{ "385000541_0": "(完全聖遺物タルタロス……。\\n さすがに、簡単に見つかる場所にはないみたい)", "385000541_1": "(あの時、姉さんに呪いをかけたのは石屋だった……。\\n 今も石屋が持っていると考えた方がいいのかも)", "385000541_2": "(もし、首尾よく奪えれば儀式を止められるし、\\n 姉さんの呪いも解けるかもしれない)", "385000541_3": "(……そこまで期待しちゃダメだよね。\\n 落ち着かなきゃ、片方だって仕損じてしまう……)", "385000541_4": "(相手はあの石屋。怪盗型ギアの気配にも気づいた奴から、\\n どうやってタルタロスを奪えば……)", "385000541_5": "(今の音は……誰かが戦っている?)", "385000541_6": "「シンフォギア装者だッ!\\n 真正面から乗り込んできたぞッ!」", "385000541_7": "「ふざけたことを……、返り討ちにするぞッ!\\n 人手を集めろッ!」", "385000541_8": "(――姉さんたちが来てるッ!?\\n わたしの予告状の意味に気づいてくれたんだッ!)", "385000541_9": "(でも、正面から乗り込むなんて無謀なこと、\\n 姉さんらしくない)", "385000541_10": "(これは……陽動ッ!\\n わたしが動きやすいようにしてくれてるんだッ!)", "385000541_11": "(それなら――)", "385000541_12": "「雑魚は引っ込んでなさいッ!」", "385000541_13": "「ぐぁあああああ……ッ!」", "385000541_14": "「この程度なの、ウロボロスの力はッ!」", "385000541_15": "「調子に乗るなよ、シンフォギア装者……ッ!」", "385000541_16": "「2人とも、大丈夫デスか?」", "385000541_17": "「さすがに疲れてきたけど、まだまだいけるよ」", "385000541_18": "「ええ、石屋を引っ張り出すまで、\\n 何人だって倒してやるわよ」", "385000541_19": "「さあ、どんどんかかってきなさいッ!\\n この程度で倒されるほど、わたしたちはやわじゃないわよッ!」" }