xdutranslations/Missions/event054/358000421_translations_jpn.json
2021-02-15 14:14:05 +01:00

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{
"358000421_0": "「これ以上好き勝手にはさせんッ!」",
"358000421_1": "「ベチャ!」",
"358000421_2": "「よし、これでひとまず――」",
"358000421_3": "「まだ終わってないぞ!」",
"358000421_4": "「ベチャーー!!」",
"358000421_5": "「すまない、助かった」",
"358000421_6": "「気にしないでくれ。\\n 俺の方こそ助けられてるんだ」",
"358000421_7": "「それにしても、辺りのベチャットを一掃したら、\\n 操られている人々の動きが鈍くなったな……」",
"358000421_8": "「一部は、ベチャットが強引に誘導しているようにも見える。\\n 自らの足だけではたどり着けない者もいるということか」",
"358000421_9": "「同時に操る人数が多いせいで、\\n 誘導の精度が悪くなっているのかもしれない」",
"358000421_10": "「では、我々は可能な限りベチャットを倒すとしよう。\\n それで会場に向かう人々を減らすことができるのだろう」",
"358000421_11": "「理解が早くて助かる」",
"358000421_12": "「本当に、アネゴがいてくれると心強いよ。\\n あの剣さばきなんて惚れ惚れするよね」",
"358000421_13": "「……アネゴというのはわたしのことか?」",
"358000421_14": "「あ……思わずそう呼んじゃったけど、まずかったかな?」",
"358000421_15": "「いや、構わないが……」",
"358000421_16": "「良かった!\\n それじゃ改めてよろしく頼むよ、アネゴ」",
"358000421_17": "「あの……呼ぶのはいいが、\\n あまり連呼するのはやめてくれないか」",
"358000421_18": "「え、どうして?」",
"358000421_19": "「慣れてないから、こそばゆいんだ。\\n それにあまり大げさに褒められるのも……」",
"358000421_20": "「そちらの剣術だって見事なものだったぞ。\\n さっきは、わたしも助けられたしな」",
"358000421_21": "「俺も自分なりに腕を磨いているんだ。\\n 本業は役者だけどな」",
"358000421_22": "「それは初耳だな。実はわたしも歌手をしているんだ」",
"358000421_23": "「へー、役者と歌手か。どちらも表現者だね。\\n だから戦闘も息が合ってたんだ」",
"358000421_24": "「歌手……そうだったのか……」",
"358000421_25": "「何か気になることでも?」",
"358000421_26": "「あ、わかった!\\n アニキ、ヨドミヒメのことが気になるんだろ」",
"358000421_27": "「そういえば、その人物も歌手という話だったな」",
"358000421_28": "「確かに、気になるといえば気になる。\\n 彼女とは苦い思い出があるから……」",
"358000421_29": "「だが、あれはすべて俺が悪いんだ……、\\n この俺が罪深いせいで……」",
"358000421_30": "「どういう意味だ?」",
"358000421_31": "「そう、時雨くんが悪いんだよ!」",
"358000421_32": "「小夜!? 今、小夜の声が聞こえなかったか?\\n ……いや、気のせいか」",
"358000421_33": "「気のせいじゃないわよ。ちゃんと聞こえてるでしょ」",
"358000421_34": "「どうやら、向こうで一緒にいる月読の通信機を通して\\n 話しかけてきているようだ」",
"358000421_35": "「はい。小夜さんが確認したいことがあるらしいので、\\n 一緒にいる翼さんに通信を繋いだんです」",
"358000421_36": "「なるほど、それで確認したいことというのは?」",
"358000421_37": "「実はね、ヨドミヒメは時雨くんの知り合いで、\\n 前もミュージック邪面に操られていた人物だったの」",
"358000421_38": "「そうだったのか。\\n 確かに知り合いが相手ではやりづらいだろう……」",
"358000421_39": "「知り合いではない! ……いや、まあ知ってはいるが、\\n 恐らく一般的な意味での知り合いとは違っていて……」",
"358000421_40": "「そう! 実はヨドミヒメは、時雨さんのストーカーで、\\n すっごく困らされてたの」",
"358000421_41": "「アニキは超人気俳優だからね!」",
"358000421_42": "「でも、あれは時雨さんが悪いよね~。\\n 告白された時にきっぱり断ればいいのに、期待持たせてさ」",
"358000421_43": "「あれは!\\n 彼女を……傷つけまいと……」",
"358000421_44": "「それは何度も聞いたわよ。\\n まあ今さら過去のことをほじくり返す気はないけど」",
"358000421_45": "「では、なんだと言うのだ?\\n 俺に何を確認する気だったんだ」",
"358000421_46": "「えっとね……時雨くんは、\\n 今回のヨドミヒメをどう思ってるの」",
"358000421_47": "「それはヨドミヒメが、\\n 俺たちの知っているあの女性かどうかということか」",
"358000421_48": "「やっぱり時雨くんも疑問に思ってたの?」",
"358000421_49": "「疑問というか、名前も違うからな。\\n ただのヨドミヒメでなく、『シンヨドミヒメ』だろ」",
"358000421_50": "「なんで名前変えたのかな?\\n パワーアップしたってこと」",
"358000421_51": "「冗談じゃない! ただでさえ厄介だったのに、\\n あれがパワーアップしたら、どうなってしまうんだ」",
"358000421_52": "「そんなこと言ってるけど、あの時以来、ヨドミヒメさん、\\n 時雨さんなんかどうでもよくて、小夜さんに惚れてるんだよ」",
"358000421_53": "「込み入ってますね……」",
"358000421_54": "「ああ……わたしにはよくわからない話題だ」",
"358000421_55": "「時雨くん……風鳴さんが困惑してるわよ?」",
"358000421_56": "「はっ!」",
"358000421_57": "「いや、俺は相手が何者であろうと、\\n きちんと決着をつけてみせる――あの時のように」",
"358000421_58": "「Oh 確かにあの時は見事な剣さばきだったぜ」",
"358000421_59": "「わっ、ミュージック邪面!?\\n 自ら姿を現すなんて……」",
"358000421_60": "「え、そこにミュージック邪面がいるんですか?」",
"358000421_61": "「ああ、話の続きは\\n 目の前の問題を片付けてからが良さそうだ」",
"358000421_62": "「わかりました。では、気を付けてくださいッ!」",
"358000421_63": "「そちらもな」",
"358000421_64": "「どういうつもりで姿を見せたのか知らないが、\\n 来るなら来い 遠慮はしないぞ」",
"358000421_65": "「OK イッツ、ショータイム」"
}