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"336000921_0": "「あんなに大量に敵の反応を検知していたのに、\\n 駆けつけてみれば、ねこの子一匹見当たらないなんて――」",
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"336000921_1": "「待ってくださいッ! あちらに倒れている方が――」",
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"336000921_2": "「……あ、あああああ…… あちこちにたくさんの……」",
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"336000921_3": "「ひどい……\\n 街のみんなに、犠牲者が――」",
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"336000921_4": "「……ローターの音?」",
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"336000921_5": "「……あれは、二課のヘリですわッ!」",
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"336000921_6": "「――この惨状、遅かったか……」",
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"336000921_7": "「おじいちゃんッ!」",
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"336000921_8": "「おお、竜姫たちは無事であったかッ!?」",
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"336000921_9": "「いったい、何がどうなってるのッ!?」",
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"336000921_10": "「竜姫の3人に報せたいことがあるッ!\\n 説明は、ヘリの中で行うとしようッ!」",
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"336000921_11": "「まずはこれを見てほしい」",
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"336000921_12": "「なんなの? これ――?」",
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"336000921_13": "「ここ数日に渡る、\\n 本部データバンクへの不正アクセスの痕跡だ」",
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"336000921_14": "「楽隠居なりにではあるが、\\n 儂は一連の事件を、裏からいろいろ調べておってな……」",
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"336000921_15": "「本部に侵入者、\\n あるいは内通者がいることが判明した」",
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"336000921_16": "「――そんなッ!?」",
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"336000921_17": "「残念ながら事実だ。\\n おそらくは、国外の特務機関の飼い犬と思われる」",
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"336000921_18": "「考えたくはないが、\\n 並行世界からの客人という、3人の――」",
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"336000921_19": "「――おじいちゃんッ!」",
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"336000921_20": "「……疑っているのではない。可能性を論じておる……」",
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"336000921_21": "「見てッ! データバンクへの不正アクセスが――」",
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"336000921_22": "「……新たに、行われているみたいですわ……」",
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"336000921_23": "「……やはり、罠だったのかもしれないな」",
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"336000921_24": "「――罠ッ!?\\n さっき代行も言ってたけれど、それってどういう……」",
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"336000921_25": "「竜姫の3人を遠くに引き離し、自由に動けるようにするために、\\n ここに敵を呼び出して、無辜の人々を襲わせたとも考えられる」",
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"336000921_26": "「……」",
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"336000921_27": "「……」",
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"336000921_28": "「もう、わけがわからない――わからないよッ!\\n 何が本当で、知らないところで何が起きているのかなんてッ!」",
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"336000921_29": "「……ユミ……」",
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"336000921_30": "「だから、この目で確かめるッ!\\n 自分の目で、真実を見届けてやるッ!!」",
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"336000921_31": "「――結果、シンフォギアと対峙することになってもか?」",
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"336000921_32": "「……うん……」",
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"336000921_33": "「メックヴァラヌスで、シンフォギアに勝てるのか?」",
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"336000921_34": "「……そ、それは……」",
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"336000921_35": "「……」",
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"336000921_36": "「その胸に覚悟があるならば……\\n 終身名誉司令たる儂の権限で、Dモジュールの縛鎖を解こう」",
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"336000921_37": "「……」",
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"336000921_38": "「データバンクへの不正アクセス……\\n どうやら最後のファイアウォールも突破されたようだな……」",
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"336000921_39": "「……よしッ、<ruby=ボキ>僕</ruby>のテクをもってすれば、\\n これしきのファイアウォールなんてモノの役には……」",
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"336000921_40": "「……」",
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"336000921_41": "「受け入れ難い事態の連発と、\\n 受け入れ難い情報の連続……」",
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"336000921_42": "「すべてを詳らかにしようとも――」",
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"336000921_43": "「二課を預かる司令とはいえ、代行の権限では\\n 機密の深奥には踏み込めず、目隠しをされたままに等しかった」",
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"336000921_44": "「時間はかかったけど、\\n これで全ての機密は、明日の二課司令たる<ruby=ボキ>僕</ruby>のものに――」",
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"336000921_45": "「……」",
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"336000921_46": "「……な、な、な……」",
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"336000921_47": "「<size=40>いったいこれは、何なのかねえええええッ!!?</size>」",
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"336000921_48": "「おいッ、いるんだろッ!?\\n いいかげん姿を見せたらどうだッ!」",
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"336000921_49": "「小物をけしかけるばかりで、\\n わたしたちを阻むことなど――」",
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"336000921_50": "「……」",
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"336000921_51": "「マントの下に、リディアンの――\\n 仰陽館女学院の制服を着ているのは知っているッ!」",
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"336000921_52": "「あなたたちの目的はッ!?\\n ここでいったい何をしようとしているのッ!?」",
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"336000921_53": "「大局的には――実験と研究……\\n だけどわたしは、そんなのどうでもいいの……」",
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"336000921_54": "「わたしはただ、あの人を振り返らせたいだけ」",
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"336000921_55": "「――あの人ッ!?」",
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"336000921_56": "「気をつけろッ、あのタイプは――」",
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"336000921_57": "「ああ、こちらのフォニックゲインを吸収し、\\n 戦う力へと変換する難敵だ……」",
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"336000921_58": "「でも、板場さんたちが――\\n メックヴァラヌス抜きで対処するには――ッ!?」",
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"336000921_59": "「あの人が執心するあなたたちが嫌いッ! 大嫌いッ!\\n だから壊れてッ、壊れてしまえええええええええッ!」",
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"336000921_60": "「――ッ!?」",
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"336000921_61": "「やったわッ! 壊れたッ!? バラバラにィィィィィッ!」",
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"336000921_62": "「……」",
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"336000921_63": "「――何ッ!?」",
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"336000921_64": "「アーリーシルエット」",
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"336000921_65": "「フォニックゲインを喰らう怪物が相手なら、\\n 適合係数を低減し、フォニックゲインを引き下げればいいだけの事」",
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"336000921_66": "「できるのッ!?\\n そんな芸当がッ!」",
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"336000921_67": "「できるんだよ」",
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"336000921_68": "「耳年増のお前にはわからないかもだが、\\n こう見えてあたしら、意外に経験豊富なんだよ」",
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"336000921_69": "「シンフォギア――完成された兵器どもめ……」",
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"336000921_70": "「そこで何をしておる。\\n データサンプルの採取よりも、今は――」",
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"336000921_71": "「申し訳ありません。\\n 直ちに計画を遂行します」",
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"336000921_72": "「――ッ!?」",
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"336000921_73": "「預けるぞ、シンフォギア……\\n いつかにわたしは、お前たちを――」",
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"336000921_74": "「――待ってッ!」",
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"336000921_75": "「飛び出すなッ、バカッ!」",
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"336000921_76": "「今は追うよりも、目の前の敵を――\\n フォニックゲインの出力を下げた分、手強い相手と心得よッ!」"
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