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3.2 KiB
JSON
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JSON
{
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"332001111_0": "響の帰宅",
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"332001111_1": "「ただいまー」",
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"332001111_2": "「あ、帰ってきたッ!」",
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"332001111_3": "「お帰りなさい。\\n みんな怪我は無かった?」",
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"332001111_4": "「うん、まあなんとかね。\\n でも、ホント疲れたよー」",
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"332001111_5": "「そうなんだ。\\n しばらくはゆっくり休む?」",
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"332001111_6": "「うん、そうさせてもらおうかな」",
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"332001111_7": "「ぎゅーッ」",
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"332001111_8": "「ちょ、ちょっと響?」",
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"332001111_9": "「エヘヘ……本物の未来だー」",
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"332001111_10": "「もう、甘えん坊なんだから」",
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"332001111_11": "「あー、癒やされるなあ……」",
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"332001111_12": "「って。あれ……なんだろ?」",
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"332001111_13": "「どうしたの?」",
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"332001111_14": "「そこの棚の上、見覚えのない人形が増えてるような」",
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"332001111_15": "「ああ、あの子ね」",
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"332001111_16": "「S.O.N.G.で聞いたかもだけど、\\n 響が出かけていた間にあった事件の人形なの」",
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"332001111_17": "「ああ、報告の時に聞いたかも。\\n なんか、こっちも大変だったみたいだね」",
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"332001111_18": "「うん、ちょっとね……」",
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"332001111_19": "「でも、そっかあ。\\n あの子がその人形なんだ」",
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"332001111_20": "「見たところ、普通に可愛い人形なのに」",
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"332001111_21": "「そのままだと暗い倉庫に戻されちゃうっていうから、\\n うちで預からせてもらったんだけど……」",
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"332001111_22": "「ごめんね、響に相談もなく勝手に決めちゃって」",
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"332001111_23": "「未来が決めたなら全然OKだよッ!\\n どちらにしても、一昨日まで連絡取れなかったし」",
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"332001111_24": "「えーと……アナグマ人形だったっけ?\\n あれ? でも人間型だし……?」",
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"332001111_25": "「アナベル人形だよ。\\n でも、何か新しい名前を付けてあげた方がいいかも」",
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"332001111_26": "「そっか。それじゃ後で考えようッ!\\n わたしは立花響。とりあえずよろしくねッ!」",
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"332001111_27": "「響……その、アナベル人形のこと聞いたんだよね……?」",
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"332001111_28": "「うん、聞いたけど……? 握手したらダメだった?\\n あ、手を洗ってなかったから? 手、汚れてたらゴメンねー」",
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"332001111_29": "(それなら触れた人たちが呪われたって話も聞いたはずなのに……)",
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"332001111_30": "「……やっぱり、響はすごいなぁ」",
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"332001111_31": "「え、何が?」",
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"332001111_32": "「フフ……そういうところだよ」",
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"332001111_33": "「ん? どういう意味?」",
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"332001111_34": "「ううん、なんでもない」",
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"332001111_35": "「それじゃ、ご飯の支度しようか」",
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"332001111_36": "「うんッ!\\n 未来のご飯、ずーっと食べたかったんだ」",
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"332001111_37": "「フフ……今日はうんとご馳走作るね。\\n 響の帰宅祝いと、新しい家族の歓迎会なんだから」"
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