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{
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"333000941_0": "「急ごうッ!\\n あの子を見つけるんだッ!」",
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"333000941_1": "「うん……ッ!」",
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"333000941_2": "「そういえば、どうしてあの小型のドゥームズデイが\\n 邪魔しに来てたんだ……?」",
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"333000941_3": "「もしかして、近くに本体がいるのかも……」",
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"333000941_4": "「あの子を連れ去ったヘリが\\n この辺りに着陸したっていうのはわかってるんだけど……」",
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"333000941_5": "「あッ――あそこッ!」",
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"333000941_6": "「ヘリだッ!\\n でも、なんでボロボロに壊れてるんだッ……?」",
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"333000941_7": "「中にいるのは……あの子を連れ去った……」",
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"333000941_8": "「スパイと研究員たちだな……」",
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"333000941_9": "「死んでる……?」",
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"333000941_10": "「恐らくは……」",
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"333000941_11": "「そんなッ! あの子は……」",
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"333000941_12": "「まさか一緒に――」",
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"333000941_13": "「お姉ちゃんたち……」",
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"333000941_14": "「――ッ!?」",
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"333000941_15": "「無事だったかッ?」",
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"333000941_16": "「どうしたんだ? 一体、何があった……?」",
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"333000941_17": "「えっと……あのヘリから降ろされて……、\\n そうしたら、大きなものがヘリにぶつかってきて……」",
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"333000941_18": "「大きなもの……?」",
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"333000941_19": "「うん……わたしは恐くなって……、\\n そこの穴みたいなところに隠れてたの……」",
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"333000941_20": "「確かに、隠れるにはちょうどいい穴倉……」",
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"333000941_21": "「でも、大きなものって……一体どこに……」",
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"333000941_22": "「そんなことよりも早くあの子に薬を――」",
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"333000941_23": "「翼ッ! アレッ――」",
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"333000941_24": "「ドゥームズデイッ!!」",
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"333000941_25": "「こんなところにいたんだ……ッ!」",
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"333000941_26": "「そうか……あの研究員たち……、\\n 性懲りもなくこの子を利用するつもりだったんだッ!」",
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"333000941_27": "「どうする? 戦う?」",
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"333000941_28": "「もちろん……ッ! この子を助けた後は、\\n こいつを倒すって決めてたんだからなッ!」",
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"333000941_29": "「小さいのもでてきた……」",
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"333000941_30": "「くッ……この状況は流石にまずい……」",
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"333000941_31": "「大丈夫ッ!?」",
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"333000941_32": "「なんとか……ッ!\\n でも、この子を傍に置いたままだと、流石に――」",
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"333000941_33": "「まずいッ! よけろッ!」",
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"333000941_34": "「きゃああ――ッ!」",
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"333000941_35": "「クリス――ッ!!」",
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"333000941_36": "「ハッ、こっちのあたしは随分と可愛らしい悲鳴なんだな」",
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"333000941_37": "「お前たちは――ッ!!」",
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"333000941_38": "「窮すれば通ず。わたしたちが助太刀するッ!」",
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"333000941_39": "「クリスお姉ちゃんッ! 翼お姉ちゃんッ!」",
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"333000941_40": "「わたしたちもシャロンの足取りを追って、ここまで来たんだ」",
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"333000941_41": "「ただ、一歩間に合わず……、\\n 代わりにお前らが救ってくれたってことだ」",
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"333000941_42": "「それじゃ、協力するってことでいいのか?」",
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"333000941_43": "「シャロンを救うためならば」",
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"333000941_44": "「ああ。そのためにも\\n あのデカブツをなんとかしないとなッ!」",
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"333000941_45": "「……賛成……」",
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"333000941_46": "「雪音、精神的リンクの影響はどうだ?」",
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"333000941_47": "「聞かなくてもわかるだろう?\\n 信じられないくらい身体が軽いッ!」",
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"333000941_48": "「どうやらあの2人、\\n 抱えていた不安を払うことができたようだな」",
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"333000941_49": "「あいつらの顔を見ればわかる。\\n そんじゃ、久々に全力で行くぞッ!」",
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"333000941_50": "「ああ、\\n 今のわたしに、断てぬものは無いッ!」",
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"333000941_51": "「おい、この隙に、そいつを安全なとこへッ!」",
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"333000941_52": "「わかったッ!」",
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"333000941_53": "「うん、さ、行こう」",
