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JSON
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"333000811_0": "ドゥームズデイ",
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"333000811_1": "「襲撃者の様子はどうだ?」",
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"333000811_2": "「まだ内部へは侵入されていない。\\n だが、時間の問題だろう」",
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"333000811_3": "「そうか、では仕方ない、\\n ドゥームズデイを起動させるんだッ!」",
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"333000811_4": "「待てッ! まだ修復が完了していないぞ」",
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"333000811_5": "「それに、この使役拘束具で制御できるかも\\n 確認がとれていない」",
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"333000811_6": "「構わないッ! 研究データはもう十分そろってる。\\n それに時間も無いッ! やるしかないだろう」",
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"333000811_7": "「それでは前回の二の舞に……」",
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"333000811_8": "「黙れッ! 我々は前回の起動実験も研究し尽くした。\\n それで同じ結果になるはずがないッ!」",
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"333000811_9": "「しかし……」",
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"333000811_10": "「我々のこれまでの研究を信じろ。\\n それに、保険も用意しているから心配はいらない」",
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"333000811_11": "「保険?」",
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"333000811_12": "「こっちだ」",
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"333000811_13": "「……八紘おじちゃんはどこ?」",
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"333000811_14": "「しばらくしたら、来るんじゃないかな」",
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"333000811_15": "「…………」",
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"333000811_16": "「……わたしを、だましたの?」",
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"333000811_17": "「そんなつもりはないよ。\\n 君には、ちょっとお手伝いをしてもらいたいだけだ」",
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"333000811_18": "「なんだこいつらは?」",
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"333000811_19": "「影護に潜入させていた我々お抱えのスパイだよ。\\n そして、その子は、あらゆる機械を操作する力を持った少女」",
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"333000811_20": "「まさか、二課が保護していた少女?」",
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"333000811_21": "「そうだ。いざというときのために、\\n 時間をかけ準備をしておいたのだ」",
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"333000811_22": "「このことを、米国は――、\\n 上は知っているのか?」",
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"333000811_23": "「……我々に託された命令は、ドゥームズデイの制御と運用。\\n 次期の予算がかかっているんだぞッ!?」",
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"333000811_24": "「つまり、上は知らないと……」",
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"333000811_25": "「さあ、ドゥームズデイ起動だッ!」",
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"333000811_26": "「…………」"
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