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JSON
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"339001111_0": "ウルトラマンの思い出",
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"339001111_1": "「おはよう、調、切歌。\\n 調子はどうかしら?」",
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"339001111_2": "「いつだって元気印のアタシなのデスッ!",
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"339001111_3": " と言いたいけれど、さすがに今回の任務は疲れたデス……」",
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"339001111_4": "「うん……」",
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"339001111_5": "「調、帰ってきた次の日、ずっと寝てたデスもんね」",
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"339001111_6": "「切ちゃんだってッ!」",
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"339001111_7": "「はいはい、ケンカしないの。\\n まあ、そういうわたしも、さっきまでグッタリしてたけど……」",
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"339001111_8": "「だけど、すごい経験だったわ」",
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"339001111_9": "「ウルトラマン、カッコよかったデスよねッ!\\n スペシウム光線デスっけ? 両手をこうやって……」",
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"339001111_10": "「違うよ。右手を縦にして、\\n 左手を横にして重ねるんだよ」",
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"339001111_11": "「あれ? そうだったデス……?」",
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"339001111_12": "「とにかく、アタシも1回くらいは撃ってみたいデスッ!」",
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"339001111_13": "「切ちゃんには、あの人の技があるでしょ」",
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"339001111_14": "「セブンの技デスか……。だけど、\\n ギラリ眼鏡の怖い顔も一緒に思い浮かぶんデスよね……」",
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"339001111_15": "「ウルトラマンの仲間って、他にもいるのかな?」",
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"339001111_16": "「アタシたちが知ってるのは、\\n ウルトラマンに、セブンに、エース……デスよね?」",
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"339001111_17": "「もし次行く機会があれば、\\n 他の新しいウルトラマンにも会えるかもしれないわね」",
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"339001111_18": "「響さんや司令が喜びそう……」",
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"339001111_19": "「司令……ね……」",
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"339001111_20": "「どうしたんデス? マリア?」",
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"339001111_21": "「いえ、今回の事件の報告書を提出したら、\\n その直後に呼び出されて……」",
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"339001111_22": "「えッ!」",
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"339001111_23": "「キラキラ目を輝かせながら、\\n ウルトラマンのことをじっくりみっちり聞かれたわ……」",
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"339001111_24": "「あ……」",
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"339001111_25": "「マリア、お疲れ様デス……」",
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"339001111_26": "「このグッタリの原因の半分は、\\n 司令への報告で長時間拘束されたことよ……」",
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"339001111_27": "「…………」",
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"339001111_28": "「そ、それにしても、\\n 異星人と共存するってすごい世界デスよね?」",
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"339001111_29": "「うん、うん」",
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"339001111_30": "「ええ、そして何よりも、\\n 歌が大好きな異星人がいることに驚きだわ」",
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"339001111_31": "「やっぱり歌は、誰をも繋げるのデスッ!」",
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"339001111_32": "「うん。あの子、今頃どうしてるんだろう……。\\n 楽しく過ごしてるかな?」",
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"339001111_33": "「最後に見た時、すごく楽しそうだったデスからね」",
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"339001111_34": "「ええ、そうね……」",
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"339001111_35": "「きっと今も楽しそうに唄っているわよ」"
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