{ "304000752_0": "「くッ……さすがに、手強いッ!」", "304000752_1": "「この再生能力、タチ悪すぎだってのッ!」", "304000752_2": "「きゃあッ!」", "304000752_3": "「バカッ! 寄りすぎだ、距離を取れッ!」", "304000752_4": "「――ッ! どいてッ!」", "304000752_5": "「え? きゃッ!」", "304000752_6": "(響……今、助けてくれたの……?)", "304000752_7": "「確かに強い。でも、相手の再生能力も無限じゃないはずッ!\\n 今が我慢のしどころよッ!」", "304000752_8": "「向こうが逃げなきゃいいんだけどなッ!」", "304000752_9": "「……奴の姿が薄れてッ?」", "304000752_10": "「いかせはしない――ッ!!」", "304000752_11": "「くッ! 仕留めきれないかッ!」", "304000752_12": "「クソッ……また、逃げられちまった……」", "304000752_13": "「やはりあの再生能力は厄介ね……。\\n 何とか方法を考えないと」", "304000752_14": "「すまない。わたしが奴を仕留められていたら……」", "304000752_15": "「あなたのせいじゃないわ。\\n ……切り替えましょう」", "304000752_16": "「それはそうと、あんな化物を\\n 前はどうやって倒したんだ……?」", "304000752_17": "「それは、後で説明するわ」", "304000752_18": "「…………」", "304000752_19": "「響ッ!」", "304000752_20": "(さっきのは、わたしを庇ってくれたの……?)", "304000752_21": "(それとも、偶然……?)" }