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2020-05-15 23:42:43 +02:00

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{
"339000221_0": "「戻ってきたか、君たち。\\n ちょうどいい頃合いだ」",
"339000221_1": "「悪いな。せっかく楽しんでたみたいなのに、\\n 記念館の案内を最後までできなくて」",
"339000221_2": "「科学特捜隊とウルトラマン……、\\n ずっと昔にこの世界には怪獣が出現していた……」",
"339000221_3": "「ここの人たちが、地球を守っているってことも\\n 詳しく教えてもらったデス」",
"339000221_4": "「では、そろそろ聞かせてください。\\n わたしたちをここに連れてきた目的を」",
"339000221_5": "「もちろん、今回の異変に対処するためだよ」",
"339000221_6": "「待たせてしまって悪いね。\\n さっそく始めるとしよう」",
"339000221_7": "「おっと、まずは……自己紹介からだな。\\n 私は井手光弘。科学特捜隊の責任者だ」",
"339000221_8": "「君たちについての報告は受けている。\\n よろしく頼むよ」",
"339000221_9": "「そうやって手を差し出されても\\n 正直なところ、困惑しかないのですが……」",
"339000221_10": "「うむ。\\n 僕たち科学特捜隊のことは聞いたかね」",
"339000221_11": "「はい、先ほど彼から、少しだけは――」",
"339000221_12": "「人類が、ある特定の脅威と戦うための組織……、\\n とでも言えばいいだろうか」",
"339000221_13": "「ここはその秘密基地なんだ」",
"339000221_14": "「おおッ! なんかかっこいいデスッ!」",
"339000221_15": "「やっぱりS.O.N.G.と似ているかも……」",
"339000221_16": "「別の世界からの来訪者……君たちの纏う未知の兵装……、\\n 尋ねたいことは色々ある」",
"339000221_17": "「別の世界と聞いて、訝しがりもしないなんて\\n こういう件には慣れっこという感じなのですね」",
"339000221_18": "「まあ、ね」",
"339000221_19": "「……先に1つ確認させていただきたいのですが、\\n この世界に、イズは出現しないんですか」",
"339000221_20": "「ノイズ……?\\n それが君たちの戦う敵なのかね」",
"339000221_21": "「幸いと言うべきか、\\n 僕たちの世界では確認されていないよ」",
"339000221_22": "「私たちが主に相手をするのは、\\n 地球人に危害を加える異星人だ」",
"339000221_23": "「イセイジンってあれデスよね?\\n イセイでイジンで、えーとつまりは……」",
"339000221_24": "「よその星の知的生命体、\\n つまりは宇宙人ってことだよ、切ちゃん」",
"339000221_25": "「そうそうッ!\\n ウチュージンデースッ」",
"339000221_26": "「ノイズがいなくて、異星人がいる……」",
"339000221_27": "「やはりわたしたちが知る、これまでの並行世界とは\\n だいぶ違うみたいね」",
"339000221_28": "「次は、僕の質問に答えてもらえないか」",
"339000221_29": "「なぜ、そしてどうやって\\n 私たちの世界にやってきたんだ」",
"339000221_30": "「それは――」",
"339000221_31": "「なるほど。並行世界の異変が、\\n 君たちの世界にも影響を及ぼすのか」",
"339000221_32": "「それでこちらの世界にやってきた、ということか……」",
"339000221_33": "「面白いものだな」",
"339000221_34": "「何が面白いんだい、エド?」",
"339000221_35": "「彼女たちが纏う兵装のことだよ」",
"339000221_36": "「シンフォギアのことデスか?」",
"339000221_37": "「非常に興味深い。それを身に着けていれば、\\n いくつもの並行世界を自由に往来できるのだろう」",
"339000221_38": "「でも、シンフォギアを纏えるのは、適合者だけです……」",
"339000221_39": "「なるほど……。井手、このシンフォギアの特性を\\n 我々のスーツに取り入れることはできないか」",
"339000221_40": "「ウルトラマンスーツにか?\\n 詳しく調べてみないとわからない部分もあるが……」",
"339000221_41": "「恐らく難しいだろうな」",
"339000221_42": "「それは残念だ」",
"339000221_43": "「だけど、逆ならできるかもしれないデスけどね?\\n シンフォギアは装者の強い想いによって――」",
"339000221_44": "「ふむ……」",
"339000221_45": "「切歌、そこまでよ。\\n この方たちにシンフォギアの機密まで教える義理はないわ」",
"339000221_46": "「あ……ごめんデス……」",
"339000221_47": "「ふふふ……、\\n 腹の探り合いは、お互い様ということか」",
"339000221_48": "「ならば、信用を得るためにも\\n まずはこちらから情報提供をさせてもらおう。エド」",
"339000221_49": "「今回の異変の原因については、目星がついている。\\n イフロ星人だよ」",
"339000221_50": "「イフロ星人……」",
"339000221_51": "「それって、さっきオレたちが戦った相手ですよね?」",
"339000221_52": "「そう、あの子はイフロ星人って言うのね……」",
"339000221_53": "「あの子? 子供なのか?」",
"339000221_54": "「いえ、わからないけれど。そんな風に感じたから……」",
"339000221_55": "「本来、イフロ星人は\\n あのような破壊音波を発する能力を持ってはいない」",
"339000221_56": "「さらにだ。イフロ星人があの能力を行使する際に、\\n 時空間の歪みが観測されている」",
"339000221_57": "「それはあの短時間でも、\\n 次第に大きな数値を示すようになっている」",
