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2020-05-15 23:42:43 +02:00

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{
"336000412_0": "「おらおらおらーッ!\\n どんだけ出ようが、今さらイズッ」",
"336000412_1": "「だけど、流石に数が多すぎるッ!」",
"336000412_2": "「チッ、これが発生率3794倍ってやつなのかッ!?」",
"336000412_3": "「だったら、どうすんのッ!?」",
"336000412_4": "「雪音ッ、立花ッ、このまま消耗すればジリ貧だッ!\\n 歌を重ねるッ 一気呵成に叩みかけるぞッ」",
"336000412_5": "「はいッ!」",
"336000412_6": "「ああッ!」",
"336000412_7": "「歌が、重なって、さらに強く――」",
"336000412_8": "「メックヴァラヌスには無い機能……」",
"336000412_9": "「歌の力さえあれば、\\n きっと、メックヴァラヌスだって……」",
"336000412_10": "「だは――、自分にお疲れ様――ッ!\\n 自分にどういたしまして―――ッ」",
"336000412_11": "「ねえ、あんたたちの歌の力……。\\n それって、わたしたちの装備にも取り付けられないかな」",
"336000412_12": "「うえッ!? 藪から棒にッ!?」",
"336000412_13": "「お願いッ、わたしたちには強い力が必要なんだッ!」",
"336000412_14": "「どんな敵にも後れを取らない、絶対たる力ですわッ」",
"336000412_15": "「……んなコト言われてもなあ……」",
"336000412_16": "「ギアからの補助があるとはいえ、\\n 結局歌は、自分の胸から湧き上がるものだからな」",
"336000412_17": "「――自分の胸……、胸の歌……」",
"336000412_18": "「逆に問わせてほしい……。\\n 竜姫の皆は、なぜそこまで力を欲しているのだ」",
"336000412_19": "「そ、それは……」",
"336000412_20": "「うまく言えないけど、みんなは……、\\n 自分たちで全部を背負いこもうとしてるみたいだよ」",
"336000412_21": "「――全部を、自分で……、\\n そうですね、おっしゃる通りかもしれません」",
"336000412_22": "「どんなヒーローにもヴィランにも、\\n 成り立ちのエピソードってあるもんね……」",
"336000412_23": "「いいよ。話してあげる。\\n わたしたちの始まりの物語――戦い続ける理由を」",
"336000412_24": "「あたしたちがメックヴァラヌスを纏う前。\\n 先代の竜姫に憧れ、仰陽館女学院に入ってすぐのことよ――」",
"336000412_25": "「離島での校外学習に参加していた時、\\n 大量のイズが出現したの」",
"336000412_26": "「ノイズが――ッ!?」",
"336000412_27": "「ユミッ、テラジッ、逃げようッ!」",
"336000412_28": "「こっちですわッ!」",
"336000412_29": "「必死で逃げたけど、\\n 気づけば逃げ場が無くなっていた」",
"336000412_30": "「そんな、囲まれて……ッ!」",
"336000412_31": "「逃げ場がもう、どこにも……」",
"336000412_32": "「わたしたち、死んじゃうの……ッ!?\\n ――嫌だよッ」",
"336000412_33": "「目の前に迫るノイズ。そんな恐怖からあたしたちを\\n 救ってくれたのがメックヴァラヌス――先代の竜姫だった」",
"336000412_34": "「大丈夫? あとは任せて」",
"336000412_35": "「でも、たった1人でこの数は――」",
"336000412_36": "「危険なのはわかってる。でもね――」",
"336000412_37": "「それが竜姫の使命なんだ」",
"336000412_38": "「廃屋に隠れて震えるしかなかったあたしたち。\\n だけど――その時は突然訪れた」",
"336000412_39": "「破壊音と衝撃に、廃屋ごと吹き飛ばされ――\\n ズタズタに引き裂かれる人の身体」",
"336000412_40": "「出血に伴って薄れていく意識――\\n だけどあたしたちはハッキリと見た」",
"336000412_41": "「ゆらめく炎を纏った怪物の姿を」",
"336000412_42": "「意識を取り戻したのは、\\n 日が経過した島の病院だった」",
"336000412_43": "「あとで聞かされた話では、\\n 引き裂かれても命をとりとめたあたしたちと……」",
"336000412_44": "「あたしたち以上に引き裂かれて死んだ、\\n 先代竜姫の亡骸だけが、現場に残されていたみたい」",
"336000412_45": "「……」",
"336000412_46": "(炎を纏った怪物――いささかだが覚えがある)",
"336000412_47": "(そいつが、本部に土足で踏み込んできた\\n あいつだとしたら――",
"336000412_48": "「その……、炎を纏った怪物って――」",
"336000412_49": "「詳しいことはわかっていません。ただ――」",
"336000412_50": "「状況からして、\\n 先代竜姫が命を懸けて追い払ってくれたみたい」",
"336000412_51": "(わたしと――同じなのかもしれない)",
"336000412_52": "(……奏……)",
"336000412_53": "「あたしたち3人は、あの人に命を――\\n 明日を救われて、今日を過ごせてる」",
"336000412_54": "「重たいメックヴァラヌスを背負う理由……。\\n つまんない話だけど、ま、そんなところかな」"
}