xdutranslations/Missions/main_xd03/404000211_translations_jpn.json
2020-05-15 23:42:43 +02:00

88 lines
8.7 KiB
JSON
Raw Blame History

This file contains invisible Unicode characters

This file contains invisible Unicode characters that are indistinguishable to humans but may be processed differently by a computer. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

This file contains Unicode characters that might be confused with other characters. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

{
"404000211_0": "激戦・前編",
"404000211_1": "「ミーナさんッ!」",
"404000211_2": "「……何か用?」",
"404000211_3": "「あの……ごめんなさい。\\n ミーナさんが元気ないのって、わたしが無神経なことを――」",
"404000211_4": "「……違うわ。あなたのせいじゃない。\\n だから、気にしないで」",
"404000211_5": "「でも……」",
"404000211_6": "「……話はそれだけ?\\n なら、わたしはこれで――」",
"404000211_7": "「待ってくださいッ!\\n それなら……一緒に戦ってくださいッ」",
"404000211_8": "「ッ!?」",
"404000211_9": "「わたしはミーナさんたちを一緒に戦う仲間だって思ってます。\\n だから、ミーナさんもわたしたちを頼ってくださいッ」",
"404000211_10": "(仲間……そうなれたらどんなに――)",
"404000211_11": "「……そうね」",
"404000211_12": "(でも、わたしは今更――変われない……)",
"404000211_13": "「……わたし、ミーナさんが、\\n ずっと何かに悩んでいるように見えるんです」",
"404000211_14": "「……そんなことないわよ」",
"404000211_15": "「……今の笑顔だって、なんだか、無理して作っているように\\n 感じます。わたしの知ってるミーナさんは、もっと――」",
"404000211_16": "「あなたがわたしの何を知って――ッ!?」",
"404000211_17": "「はい、響ですッ!\\n ミーナさんもいますッ」",
"404000211_18": "「ギャラルホルンのアラートが確認されたッ!\\n 新たな世界蛇の影の出現が推察される。急いで戻ってくれッ」",
"404000211_19": "「はい、わかりましたッ!」",
"404000211_20": "「ミーナ、聞こえるか?」",
"404000211_21": "「ええ。\\n 世界蛇の影が出現したんでしょう」",
"404000211_22": "「そうだ」",
"404000211_23": "「先ほどS.O.N.G.の方でも確認したみたいよ。\\n これから装者たちと一緒に、並行世界を特定して対処を――」",
"404000211_24": "「……どうやら正確な情報はまだらしいな。\\n 世界蛇の影が出現したのは確かだが、状況は少し違う」",
"404000211_25": "「…‥どういうこと?」",
"404000211_26": "「出現した世界は、1つではないということだ」",
"404000211_27": "「な……ッ!?」",
"404000211_28": "「……事態は予想以上に深刻だ」",
"404000211_29": "「スクルドからの情報提供により、ギャラルホルンのアラートを\\n 解析したところ、同時につの世界の危機が観測されました」",
"404000211_30": "「4つって……どういうことだよッ!?」",
"404000211_31": "「そんな……」",
"404000211_32": "「アラートの規模やスクルドから得た情報によれば、\\n どこも世界蛇の影の出現が予想されています」",
"404000211_33": "「同時に出現する世界蛇の影……それってッ!?」",
"404000211_34": "「ええ、確か以前にも似た現象が――ッ!」",
"404000211_35": "「なッ……世界蛇の本体がどこかに降臨しているってことッ!?」",
"404000211_36": "「いくらなんでもいきなりすぎデスよッ!?」",
"404000211_37": "「まさか急にこんなことになるなんて……」",
"404000211_38": "「……いえ、まだ世界蛇本体の降臨はないと思うわ」",
"404000211_39": "「ミーナさん?」",
"404000211_40": "「ユリウス、そうよね?」",
