{
"324000841_0": "「本当にッ! しつこい――ッ!」",
"324000841_1": "「一体、どれだけの数を用意してきたって言うの」",
"324000841_2": "「『マヤの遺産』、\\n それほどまでに欲しい代物ということかしらね」",
"324000841_3": "「全員揃ってるならまだしも、\\n たった3人、それに護りながらでは……ッ!」",
"324000841_4": "「はあ――ッ!」",
"324000841_5": "「う――ッ!」",
"324000841_6": "「弱音なんて吐いてられないッ!」",
"324000841_7": "「はぁ、はぁ……ッ!」",
"324000841_8": "(戦線の維持は、ギリギリってところね……いつまで持つか)",
"324000841_9": "(ギアの特性上、多数を相手にするのは\\n あの子がもっとも苦しい)",
"324000841_10": "(だから米軍の援護はあちらに回したんだけど)",
"324000841_11": "「なかなかこたえるわね――ッ!」",
"324000841_12": "「分断されてから、\\n とうに200は始末したはずなのに……ッ!」",
"324000841_13": "「く――ッ! いくらアルカ・ノイズとはいえッ!」",
"324000841_14": "「これだけ数押しでこられると……このッ!」",
"324000841_15": "「このままでは、ジリ貧――ッ!」",
"324000841_16": "「そこにぃッ!」",
"324000841_17": "「この、なんだか鳥肌の立つ声はッ!?」",
"324000841_18": "「颯爽と現れる英雄ゥゥ――ッ!」",
"324000841_19": "「ドクター・ウェルッ!?」",
"324000841_20": "「そうですッ!\\n それがッ、ドクタアァァァ・ウェルゥッ!」",
"324000841_21": "「どうして、ここに……?」",
"324000841_22": "「あの筋肉司令からバルベルデで世界の命運を賭けた\\n 戦いをしている、と聞き及んだものですから」",
"324000841_23": "「それはつまり、英雄の活躍の場が\\n そこにあるということッ!」",
"324000841_24": "「まさに英雄たる僕が立つべき戦場ということです」",
"324000841_25": "「……ま、まぁ……何はともあれ、\\n 援軍はありがたいわね……」",
"324000841_26": "「感謝はいくらしても構いませんよ」",
"324000841_27": "「それについては――」",
"324000841_28": "「こいつらを殲滅してからよッ!」",
"324000841_29": "「ご安心を、そのために僕が来たんですからッ!」"
}