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{
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"339000942_0": "「ぐおおおおおぉぉぉぉぉ――ッ!」",
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"339000942_1": "「倒せた……?」",
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"339000942_2": "「うん」",
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"339000942_3": "「ああ、もう起き上がれないはずだ……」",
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"339000942_4": "「やったんデスよッ!」",
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"339000942_5": "「まあ、思ったよりは時間がかかったけど」",
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"339000942_6": "「フン……手間をかけさせやがって……、\\n 後は処分するだけだな」",
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"339000942_7": "「ククク……」",
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"339000942_8": "「何がおかしいの?」",
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"339000942_9": "「間抜けな奴らを見てると、\\n 笑わずにはいられないだろ」",
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"339000942_10": "「貴様……今すぐあの世に送ってやるッ!」",
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"339000942_11": "「諸星さん、待ってくださいッ!\\n 何か変ですよ……」",
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"339000942_12": "「おいッ! お前、何を隠してるんだッ!?」",
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"339000942_13": "「俺はただでは死なんッ!\\n お前らも道連れだッ!」",
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"339000942_14": "「何を言っている?」",
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"339000942_15": "「なんか、嫌な予感がするデス……」",
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"339000942_16": "「なんだ……? ノラザム星人の身体から熱がッ!」",
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"339000942_17": "「自爆かッ!?」",
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"339000942_18": "「今頃気づいても、もう遅い」",
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"339000942_19": "「このクソ野郎……ッ!」",
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"339000942_20": "「おっと、刺激するなよ……。\\n 今、俺に触れたら、簡単に爆発するからな……」",
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"339000942_21": "「どんどん熱くなっていってるッ!」",
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"339000942_22": "「急いで避難するデスよッ!」",
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"339000942_23": "「待てッ! こいつの余裕の表情。\\n おそらく、爆発範囲は馬鹿みたいにふざけた規模なんだろう」",
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"339000942_24": "「さあ、どうだったかな?\\n 試しに逃げてみるのはどうだ?」",
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"339000942_25": "「お前らだけなら逃げ切れるかもな、お前らだけならッ!」",
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"339000942_26": "「まさかこいつ、街ごと吹き飛ばすつもりかッ!?」",
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"339000942_27": "「まあ、そういうことでしょうね……」",
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"339000942_28": "「何か、止める方法は……」",
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"339000942_29": "「スペシウム光線を使うのだ」",
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"339000942_30": "「エドさんッ!?」",
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"339000942_31": "「莫大なエネルギーを束ねたスペシウム光線ならば、\\n 対象を消滅させることができる」",
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"339000942_32": "「しかし、\\n 当たった瞬間、爆発を誘引するんじゃないのか?」",
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"339000942_33": "「だから私は『束ねる』と言ったのだ」",
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"339000942_34": "「進次郎クン1人のスペシウム光線なら無理だろう。\\n だが、今ここにいるのは彼だけではない」",
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"339000942_35": "「わたし……」",
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"339000942_36": "「だとしても保証はできないでしょ。\\n さっきの戦いで先輩も力を使い果たしているだろうし」",
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"339000942_37": "「スペシウム光線……、\\n あと1度くらいなら撃てるはずだ……」",
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"339000942_38": "「わたしもよ……」",
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"339000942_39": "「他の者たちの力も集めるんだ」",
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"339000942_40": "「どういう意味ですか?」",
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"339000942_41": "「さっき君が、\\n 彼女に力を与えていたのを見ていたのだよ」",
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"339000942_42": "「ここに集った戦士たちが、残った力をすべて2人に預け、\\n スペシウム光線として放つのだ」",
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"339000942_43": "「普段ならすぐに放つエネルギーを、\\n 限界まで溜めてから放つ」",
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"339000942_44": "「そんなことが可能なんですか?」",
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"339000942_45": "「それは、君たち次第だ」",
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"339000942_46": "「なら、やってみるしかないか……」",
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"339000942_47": "「うん……」",
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"339000942_48": "「いいのか?\\n あんたらは、元の世界に戻れば死なずに済むんだぞ」",
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"339000942_49": "「ここまで来て何を言ってるの?\\n それに、この世界にはあの子だっているのよ」",
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"339000942_50": "「わたしたちは、あの子がまた楽しく唄える、\\n そんな世界を護りたい」",
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"339000942_51": "「そのためなら、なんでもするデスッ!」",
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"339000942_52": "「そうだったな、野暮なことを聞いて悪かったよ」",
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"339000942_53": "「……それじゃ行くぞッ!」",
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"339000942_54": "「マリアとウルトラマン……、\\n 2人の周りを光が包んでるデス……」",
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"339000942_55": "「なんだか共鳴しているみたい……」",
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"339000942_56": "「そっちのスーツの効果なのか……、\\n 2人のエネルギーが干渉し合い、増幅していく……」",
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"339000942_57": "「見とれる気持ちはわかるが、\\n 本人たちは声も出せないほどに集中しているようだぞ」",
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"339000942_58": "「くッ……」",
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"339000942_59": "「ぐぐ……」",
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"339000942_60": "「それじゃボクから試しに――えッ!」",
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"339000942_61": "「あぁ……はぁ、はぁ……」",
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"339000942_62": "「どうした……?」",
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"339000942_63": "「本当に……力が……吸い取られるみたいに……」",
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"339000942_64": "「確かにさっきよりも光が大きくなった気がするデスッ!」",
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"339000942_65": "「じゃあ、わたしもッ!」",
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"339000942_66": "「アタシもやるデス……ッ!」",
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"339000942_67": "「フン……しくじるなよ……」",
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"339000942_68": "「とてつもないパワーを感じる……」",
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"339000942_69": "「少しでも気を抜いたら、こっちが押しつぶされそうだ」",
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"339000942_70": "「それじゃ、行きましょうか?」",
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"339000942_71": "「ああ、これで決めるぞッ!」",
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"339000942_72": "「<size=40>いけええええぇぇぇぇぇ――ッ!!</size>」",
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"339000942_73": "「この力、この輝き、なんと素晴らしい……」",
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"339000942_74": "「すごい光デス……ッ!」",
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"339000942_75": "「とてつもなく力強いエネルギーも感じる……」",
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"339000942_76": "「不安の欠片さえ吹き飛ぶほどの力強さだ……」",
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"339000942_77": "「これがウルトラマンの……」",
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"339000942_78": "「まさか……そんな……」",
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"339000942_79": "「ああぁ…………」"
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