"404000211_41": "「ああ、俺も同じ見解だ。\\n 今回の現象は世界蛇本体出現時のものとは性質が異なる」",
"404000211_42": "「それは、どういった部分なのでしょうか?」",
"404000211_43": "「本体が現れた際に、他の世界で観測される世界蛇の影は、\\n 全て実体を伴わない、いわば蜃気楼のようなものだ」",
"404000211_44": "「偶然周波数が合ってしまった通信機のように、音の代わりに\\n ただユラユラとその姿が別の世界から見えるだけ」",
"404000211_45": "「実体がないため、影響を及ぼす力も弱い」",
"404000211_46": "「つまりそれは、ギャラルホルンのアラートとして検知されない。\\n しかし、今回の件は違うだろう」",
"404000211_47": "「ギャラルホルンがアラートを発している、\\n つまりそれは、実在の脅威ということですね……」",
"404000211_48": "「ああ、そうだ」",
"404000211_49": "「しかし、こんなことは今まで一度も……」",
"404000211_50": "「影の出現は本体の先触れだ。\\n あるいは、本体の出現まで見越しているものかもしれない」",
"404000211_51": "「対処を怠れば、世界蛇本体の呼び水となってしまう。\\n 早急になんとかしなくては……」",
"404000211_52": "「現れた世界は複数……4つと言いましたが、わたしたちの\\n 知っている世界でしょうか それとも別の――」",
"404000211_53": "「……全て訪れたことのある並行世界だ。\\n それも、我々に関わりの深い世界……」",
"404000211_54": "「奏さんの世界とセレナさんの世界。\\n そして、フィーネさんやウェル博士が協力者としている世界」",
"404000211_55": "「最後に、ミョルニルをボクたちに託してくれた世界の4つです」",
"404000211_56": "「な――ッ!? そんな偶然がッ!?」",
"404000211_57": "「偶然ではないのかもしれません。それぞれの世界で少なくとも、\\n 装者のみなさんとカルマイズとの戦いはありました」",
"404000211_58": "「そして世界蛇の件でウロボロスも装者のみなさんを\\n 認識しています。だから――」",
"404000211_59": "「作為的にわたしたちに関係ある世界が選ばれた、\\n そういう可能性もあるということね……」",
"404000211_60": "「つまりウロボロスは、\\n 世界蛇の影も呼び出せるってことなの」",
"404000211_61": "「はい……」",
"404000211_62": "天羽奏のいる並行世界、特異災害対策機動部二課――",
"404000211_63": "「はあ……厄介なお客さんが来ているわね」",
"404000211_64": "「ああ、そのようだな。\\n あれがカルマイズのプラントでもある世界蛇か……」",
"404000211_65": "「正確にはその影だけどな。\\n けど、影つでも放っておいたら大変なことになる」",
"404000211_66": "「わかっている。\\n 奏、負担をかけるが俺たちも全力でサポートする」",
"404000211_67": "「二課の総力をもって、\\n あの超ド級特異災害の対処に当たるぞッ」",
"404000211_68": "セレナ・カデンツァヴナ・イヴのいる並行世界",
"404000211_69": "F.I.S.研究所日本支部――",
"404000211_70": "「なるほど、あれが……。\\n 尋常なものではありませんね」",
"404000211_71": "「マム……早くアレをなんとかしないと」",
"404000211_72": "「落ち着きなさい、セレナ。\\n いくら新たな力を得たとはいえ、あなた人では危険です」",
"404000211_73": "「戦いとは何も刃を交えることだけを指すものではありません。\\n ましてや私たちが負ければ、すべては終わってしまいます」",
"404000211_74": "「これは、あなた1人だけの戦いではない。\\n この世界に生きる私たち全員の戦いなのです」",
"404000211_75": "フィーネ、ウェル博士等、協力者たちのいる並行世界",
"404000211_76": "特異災害対策機動部二課・研究所――",
"404000211_77": "「……ついに私たちのところにまで現れたわね」",
"404000211_78": "「一応聞くが、何か策は無いか?」",
"404000211_79": "「そうね、当面はあなたとあの忍者さんでカルマノイズの対処を\\n しておいて。空の方のアレは後回しよ」",
"404000211_80": "「わかった。彼にも連絡を取ってみる」",
"404000211_81": "「……さて、どうしたものかしらね」",
"404000211_82": "風鳴八紘、シャロンのいる並行世界",
"404000211_83": "特異災害対策機動部二課――",
"404000211_84": "「あれが……話に聞いた世界蛇か……。\\n こちらの世界に出現するとは……」",
"404000211_85": "「……お姉ちゃん……」"
}