?」",
"337001011_39": "「ドラゴンブレスが、\\n 通信を繋いでくれていますッ」",
"337001011_40": "「竜姫の諸君、出動だ。\\n 最寄りのシューターからカタパルトデッキに急ぎたまえッ」",
"337001011_41": "「<ruby=チミ>君</ruby>たちの頑張りが<ruby=ボキ>僕</ruby>のお給金を決めるんだ。\\n せいぜい誰か主に<ruby=ボキ>僕</ruby>)のために頑張りたまえよッ!」",
"337001011_42": "「ちょっと見直しかけたと思いきや……」",
"337001011_43": "「変わらない物言いに辟易しちゃいそうです……」",
"337001011_44": "(ヒーローは孤独だからこそヒーロー、\\n あたしは、まだそう信じている",
"337001011_45": "(だけど、あたしは、まだまだ未熟なんだ)",
"337001011_46": "(だから、それまではみんなと一緒に――)",
"337001011_47": "「おっし、行こうッ!\\n イズに困っている誰かの――明日を救うんだッ」",
"337001011_48": "「メックヴァラヌスッ、――<size=40>テイクオフッ!!</size>」",
"337001011_49": "「世界に蔓延、\\n 拡大しつつある特異災害――イズ」",
"337001011_50": "「長らくその対抗策は講じられてきたが、\\n ようやく、逃げ場無き人類の明日を救う技術は完成した」",
"337001011_51": "「だが、この超常兵器――弱き人の手には余る」",
"337001011_52": "「等しく人の手に行き渡れば、\\n いずれ諍いの種火となり、世界を燃やす熾火となりかねぬ」",
"337001011_53": "「事実、かつて夷狄の莫迦者どもは、大量の反応兵器を以てして、\\n この星を向こう永遠に穢しかけたではないかッ」",
"337001011_54": "「ゆえに兵器は常に、\\n 勁烈な意気と偉力を備えたる烈士一人が全てを統べてこそ……」",
"337001011_55": "「その大任は、儂が担おう。\\n そしてここに誓いを立てようッ」",
"337001011_56": "「儂の立つ地が全ての世界を統治し、\\n ――真に明日を救う事をッ」",
"337001011_57": "「おっしゃる通りですわ」",
"337001011_58": "「貴方様が夢見る明日は、\\n わたしたちが、きっと必ず――」",
"337001011_59": "「ひとりを欠いてしまいましたが、\\n 極まる護国の七支刀――防人兵器に些かの不足もありません」",
"337001011_60": "「次なる夢を――」",
"337001011_61": "「<ruby=しとね>褥</ruby>にて、語ってくださいまし」",
"337001011_62": "「逸るな。今はまだその時ではない――\\n なれど遠からず、訪れよう……」",
"337001011_63": "「機が熟すまで、深く静かに潜航するのだ――\\n 次こそは確実に、儂が全てを統べるために……」"
}