{ "382000312_0": "「スサノオの劫火を宿した一撃、受けてみよッ!」", "382000312_1": "「やったデースッ! 一網打尽とはこのことデースッ!」", "382000312_2": "「もう、眷属はいないみたい……ひとまずは安心、かな」", "382000312_3": "「ああ……だけど、問題はここからだ。\\n この世界にもイシムの眷属が現れたんだからな」", "382000312_4": "「並行世界のイシムが蘇り、こちらへやってきた、\\n ということかしら」", "382000312_5": "「だとすれば、あいつらの襲撃はこれで終わりじゃない……」", "382000312_6": "「むしろ、始まりと受け取るべきでしょうね」", "382000312_7": "「あの並行世界はイシムにより滅びを迎えていた。\\n この世界が同じ運命をたどることは、絶対に避けねばならない」", "382000312_8": "「また、イシムとも戦うことになるかもしれないんですね……」", "382000312_9": "「だ、大丈夫デスよッ! 今はクリス先輩やマリアも一緒デスし、\\n このギアだってあるんデスからッ!」", "382000312_10": "「確かにこのギアはイシムの眷属に有効だ。", "382000312_11": " だが……再び纏って分かったが、これはかなり消耗が激しい」", "382000312_12": "「い、言われてみれば、\\n いつも以上に体力を消耗してる気がするデス……」", "382000312_13": "「多量のフォニックゲインを必要とする以上、乱用は禁物。\\n ここぞという時の切り札として温存せねばなるまい」", "382000312_14": "「戦力の運用も含めて、今後の方針を本部で話し合う必要が\\n ありそうね。ここは一度、帰投しましょう」", "382000312_15": "(この世界にもイシムの眷属が現れてしまった……)", "382000312_16": "(あの並行世界は、やっぱり――)" }