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JSON
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"104500551_0": "「どうやら、\\n S.O.N.G.に見つからず脱出できたようでありますね」",
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"104500551_1": "「ああ。\\n それにしても、なかなか骨が折れたんだゼ……」",
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"104500551_2": "「かなり消耗したし、一刻も早く\\n パナケイアの澱みを取らないと、まずいわね」",
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"104500551_3": "「急いで訃堂の部下を呼びましょう」",
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"104500551_4": "「ですが、このデータでちゃんと報酬が\\n 貰えるでありますか……？」",
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"104500551_5": "「とても使い物になるとは思えないのでありますが……」",
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"104500551_6": "「そればっかりはなんとも言えないわね……」",
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"104500551_7": "「渡さないなんて言いやがったら、\\n ぶっ殺して、無理やりにでも奪うんだゼッ！」",
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"104500551_8": "「データに関しては、不安が残るけど、S.O.N.G.への妨害は\\n 上手くいったわけだし、きっと大丈夫でしょう」",
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"104500551_9": "「それより、わたしたちの必殺技がついに完成したわね」",
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"104500551_10": "「確かに上手くいったであります」",
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"104500551_11": "「ああ。けど最後の爆発、\\n どうしてあんな威力が出たんだゼ？」",
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"104500551_12": "「それはきっと、わたくしめらが完全な閉鎖空間――\\n いえ、閉鎖迷宮を作るのに成功したからでありますよ」",
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"104500551_13": "「同じ爆発でも閉鎖空間と開放された空間では、\\n 威力は段違いになるの」",
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"104500551_14": "「今回は迷宮を狭めたことも手伝って、あれだけの威力を\\n 発揮したんだと思うわ」",
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"104500551_15": "「そっか。\\n ま、なんにしても必殺技が出来たことは喜ばしいゼ」",
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"104500551_16": "「何か名前を決めないとね。\\n えーと、何がいいかしら……」",
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"104500551_17": "「それなら、わたくしめにお任せでありますッ！」",
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"104500551_18": "「えッ！？」",
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"104500551_19": "「どうしたでありますか、２人とも？」",
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"104500551_20": "「わたくしめは、<ruby=ノーブルレッド>誇り高き真紅</ruby>の命名者でもあります。\\n 必殺技の命名にも自信があるでありますよッ！」",
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"104500551_21": "「<size=25>……どうするヴァネッサ？\\n きっとまた、やべえ案が沢山上がってくるゼ</size>」",
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"104500551_22": "「<size=25>どうするも何も、あんな自信満々なエルザちゃんに\\n ダメなんて言えるわけないでしょ</size>」",
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"104500551_23": "「<size=25>ま、まあ、そうだよな……</size>」",
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"104500551_24": "「それじゃ、今回も命名はエルザちゃんに任せるわ」",
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"104500551_25": "「ああ、カッコいいのを頼んだゼ？」",
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"104500551_26": "「責任重大ではありますが、任せるでありますッ！」",
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"104500551_27": "「フフ、さて見つからないように、\\n もう少しこの場から離れましょう」",
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"104500551_28": "「ああ、それじゃヴァネッサ。\\n 肩を貸すんだゼ」",
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"104500551_29": "「反対側はわたくしめが貸すであります」",
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"104500551_30": "「……お姉ちゃんなのに、\\n ２人の足を引っ張っちゃってごめんね」",
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"104500551_31": "「それに人間に戻るための方法も、\\n あと一歩で手に入らなかったし……」",
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"104500551_32": "「お姉ちゃん、不甲斐ないわ……」",
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"104500551_33": "「ホント、手のかかる姉だゼ」",
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"104500551_34": "「まったくでありますね」",
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"104500551_35": "「反省するわ……」",
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"104500551_36": "「そうするであります。\\n でも、反省すべきは失敗したことではないでありますよ」",
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"104500551_37": "「もちろん、足を引っ張ったことでもないゼ。\\n ……ウチらは足を引っ張られたなんて思ってないけどな」",
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"104500551_38": "「え……？」",
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"104500551_39": "「ヴァネッサが反省するべきなのは、\\n １人で犠牲になろうとしたことだゼ」",
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"104500551_40": "「そうであります。\\n わたくしめらは３人揃って<ruby=ノーブルレッド>誇り高き真紅</ruby>」",
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"104500551_41": "「誰が欠けても、ダメなのでありますよ」",
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"104500551_42": "「そっか……そうだったわね。\\n ごめんなさい――ううん、ありがとう２人とも」",
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"104500551_43": "「それでいいであります」",
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"104500551_44": "「ま、上がちょっと抜けた姉でも、下の妹が\\n しっかりしてるから大丈夫だゼ」",
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"104500551_45": "「フフ、こんな手のかかるお姉ちゃんだけど、\\n これからもよろしくね」",
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"104500551_46": "「もちろんだゼ」",
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"104500551_47": "「わたくしめにできることなら、全力をつくすであります」",
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"104500551_48": "「ミラアルクちゃん、エルザちゃん。\\n わたしたち、必ず人間に戻りましょうね」",
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"104500551_49": "「もちろんであります」",
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"104500551_50": "「ああ、絶対３人一緒に人間に戻るんだゼ」",
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"104500551_51": "「ええ、そして、これまで苦しんだ分、\\n 誰よりも幸せになりましょう」",
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"104500551_52": "「ガンスッ！」",
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"104500551_53": "「当たり前だゼ」"
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