{ "305000812_0": "「カタはついたけれど、欠片は無しね」", "305000812_1": "「聖遺物の欠片は、ノイズが持ってるんですよね」", "305000812_2": "「まだ正確には分からないけれど、\\n 何らかの影響で欠片と同化していると推測されるわね」", "305000812_3": "「そしてその個体は高い戦闘能力を持つ。\\n だから、戦ってみれば、見分けはつくはずだけれど」", "305000812_4": "「う~ん。あっちから来てくれない事にはどうしようも\\n ないんですね。あ、あの木の実ナッツみたいでおいしそう」", "305000812_5": "「ここは魚だけではなく、他の食料も豊かみたいね。\\n たしか……あの草は食べられるもののはずよ」", "305000812_6": "「うえッ、ぺッぺッ!\\n この木の実渋い……おいしそうだったのになぁ」", "305000812_7": "「食べて確かめるのは、危険だから注意しなさい。\\n って聞いてる?」", "305000812_8": "「あああ~……」", "305000812_9": "「疲れたのかしら。それなら少し休んでも」", "305000812_10": "「マリアさんは背が高くて~、プロポーションも良くて~、\\n 歌も上手くていいなぁ~ッ!」", "305000812_11": "「ひゃッ!? ちょ、ちょっと何ッ!? ベタベタ触って……」", "305000812_12": "「大人の~……セクシーッ! って感じですよね~、\\n こんな風になりたいな~ッ! あ~ッ! なりたいな~ッ!」", "305000812_13": "「い、一体どうしたのッ!?\\n 千鳥足になってるわよッ!?」", "305000812_14": "「マリアさ~ん。そのアダルトパワーをわたしにも\\n 分けてくださいよ~……ッ!」", "305000812_15": "「あなた、その木の実ッ!」", "305000812_16": "「これですか~? 最ッ高においしい木の実ですよ~。食べると\\n 気持ちよくなるんです~、マリアさんも~、どうですか~?」", "305000812_17": "「捨てなさいッ!」", "305000812_18": "「あ~、木の実が逃げていった~。代わりにマリアさんの\\n アダルト分けてください~……ッ!」", "305000812_19": "「だから注意しなさいって言った――。\\n ちょっとッ! だ、抱きついてこないでッ!」", "305000812_20": "「いいじゃないですかあ~、減るもんじゃなし~、\\n へへへへへえ~……ッ!」", "305000812_21": "「や、やめ――もう、誰か何とかしてッ!」" }