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JSON
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"355000612_0": "「ビュンビュン飛び回って、\\n 五月蠅いこと、このうえないッ!」",
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"355000612_1": "「苦戦しているなら、手を貸しましょうか?」",
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"355000612_2": "「ガリィちゃんの力を見くびらないでほしいわねッ!」",
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"355000612_3": "「コンディションばっちりで、\\n しかも――」",
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"355000612_4": "「4人揃った我らに倒せない相手ではないッ!」",
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"355000612_5": "「…………」",
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"355000612_6": "「偉っそうに、\\n 高いところから見下ろしてくれちゃってぇッ!」",
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"355000612_7": "「完全にわたしたちの力を侮っているようね」",
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"355000612_8": "「だが、括ったタカは、\\n 我らにとって好都合――」",
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"355000612_9": "(今は、少しでも時間を稼がねば。\\n マスターのために――ッ!)",
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"355000612_10": "錬金術師協会、地下――",
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"355000612_11": "「――ッ!",
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"355000612_12": " 始まったか……」",
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"355000612_13": "(みんな、持ちこたえてくれ。\\n オレがパパのブローチを見つけるまで――)",
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"355000612_14": "(あのブローチには、アダムを止めるための\\n 何かが仕込まれているはず……)",
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"355000612_15": "(だが、もしあの夢が、\\n オレの妄想でしかなかったとしたら……)",
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"355000612_16": "「――ッ!」",
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"355000612_17": "(いや、そんなはずはない、あれは確かにオレの想い出だ)",
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"355000612_18": "(パパは、ブローチがアダムの助けになると言った。\\n きっと、こんなときのための……)",
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"355000612_19": "「と、着いたか。ここがアダムの保管庫だな。\\n 実際に来るのは初めてだが……」",
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"355000612_20": "「――ッ!?」",
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"355000612_21": "「なんという……ガラクタの山ッ!\\n ある程度覚悟はしていたが、ここまでなのか……ッ!?」"
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