"339000221_58": "「今後もこのままイフロ星人が暴れ続けるようなら――」",
"339000221_59": "「この世界に深刻なダメージを及ぼす可能性がある。\\n おそらく、君たちが感知した異変にも関係があるはずだ」",
"339000221_60": "「時空間へのダメージ……」",
"339000221_61": "「マリア、ギャラルホルンの異変にも関係ありそうだね」",
"339000221_62": "「そこで我々は方策を立てた」",
"339000221_63": "「事態が大きくなる前に、\\n イフロ星人を処分する」",
"339000221_64": "「――ッ!」",
"339000221_65": "「…………」",
"339000221_66": "「今の発言は本気ですか?」",
"339000221_67": "「処分って、殺すってことデスよねッ!?」",
"339000221_68": "「地球人に危害を加える異星人に対しては、\\n 我々も厳しい対応をせざるを得ないんだ」",
"339000221_69": "「今のところは工場の破壊と、スタジアムの破壊……、\\n 幸い、人的被害は出ていないけど……」",
"339000221_70": "「時間の問題だろう」",
"339000221_71": "「それでも、一方的な判断で殺してしまうなんてッ!?」",
"339000221_72": "「そうでなくとも、今回は特殊な事例だ。\\n 厳しい措置もやむなしと考える」",
"339000221_73": "「理由もわからないのにッ!?」",
"339000221_74": "「理由というのは?」",
"339000221_75": "「イフロ星人が暴れている理由です」",
"339000221_76": "「それは考慮すべき事項ではない」",
"339000221_77": "「わたしには、そうは思えません」",
"339000221_78": "「わたしにはイフロ星人が、\\n まるで助けを求めているように思えましたッ」",
"339000221_79": "「それは君の個人的な印象だろう?」",
"339000221_80": "「アタシだってそう感じたデスよッ!」",
"339000221_81": "「わたしもッ!」",
"339000221_82": "「…………」",
"339000221_83": "「……あなたは?」",
"339000221_84": "「えッ……」",
"339000221_85": "「あなたはどう感じたの?」",
"339000221_86": "「それはその……」",
"339000221_87": "「…………」",
"339000221_88": "「君たちはイフロ星人にどうして固執するんだい?\\n さっき会ったばかり、それも敵対した相手じゃないか」",
"339000221_89": "「わたしも……過去に同じようなことがあったんです」",
"339000221_90": "「助けを求める声をあげても誰にも届かず、\\n 多くの人たちを傷つけて……」",
"339000221_91": "「けれど、間違いを正してくれる人たちがいて、\\n おかげで今のわたしがいるんです……ッ」",
"339000221_92": "「イフロ星人も一緒だと?」",
"339000221_93": "「わかりません。\\n ただ、なんの理由もなく暴れているようには見えなくて……」",
"339000221_94": "「あの叫び声も、\\n 助けを求める歌のように聞こえましたし……」",
"339000221_95": "「歌か……」",
"339000221_96": "「お願いします。\\n せめてイフロ星人が暴れる理由を突き止めてから――」",
"339000221_97": "「同情する気持ちはわかる。\\n ただ、ここにはここのルールがある」",
"339000221_98": "「別の世界から来た君の個人的な感情で、\\n それを曲げることはできないんだ。わかってくれるかな」",
"339000221_99": "「…………」",
"339000221_100": "「それなら、わたしが確かめますッ!」",
"339000221_101": "「……」",
"339000221_102": "「アタシも手伝うデスッ!」",
"339000221_103": "「わたしも一緒だよッ!」",
"339000221_104": "「2人とも……ありがとう」",
"339000221_105": "「素晴らしい。\\n 君たちの人間性には敬意を抱く」",
"339000221_106": "「だが、先ほどの戦いを見る限り、\\n 君たちの力だけで望みを叶えるのは難しそうだ」",
"339000221_107": "「……それはどういう意味ですか?」",
"339000221_108": "「君たちの兵装は\\n 効果的に機能していなかったように見受けられる」",
"339000221_109": "「暴れだしたイフロ星人を\\n 君たちだけで取り押さえることができるのかね」",
"339000221_110": "「…………」",
"339000221_111": "「うーむ……。\\n よし、ひとまず今日の議論は水入りにしよう」",
"339000221_112": "「君たちも疲れただろう。休んでいくといい」",
"339000221_113": "「え、でも……」",
"339000221_114": "「遠慮は無用だ。\\n 設備なら整っているから、好きに使ってくれ」",
"339000221_115": "「では、今回はここまでにしよう。エド、進次郎クン、\\n 他に話したいことがあるので、上へ来てくれ」",
"339000221_116": "「あッ……はいッ!」",
"339000221_117": "「行っちゃったデスね……」",
"339000221_118": "「……怒ったのかな?」",
"339000221_119": "「そうでないといいけど」",
"339000221_120": "「うん……色々と教えてくれて、\\n わたしたちに休む場所も用意してくれたし」",
"339000221_121": "「でも、イフロ星人を殺すっていうのは……、\\n いくらなんでもひどすぎデスよッ」",
"339000221_122": "「マリア、イフロ星人のこと調べてみる?」",
"339000221_123": "「ええ、今回の異変にも関わっているというなら、\\n わたしたちにも調べる理由はあるわ」",
"339000221_124": "「それに……あの子のこと、\\n なんだか放っておけないのよ……」"
}