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"337000212_0": "「メックヴァラヌスの動きが――軽い。\\n それに出力だって、ずっと上がっている……」",
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"337000212_1": "「その分の反動があって然るべきですが……」",
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"337000212_2": "「今回の調整は、\\n トータルバランスの向上に重きを置いておる」",
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"337000212_3": "「特に、使用制限を解除したDモジュールと、\\n 先だって組み込んだ歌を力へと変えるシステム――」",
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"337000212_4": "「FG式コンバーターを連結させることで、\\n Dモジュールの安定化が最大の目的なのだ」",
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"337000212_5": "「Dモジュール……\\n デヴァステイターの安定化を?」",
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"337000212_6": "「そんな事が可能なのでしょうか?」",
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"337000212_7": "「理論上では、荒れ狂うエネルギーを歌にて調律し、\\n 竜姫の制御下に置けるはずなのだが……」",
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"337000212_8": "「……歌……」",
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"337000212_9": "「だけど、あたしたち竜姫に、\\n 装者のような歌はなく――」",
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"337000212_10": "「歌が無い以上、\\n Dモジュールを制御できない状況に変わりはありません」",
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"337000212_11": "「そうだ。歌さえあればDモジュールの制御だけでなく、\\n メックヴァラヌスの基本スペックの向上も見込める――」",
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"337000212_12": "「こちらも引き続き調査を進めよう。\\n 竜姫たちにおいては――」",
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"337000212_13": "「――ッ……」",
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"337000212_14": "「どうなさいましたかッ!?」",
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"337000212_15": "「いや、こちらで対処できる事案だ」",
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"337000212_16": "「稼働実験はここまでとしよう。\\n 竜姫のふたりも、シャワールームにて汗を流すといい」",
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"337000212_17": "「…………」"
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} |