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2020-05-15 23:42:43 +02:00

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{
"332000731_0": "「敵性存在を排除ッ!」",
"332000731_1": "「やれやれ……まさか出会い頭とはな」",
"332000731_2": "「怪我は無いか?」",
"332000731_3": "「はい、問題ありません」",
"332000731_4": "「見た感じ、近くに他の敵はいないみたいです」",
"332000731_5": "「周囲にギア、生体反応ともにありません」",
"332000731_6": "「それでは奥に進みます」",
"332000731_7": "「みなさん、またバックアップをお願いできますか」",
"332000731_8": "「各種のモニタリングはまかせておいて」",
"332000731_9": "「遠隔映像もばっちりクリアだよ」",
"332000731_10": "「行方不明者たちはあの少女と同様、\\n なんらかの力で護られている可能性が高いと思われる」",
"332000731_11": "「焦らず、とにかく慎重に行動してくれ」",
"332000731_12": "「わかりました」",
"332000731_13": "「未来さん、先程お渡ししたカプセルは持っていますか?」",
"332000731_14": "「うん、ちゃんと持ってるよ」",
"332000731_15": "「出撃にはこちらを持っていってください」",
"332000731_16": "「これは?」",
"332000731_17": "「囚われたおふたりへの対策です」",
"332000731_18": "「調ちゃんたちの?」",
"332000731_19": "「はい」",
"332000731_20": "「おふたりは今、なんらかの力により精神支配、\\n もしくは洗脳状態下にあると思われます」",
"332000731_21": "「それを撃ち破る手段として、これを飲ませてみてほしいんです」",
"332000731_22": "「この薬は……?」",
"332000731_23": "「一種の気付け薬、のようなものでしょうか」",
"332000731_24": "「気付け薬って……気を失った人に嗅がせたり、\\n 気を失いそうな人の意識をしっかりさせる」",
"332000731_25": "「はい、そうです」",
"332000731_26": "「実は先日、未来さんとの戦闘時のおふたりの様子と、\\n つぶやいていた口の動きを画像解析してみたのですが――」",
"332000731_27": "「おふたりの発言は、まるで寝言のように\\n 支離滅裂なことを口にしていたんです」",
"332000731_28": "「寝言?」",
"332000731_29": "「一見、目の前の事態に対処している様にも見えましたが、\\n 口走る内容は、対象も時系列もおかしなものばかり」",
"332000731_30": "「過去にあったと思われる出来事に、全く突拍子もない\\n 絵空事のようなことも含まれていたんです」",
"332000731_31": "「一方で、シュルシャガナ、イガリマのギアから発信されたバイタル\\n サインを確認したところ、脳波がンレム睡眠状態にありました」",
"332000731_32": "「え……それじゃ、調ちゃんたちは\\n 寝たまま戦ってたってことッ」",
"332000731_33": "「はい。恐らくおふたりは目を開けたまま、夢遊病のような状態で\\n 活動している――させられているのだと思われます」",
"332000731_34": "「最初に調さんたちが受けた影響も夢に関するもので、\\n 直接的な精神支配や洗脳などの痕跡はありませんでした」",
"332000731_35": "「仮説ではありますが、アナベル人形は対象が睡眠に近い状態で\\n なければ、操れないものと推察されます」",
"332000731_36": "「ですので、大きなショックを与えて覚醒――\\n つまり起こすことができれば、正気に戻るかもしれません」",
"332000731_37": "「でも、それじゃどうして戦ってても起きないのかな?」",
"332000731_38": "「調さんたちの状態は深い睡眠状態に近いので、\\n 外的刺激への感度が下がっているんです」",
"332000731_39": "「それこそ大怪我でもしない限り、単純な痛みなどの刺激で\\n 覚醒させるのは難しいかと思われます」",
"332000731_40": "「それで、この薬なの?\\n でも大きなショックって、中身は危険なものじゃないよね……」",
"332000731_41": "「大丈夫ですよ。これはバーズ・アイ・ペッパーを原料に、\\n 精製した粉末を詰めたものです」",
"332000731_42": "「食用に使われるスパイスの一種でもありますから、\\n このくらいの量なら人体に害もありません。安心してください」",
"332000731_43": "「わかった」",
"332000731_44": "(ペッパーってことはコショウみたいなものかな?)",
"332000731_45": "「一度はAnti_LiNKERを使用し、強制的に調さんたちがギアを\\n 纏えない状況にすることも検討したのですが――」",
"332000731_46": "「自由意志でギアを纏っているわけではない以上、\\n おふたりがどういった行動にでるかわかりません」",
"332000731_47": "「不測の事態を招いて、おふたりを危険に晒す可能性もあります。\\n ですので、未来さんにはその分苦労をかけてしまいますが――」",
"332000731_48": "「うん、大丈夫。わたしに任せて。\\n 人共、きっと助けてみせるから」",
"332000731_49": "「お願いします。\\n あとは、これも持っていってください」",
"332000731_50": "「これは?」",
"332000731_51": "「通信障害に対応した小型携帯無線機兼、遠隔カメラです」",
"332000731_52": "「切歌さんたちのギアの通信機は未対応ですけど、\\n 正気に戻った後の作戦行動には必要でしょうから」",
"332000731_53": "「わかった。必ず渡すね」",
"332000731_54": "「おふたりをお願いします」",
"332000731_55": "「……無事、3階まで到達しました」",
"332000731_56": "「イガリマ、シュルシャガナの反応、近付いています」",
"332000731_57": "「反応と映像を照合すると……そこの角を右だね」",
"332000731_58": "「了解です」",
"332000731_59": "「あれは……?」",
"332000731_60": "「今、通り過ぎた部屋の中に、\\n アナベル人形らしきものが見えました」",
"332000731_61": "「そうか。\\n だが、今は人の奪還が優先だ」",
"332000731_62": "「アナベル人形には決して触らず進んでくれ」",
"332000731_63": "「はい、わかりました」",
"332000731_64": "「ギアの反応、至近に迫っています。\\n 館内座標換算で推定」",
"332000731_65": "「ッ!」",
"332000731_66": "「2人はどこですか?」",
"332000731_67": "「ええと……その左側の扉の部屋みたいだね」",
"332000731_68": "「了解、部屋に突入します」",
"332000731_69": "「くれぐれも注意しろッ!」",
"332000731_70": "「はいッ!」",
"332000731_71": "「調ちゃん、切歌ちゃん……」",
"332000731_72": "「ブツブツブツブツ……」",
"332000731_73": "「ブツブツブツブツ……」",
"332000731_74": "(普通に起きているように見えるけど……)",
"332000731_75": "「調やマリア、マムの暮らせる世界を作るデス……」",
"332000731_76": "「そう、マムを傷つけることは、許さない……」",
"332000731_77": "(もしかして、昔の辛かった時代の夢を見てるの……?)",
"332000731_78": "「2人とも、目を覚ましてッ!」",
"332000731_79": "「アタシが、フィーネになってでも必ず――」",
"332000731_80": "「切ちゃんをいじめることも、絶対に――」",
"332000731_81": "(声が届いてないッ!?)",
"332000731_82": "「邪魔する奴は――」",
"332000731_83": "「絶対に、許さないッ!」",
"332000731_84": "(やっぱり戦わないとダメなのッ!?)"
}