{ "325000132_0": "「おおおお――ッ!」", "325000132_1": "「そんなッ! 今ので倒れないのッ!?」", "325000132_2": "「伏せろ、立花ッ!」", "325000132_3": "「ありがとうございます、助かりました」", "325000132_4": "「これで一通り片付いたかな。\\n にしても、やたらとタフな奴だったけど、なんなんだあれ」", "325000132_5": "「街の人も怪獣と言ってるだけだったわ。\\n この世界にはノイズじゃなくて、あれがよく出るのかしら」", "325000132_6": "「今の怪獣……、\\n グリッドマンなら何か知っているかも」", "325000132_7": "「グリッドマン……?」", "325000132_8": "「パソコンの中にいる人なんですけど、\\n いや、人っていっていいのか……」", "325000132_9": "「お前何言ってんだ?」", "325000132_10": "「そんな変な目で見ないでよー、\\n わたしもよくわからないんだから」", "325000132_11": "「とにかく、さっきまでふらわーにいたんだけど、\\n そこのパソコンで――」", "325000132_12": "「また爆発音ッ!? あの怪獣が出てきたのッ!?」", "325000132_13": "「だとしたら、またぶっ倒し……」", "325000132_14": "「何……ッ!?」", "325000132_15": "「どうした、雪音――」", "325000132_16": "「な――ッ!?」", "325000132_17": "「でか――ッ!? ちょッ、何、あれッ!?」", "325000132_18": "「ネフィリムクラスの大きさ……いえ、それ以上、\\n だけど、こんないきなりッ!?」", "325000132_19": "「アイツ、街をッ!」", "325000132_20": "「相手がどれほど巨大であろうと、このままにはできないッ!」", "325000132_21": "「デカい怪獣には、あたしのデカいミサイルがお似合いだッ!」", "325000132_22": "「ウソだろッ!? あたしの攻撃がほとんど効いてないッ!?」", "325000132_23": "「ならば、わたしがッ!」", "325000132_24": "「くッ、刃が通らないッ!\\n ただ、大きいだけではないようだな」", "325000132_25": "「攻撃が通じないなら、通じるまで攻撃するだけですッ!」", "325000132_26": "「無茶苦茶だけど、そういう考え嫌いじゃないッ!」", "325000132_27": "(響、君の力を貸してほしい)", "325000132_28": "「この声はグリッドマン……。\\n そうか、やっぱりあの人なら何か知ってるかもしれないッ!」", "325000132_29": "「すみません。すぐに戻ってきますから、\\n 住民の避難と怪獣の足止めをお願いしますッ!」", "325000132_30": "「何か策があるのか?」", "325000132_31": "「まだわかりませんけど、\\n わたし、グリッドマンに会いに行ってきますッ!」", "325000132_32": "「お、おいッ! ……ったく、足止めしろって、\\n 簡単に言いやがってッ!」", "325000132_33": "「それに、グリッドマンって……」" }