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"355000222_0": "「忌々しいね、どこまでもッ!」",
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"355000222_1": "「無いんだよ、君たちに時間をかけている余裕はッ!」",
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"355000222_2": "「ザコ扱いが鼻につく……ッ!」",
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"355000222_3": "「なら防げるかな? この攻撃が」",
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"355000222_4": "「ぐあ……ッ!?」",
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"355000222_5": "「まずは1機……」",
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"355000222_6": "「私たちを――」",
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"355000222_7": "「侮らないでもらいたいものだなッ!」",
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"355000222_8": "「侮ってなどいないさ。\\n けれど、如何ともし難いのでは? この実力差はッ!」",
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"355000222_9": "「きゃああああッ!」",
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"355000222_10": "「くぅッ!?」",
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"355000222_11": "「まだあたしが残ってるゾ。\\n サイキョーの力を見せてやるゾッ!」",
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"355000222_12": "「戦闘特化型だとしても――、\\n 到底及ばない、僕の力にはッ!」",
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"355000222_13": "「うぐう……強すぎるゾ……」",
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"355000222_14": "「いなくなったね、邪魔者は。\\n あとは――」",
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"355000222_15": "「おおおおおおおおッ!」",
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"355000222_16": "「どうしたのかな、そんなに怒って」",
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"355000222_17": "「当然だ、よくもオレの<ruby=オートスコアラー>自動人形</ruby>たちに……ッ!」",
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"355000222_18": "「安心するといい。\\n すぐに追わせてあげよう、その後をッ!」",
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"355000222_19": "「ぐあああッ!」",
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"355000222_20": "「く、そ……。ラピスが砕けて……」",
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"355000222_21": "「せめてもの情けだ。\\n 一思いに刺させてもらうよ、トドメを――」",
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"355000222_22": "「……なぜだ……どうして、こんなことを……」",
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"355000222_23": "「んん……?」",
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"355000222_24": "「お前は……これでいいのか?」",
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"355000222_25": "「人類を無に帰すなど、望んでいないはずだ」",
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"355000222_26": "「今までずっと、人類を陰ながら見守り支えてきた。\\n そのために作った錬金術師協会だったのだろう?」",
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"355000222_27": "「目指す先は、パパの望む未来と同じだと――。\\n だからこそ、オレも協力をしてきた……ッ!」",
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"355000222_28": "「お前はそのすべてを否定するというのかッ!?」",
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"355000222_29": "「クク、ハハハハハハ……ッ!」",
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"355000222_30": "「言っただろう?\\n 新たな使命が、僕には与えられたって」",
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"355000222_31": "「間違っていたのさ。\\n これまでの僕が目指してきたことはッ!」",
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"355000222_32": "(創造主だからといって、これほどまでに絶対的なものなのか……?\\n 今までのすべてを、否定してしまえるほど……)",
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"355000222_33": "「それだけかな、言いたいことは。\\n サヨナラだ、キャロル――ッ!」",
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"355000222_34": "(……これまでか。\\n パパ、ごめんなさい……オレにはもう――)",
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"355000222_35": "「ぐう……ッ!」",
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"355000222_36": "「レイアッ!?」",
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"355000222_37": "「ま……間に合いましたか、マスター……?」",
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"355000222_38": "「ああ。しかし、お前は……ッ!」",
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"355000222_39": "「マスターのためであれば、\\n 私の身体がどうなろうとも構いませんッ!」",
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"355000222_40": "「愚かだね。\\n どれだけの意味があると思う、この時間稼ぎに?」",
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"355000222_41": "「く……ッ! 確かに、限界が近い…。\\n このままでは――」",
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"355000222_42": "「だが、それでも退くものか……ッ!\\n マスターの幸せは、私が叶えたい理想……夢なのだッ!」",
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"355000222_43": "「レイア……」",
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"355000222_44": "「…………」",
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"355000222_45": "「ぐ……う……」",
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"355000222_46": "「どうした……?」",
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"355000222_47": "「ぐ……ぐ…………」",
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"355000222_48": "「ぐあああああああッ!!」",
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"355000222_49": "「アダムが、苦しんでいる……?」",
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"355000222_50": "「ぐう……なぜ、だ……。\\n 動かない……ッ! 身体が、思うように……」",
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"355000222_51": "「くッ――」",
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"355000222_52": "「逃げた……?」",
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"355000222_53": "「ご無事で、何より……です……」",
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"355000222_54": "「マス……タ……」",
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"355000222_55": "「なんとか、生き延びられたようだ……。\\n しかし、アダムが敵になってしまったのだとしたら――」",
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"355000222_56": "「完全な存在として創られた相手に、\\n どう戦えばいいというのだ……」",
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"355000222_57": "「はあ……はあ……」",
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"355000222_58": "「…………」",
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"355000222_59": "「申し訳ありません……。\\n 手が止まって、なぜか……」",
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"355000222_60": "「一体、この苦しみは……」",
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"355000222_61": "「廃棄されたお前に、今一度の存在意義を与えたはずだ。\\n よもや自身の在り方に疑念を抱いたのではあるまいな?」",
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"355000222_62": "「……疑念?」",
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"355000222_63": "「そのような不完全があってはならぬ」",
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"355000222_64": "「ぐ…………あぁ……ッ!」",
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"355000222_65": "「唱和せよ。\\n 神の言葉のみが真実である」",
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"355000222_66": "「…………」",
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"355000222_67": "「その通りです。\\n 従いましょう、主の言葉に――」"
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