{ "384000612_0": "「これでッ!\\n 終わりよッ!!」", "384000612_1": "「ネフィリム、消滅したデス」", "384000612_2": "「やっぱり小さくても厄介……」", "384000612_3": "「シンフォギアにとっては天敵の類よ。\\n 常に油断はできないわ」", "384000612_4": "「なんのつもりだ、\\n F.I.S.のシンフォギア装者ッ!」", "384000612_5": "「ネフィリムでは手加減ができないわ。\\n 五体満足で捕まえろ、とでも言われたんでしょう」", "384000612_6": "「言ったでしょう、わたしたちはF.I.S.の装者ではない。\\n 今はもう協力関係ですらないわ」", "384000612_7": "「捕まえるつもりなんてないよ」", "384000612_8": "「ほんとうなノ……?」", "384000612_9": "「いや、そんな話が信じられるはずがないッ!」", "384000612_10": "「……そうね。剣を握った相手の言葉なんて、\\n 信じられるものではないでしょう」", "384000612_11": "「ギアを解除だと……ッ!?\\n 本当に何を考えているッ!?」", "384000612_12": "「――ん?\\n そこに落ちているのは……」", "384000612_13": "「はい、あなたの物でしょう?\\n アガートラームのコンバーターユニット」", "384000612_14": "「――ッ!?」", "384000612_15": "「なぜわたしに?\\n どうせギアを纏えないわたしに警戒は不要ということか?」", "384000612_16": "「いいえ。\\n 同じギアを纏っていたあなたたちと、ちゃんと話がしたいの」", "384000612_17": "「F.I.S.の情報じゃなく。ナスターシャの誤魔化しじゃなく。\\n 本当のあなたたちを知りたい」", "384000612_18": "「――ッ!」", "384000612_19": "「まずはアタシたちのことを聞いてほしいデス。\\n あなたたちに酷いことをしてしまったわけを……」", "384000612_20": "「その前にここを離れたほうがいい。\\n きっと途絶したネフィリムの反応を追ってくる」", "384000612_21": "「そうね。\\n 移動しながらでも説明はできるわ」", "384000612_22": "「それなら、あたしたちの隠れ家の1つが\\n 近くにあるから、そこに案内するヨ」", "384000612_23": "「ヘレンッ!」", "384000612_24": "「まずは話を聞いて、\\n それからどうするか決めようヨ」", "384000612_25": "「この人たちがF.I.S.の味方だったら、\\n どうせもう逃げられないんだかラ……」", "384000612_26": "「…………」", "384000612_27": "「それも、そうだな……」" }