{ "207010211_0": "未確認アルカ・ノイズ襲来②", "207010211_1": "「くッ……少し遅かったみたいね……」", "207010211_2": "「ああ、周囲の民間人は既に操られている状態だろう」", "207010211_3": "「操っているという翼さんの見たアルカ・ノイズはどこに……?\\n もしかして、あのアルカ・ノイズも同じ能力を?」", "207010211_4": "「わからないわ。また新型かしらね。\\n 全く、何体いるのやら……」", "207010211_5": "「……何を言っているんだ?」", "207010211_6": "「何って……あなたの描いたアルカ・ノイズが\\n 見当たらないと思うのだけれど……」", "207010211_7": "「いるぞ。目の前の奴がまさしくわたしの\\n 見たアルカ・ノイズだッ!」", "207010211_8": "「ええッ!?」", "207010211_9": "「な――ッ!?」", "207010211_10": "「そっくりだろう?\\n 自分でもさっきのはよく描けてたと思ったんだ」", "207010211_11": "(に、似てない――ッ)", "207010211_12": "「……自信があるのはいいことよね。何でも……」", "207010211_13": "「うん……そうだね……」", "207010211_14": "「そういえば、前にもこんな事があったのを思い出したわ……」", "207010211_15": "「もしかして、アーティスト的な独特の感性……?」", "207010211_16": "「……わたしを一緒にしないでね」", "207010211_17": "「2人とも、どうしたんだ?」", "207010211_18": "「ちょっと作戦会議をね」", "207010211_19": "「頼もしいな。\\n それなら、早速成果を見せてもらおうかッ!」" }