{ "322000331_0": "「足元に気をつけろよ……」", "322000331_1": "「あ、これ知ってますッ!\\n 色が違う床が落とし穴なんですよねッ!」", "322000331_2": "「もう、ここはゲームじゃないのよ?」", "322000331_3": "「おい、あそこに穴があるぞ」", "322000331_4": "「ちくしょう、お前のせいで穴に落ちたんだぞッ!」", "322000331_5": "「お前が急げっつったんだろうがッ!」", "322000331_6": "「なんだこの壁、滑って上がれねーッ!」", "322000331_7": "「……どうやら先客が罠に掛かったようだな」", "322000331_8": "「こうして体を張って罠を解除してくれると、\\n こっちも楽でいいわね……」", "322000331_9": "「そうだな、ま、こんな奴らでも役に立つってことか」", "322000331_10": "「遺跡の罠は盗掘者にも分け隔てなく牙を剥いていました。\\n 探検隊はその無残な屍を乗り越え、先を目指します……ッ!」", "322000331_11": "「おいッ!\\n てめぇら勝手に俺たちを死んだことにするなッ!」", "322000331_12": "「それより置いてくなよッ!\\n 情けってもんがねーのかッ!」", "322000331_13": "「あいにく、盗人にかける情けは持ち合わせていない」", "322000331_14": "「すみません、わたしたち先を急ぎますから……」", "322000331_15": "「これは放っておいても大丈夫そうね」", "322000331_16": "「罠は解除してくれるわ、勝手に捕まってくれるわ。\\n 至れり尽くせりだな」" }