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"333000941_54": "「えッ…………」",
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"333000941_55": "「この距離なら大丈夫だろう。\\n よし、今のうちに薬を」",
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"333000941_56": "「薬の投与の仕方、わかる?」",
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"333000941_57": "「うん……」",
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"333000941_58": "「それじゃ、もう少しの間だけ、\\n この穴倉に隠れててくれ」",
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"333000941_59": "「わかった……」",
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"333000941_60": "「…………」",
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"333000941_61": "「もうひとりの、翼お姉ちゃん、クリスお姉ちゃん」",
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"333000941_62": "「助けに来てくれて、ありがとう」",
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"333000941_63": "「……言っただろう、絶対に護るって」",
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"333000941_64": "「……むしろ、怖い思いさせてごめんね」",
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"333000941_65": "「ううん。お姉ちゃんたち、気を付けてね」",
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"333000941_66": "「ああ、それじゃ、シャロン。\\n 行ってくるよ」",
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"333000941_67": "「うん。待ってる」",
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"333000941_68": "「お待たせッ!」",
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"333000941_69": "「これで後顧の憂いはなくなったなッ!」",
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"333000941_70": "「ああ、前回と同じ轍は踏まない。\\n わたしたち4人の力で決着をつけよう……ッ!」",
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"333000941_71": "「言われなくてもそのつもりだッ!」",
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"333000941_72": "「うん、いこうッ……!」",
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"333000941_73": "「はあああッ!」",
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"333000941_74": "「たあッ!」",
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"333000941_75": "「こいつを食らいやがれッ!」",
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"333000941_76": "「こっちも――ッ!」",
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"333000941_77": "「よし、だいぶ数が減ってきたッ!」",
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"333000941_78": "「うまくいってる……」",
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"333000941_79": "「これで本体まで届くぞッ!」",
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"333000941_80": "「一気に詰めるッ!」",
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"333000941_81": "「よしッ! 途切れたッ!」",
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"333000941_82": "「一点集中あるのみッ!」",
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"333000941_83": "「くッ、油断も隙も無い……」",
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"333000941_84": "「……で? これからどうする?」",
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"333000941_85": "「オレたちに力を貸してくれッ!\\n あいつを倒すための力をッ!」",
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"333000941_86": "「協力してほしいッ!」",
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"333000941_87": "「その顔は何か思いついたみたいだな?」",
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"333000941_88": "「策があるなら聞こう」",
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"333000941_89": "「…………」",
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"333000941_90": "「先生、無茶だッ!\\n あんな奴、どうやったって勝てっこないッ!」",
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"333000941_91": "「諦めるのは早い。アイツの胸のコアを打ち砕くことができれば、\\n 俺たちにも勝機はある」",
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"333000941_92": "「胸の、コアって?\\n むき出しの、あの部分がッ!?」",
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"333000941_93": "「ああ、了子くんが最期に残してくれた情報だ。\\n だが、簡単じゃない」",
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"333000941_94": "「何故、弱点であるコアがむき出しなのか?\\n それは、そのコアこそが、最も強固に護られているからだッ!」",
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"333000941_95": "「だがッ! 俺の全力の拳を、\\n 超速度で打ち込めば、破壊できるやもしれん」",
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"333000941_96": "「全力の拳を、超速度で……」",
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"333000941_97": "「翼……?」",
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"333000941_98": "「クリス、オレを信じてくれるか」",
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"333000941_99": "「もちろんだよ、わたしはいつだって翼を信じる」",
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"333000941_100": "「ありがとう、クリス」",
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"333000941_101": "「なあ2人とも、あいつの隙を作るのを手伝ってくれ」",
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||
"333000941_102": "「何か、勝算があるようだな」",
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"333000941_103": "「なんだって、やってやるよ」",
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"333000941_104": "「ありがとう、2人とも」",
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"333000941_105": "「では、総力をもってコアに攻撃を加えるぞッ!」",
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"333000941_106": "「あの日の戦いの場所……ッ、\\n ここでッ、ドゥームズデイを破壊するッ!」",
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"333000941_107": "「終わらせるために」",
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"333000941_108": "「ああ、やるぞッ!」"
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