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"333001021_0": "「戻りました……」",
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"333001021_1": "「ご苦労様です」",
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"333001021_2": "「…………」",
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"333001021_3": "「…………」",
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"333001021_4": "「ほら、翼」",
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"333001021_5": "「わ、わかってるよ」",
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"333001021_6": "「あの、九皐さん……、\\n こうしてオレに会ってくれてありがとうございます」",
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"333001021_7": "「どんな罰も受けます。\\n だけど、クリスのことだけは――」",
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"333001021_8": "「翼さん、その先は言わないでください」",
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"333001021_9": "「でも、オレは……」",
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"333001021_10": "「私は、聖遺物や異端技術の脅威から、\\n 人類を護るためなら――」",
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"333001021_11": "「例え、犯罪者として身をやつしても、\\n 多少の犠牲が出ようとも、構わないと考えてきました」",
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"333001021_12": "「今回、我々の目的は、ドゥームズデイの破壊。\\n それこそが、影護の意志だと、思っていました」",
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"333001021_13": "「ですが、翼さんとクリスさんは、ドゥームズデイではなく、\\n 1人の少女を助けるために行動した」",
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"333001021_14": "「その結果、ドゥームズデイの破壊に成功しました」",
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"333001021_15": "「でも、それは結果論だ……」",
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"333001021_16": "「私はそうは思いません。シャロンさんを助けようとしたから、\\n ドゥームズデイを破壊出来たんです」",
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"333001021_17": "「え？」",
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"333001021_18": "「弦十郎は、常に弱い者の味方でした。\\n そんな弦十郎が作ったのが影護です」",
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"333001021_19": "「1人の少女も救えない影護が、聖遺物の脅威から\\n 人類を護ることなんで出来るはずがない……」",
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"333001021_20": "「今回のおふたりの行動のおかげで、私は大切な物、\\n 影護の本当の意志を知ることができました」",
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"333001021_21": "「九皐さん……」",
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"333001021_22": "「おふたりに改めてお願いさせてください」",
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"333001021_23": "「どうか、これからも弦十郎の作った\\n この影護を支えてくれませんか？」",
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"333001021_24": "「――え？\\n 九皐さん、いいのか？ オレは――」",
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"333001021_25": "「私からのお願いなのです」",
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"333001021_26": "「翼……」",
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"333001021_27": "「…………」",
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"333001021_28": "「もちろんだよッ！\\n 先生が遺してくれた影護だッ！」",
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"333001021_29": "「うんッ！\\n ここはわたしと翼の大切な場所だから」",
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"333001021_30": "「よろしくお願いしますね、\\n 翼さん、クリスさん」",
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"333001021_31": "「よしッ！\\n それじゃ、早速、出発しようッ！」",
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"333001021_32": "「うん、次の場所はどこですか？」",
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"333001021_33": "「ちゃんと用意していますよ」",
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"333001021_34": "「次は、ロシア方面での活動になります」",
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"333001021_35": "「寒そう」",
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"333001021_36": "「身体を動かしてたら寒くなんか無いってッ！」",
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"333001021_37": "「そんな先生みたいなこと言って……」",
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"333001021_38": "「情報では、密かに聖遺物を保持している\\n 非公式組織があるということです」",
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"333001021_39": "「組織の詳細についてはまだ不明ですが、\\n 彼らが行動を起こす前に未然に防がねばなりません」",
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"333001021_40": "「当然だッ！\\n それが、オレたち影護の仕事なんだからッ！」",
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"333001021_41": "「悪党の正義の通し方を\\n 見せつけてやろうッ！」",
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"333001021_42": "「うん、事故が起きる前に、回収しよう」",
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"333001021_43": "「それでは潜航を開始して下さい。\\n 目的地は、ロシア東部」",
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"333001021_44": "「先生の目指した平和な世界、その実現のために、\\n さあ、出発だッ！」",
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"333001021_45": "「うん……ッ！」"
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