{ "359000322_0": "「どこにいても、何をしていても\\n ずっと苦しんでいる声が聞こえてた……」", "359000322_1": "「そんなあなたに、やっと会うことができたんだッ!」", "359000322_2": "「もう、独りになんてさせないよッ!」", "359000322_3": "「さあ、一緒にッ!」", "359000322_4": "「わかった……ッ!」", "359000322_5": "「やったねッ!\\n これで、次に進めるッ!」", "359000322_6": "(これが、もう1人のわたし……)", "359000322_7": "(神獣鏡でわたしを救ってくれた\\n あの未来にとっての立花響……)", "359000322_8": "(すごいな……。\\n 歌が、こんなにも力強く、明るく響いて……)", "359000322_9": "(わたしなんかじゃなくて、これが\\n 本来あるべき立花響の姿なのかな……)", "359000322_10": "「危ない――ッ!」", "359000322_11": "「――ッ!?」", "359000322_12": "「ぐう……ッ!」", "359000322_13": "「わたしを庇って……ッ!?」", "359000322_14": "「床が崩れて――」", "359000322_15": "「うわああああ――ッ!?」", "359000322_16": "「床ごと、下層に落ちて……ッ!?」", "359000322_17": "(わたしが、くだらない考え事なんか\\n していたから……ッ!)", "359000322_18": "「すぐに、助けに――」", "359000322_19": "「させないッ!」", "359000322_20": "「――ッ!?」", "359000322_21": "「ララ、ヒビキと2人、話したい。\\n あの人のこと、追わせないッ!」", "359000322_22": "「ララ……ッ!」" }