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"402000411_0": "迷宮ミレニアムパズル",
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"402000411_1": "「紹介するわ。\\n スクルドで副官をしているユリウスよ」",
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"402000411_2": "「よろしく」",
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"402000411_3": "「ああ、こちらこそ」",
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"402000411_4": "「それで、ユリウス。\\n 何か問題でも?」",
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"402000411_5": "「『ミレニアムパズル』に向かった班が消息不明になった」",
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"402000411_6": "「本当なの……?」",
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"402000411_7": "「来るはずだった定時連絡が届いていない。\\n 少なくとも、何かあったのは間違いない……」",
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"402000411_8": "「……横からすまない、\\n その『ミレニアムパズル』というのは……?」",
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"402000411_9": "「……ミーナ、構わないな?」",
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"402000411_10": "「……いいわ」",
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"402000411_11": "「ミレニアムパズルはギャラルホルン空間内に存在する、\\n 特殊迷宮だ。精霊の住処とも言われている」",
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"402000411_12": "「精霊って……そんなものいるんですか?」",
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"402000411_13": "「存在する。ミレニアムパズルそのものが、\\n 精霊が作った物だと言われているのが証拠だ」",
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"402000411_14": "「どうして精霊に会いに……?」",
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"402000411_15": "「世界蛇に対抗できる可能性があるからだ。ミレニアムパズルを\\n 踏破すれば、精霊が力を貸してくれるという言い伝えがある」",
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"402000411_16": "「精霊の名はドヴェルグ」",
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"402000411_17": "「ミレニアムパズルを含め、一部の聖遺物は、\\n その昔、ドヴェルグが作ったと言われている」",
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"402000411_18": "「聖遺物を作ったって……」",
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"402000411_19": "「聖遺物は、過去に作られ、\\n 残された物という意味を持つから――」",
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"402000411_20": "「正確には『超常的な力を秘めた道具』を作った、\\n というのが正しいわ」",
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"402000411_21": "「あ、なるほど」",
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"402000411_22": "「ところでデスけど、ドヴェルグって、\\n 何処かで聞いた気がするデス」",
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"402000411_23": "「エルフナインと初めて出会った時、\\n エルフナインが持ってた物が確か――」",
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"402000411_24": "「ドヴェルグ=ダインの遺産」",
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"402000411_25": "「はい、以前ボクがイグナイトのために使った、\\n 魔剣ダインスレイフの欠片です」",
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"402000411_26": "「そのドヴェルグがミレニアムパズルに住んでいる、\\n ということでしょうか?」",
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"402000411_27": "「正確には同じ種族、だろうな。\\n ドヴェルグというのは種族名とされている」",
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"402000411_28": "「じゃあその精霊に会いに行った仲間が消息不明なんデスか?」",
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"402000411_29": "「……そういうことだ」",
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"402000411_30": "「それは、心配ですね……」",
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"402000411_31": "「何か、思い当たる節はないのかい?」",
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"402000411_32": "「……場所がギャラルホルンの空間だけに、\\n 考えられることは、カオスビーストの攻撃を受けたか……」",
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"402000411_33": "「あとは……ウロボロスか」",
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"402000411_34": "「その可能性もあるわね……。\\n いいわ、すぐに後を追いましょう」",
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"402000411_35": "「わたしとユリウスを中心に、\\n スクルドからパズルに向かう人員を――」",
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"402000411_36": "「風鳴翼、以下2名帰還いたしました」",
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"402000411_37": "「――見つかりましたよッ! ミョルニルッ!」",
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"402000411_38": "「<size=40>本当なのッ!?</size>」",
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"402000411_39": "「ああ。あたしらが行ったことのある並行世界にあった。\\n 簡単に借りられるかどうかは別だけどな」",
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"402000411_40": "「まさかこんなに早く見つかるとは……」",
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"402000411_41": "「あれ? 何かあったんですか?\\n なんか暗い……?」",
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"402000411_42": "「あのね――」"
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