xdutranslations/Missions/main_xd03/404000922_translations_jpn.json
2020-05-15 23:42:43 +02:00

39 lines
4.3 KiB
JSON
Raw Blame History

This file contains invisible Unicode characters

This file contains invisible Unicode characters that are indistinguishable to humans but may be processed differently by a computer. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

{
"404000922_0": "数日後――",
"404000922_1": "「お前たち、体調はどうだ?」",
"404000922_2": "「はいッ! ご飯も食べて体力満タンですッ!」",
"404000922_3": "「そりゃ、あれだけ食べてりゃな……」",
"404000922_4": "「いいじゃないか。食事は全ての基本だよ」",
"404000922_5": "「ご飯は大事デス」",
"404000922_6": "「装者たちが回復できたのも、ミーナくんが連日現れる\\n 世界蛇の影を迎撃してくれたおかげだ。感謝する」",
"404000922_7": "「いえ……わたしの方こそ。\\n あなたたちは命の恩人よ。ありがとう」",
"404000922_8": "「俺たちは当然のことをしたまでだ。\\n それに、君の治療の礼だったら、エルフナインくんに言ってくれ」",
"404000922_9": "「ううん。そもそもあなたが庇ってくれなかったら、\\n わたしは石屋に倒されてた」",
"404000922_10": "「それに装者のみんなにもずっと助けてもらってる。\\n ……だから、改めてお礼と一緒に言わせてほしいことがあるの」",
"404000922_11": "「……なんだ?」",
"404000922_12": "「ごめんなさい。わたしは協力関係を結ぶと言いながら、\\n あなたたちのことを信用していなかった……」",
"404000922_13": "「ミーナ……?」",
"404000922_14": "「力のあるなしだけを判断基準にして、戦う力の無い者を\\n 見下していたのかもしれない……」",
"404000922_15": "「世界蛇が来たら、滅ぼされるだけの数多の並行世界の1つと\\n 思っていたのかもしれない」",
"404000922_16": "「独りよがりに戦って……ううん、戦った気になって、\\n 世界蛇に抗い、希望を信じて戦う人たちを疎かにしていた」",
"404000922_17": "「世界を越えて移動することができるにも拘らず、\\n 世界を越えて世界蛇に抗う人たちと手を繋いでこなかった……」",
"404000922_18": "「……それは、大きな間違いだった。\\n そのために多くの世界が、仲間が犠牲になってしまった……」",
"404000922_19": "「わたしがもっと早く間違いに気づけば、世界蛇がここまで\\n 成長する前に、勝つことができたかもしれない」",
"404000922_20": "「多くの仲間も、多くの世界も犠牲にならずに済んだかも\\n しれない」",
"404000922_21": "「……だから、ごめんなさい。\\n そして今度こそ、仲間としてわたしたちに協力してほしいの」",
"404000922_22": "「この戦いで、世界蛇を倒すために。\\n もう誰も、犠牲になんてならない明日にするために」",
"404000922_23": "「そんなこと――」",
"404000922_24": "「答えは決まってますよ」",
"404000922_25": "「ね、師匠?」",
"404000922_26": "「そうだな。我々は協力関係を結んでいる。\\n 俺はそれを破棄した覚えはないし、破棄するつもりもない」",
"404000922_27": "「迫り来る脅威を乗り越えるため、共に戦おう」",
"404000922_28": "「ありがとう。\\n これからは、わたしたちにできることならなんでも協力するわ」",
"404000922_29": "「ああ、よろしく頼む」",
"404000922_30": "「ユリウスも、ごめんなさい。わたしは間違ってた。\\n もしリーダーとして不適格だというなら、あなたに――」",
"404000922_31": "「その先は無しだ。スクルドのリーダーはミーナしかいない。\\n 君こそが我々、そして先祖たちの恩人なのだから」",
"404000922_32": "「ユリウス……」",
"404000922_33": "「それは、戦って死んでいった仲間も同じだ。\\n 君を糾弾するものなどいない」",
"404000922_34": "「遠回りだったのかもしれない。しかし、俺たちは今、\\n こうして望外の助力を得て、世界蛇との決戦を迎えられる」",
"404000922_35": "「だから、君の歩んできた道は間違ってなどいない。\\n ――これからも俺たちを導いてくれ」",
"404000922_36": "「ユリウス……ええ、わかったわ。\\n ありがとう」"
}