{ "383000422_0": "「うわっととッ!?」", "383000422_1": "「堪えろッ!\\n 相手はあと1体だッ!」", "383000422_2": "「は、はいッ!\\n ぶち抜けぇぇぇぇ――ッ!!」", "383000422_3": "「シミュレーション終了です。\\n お疲れ様でしたッ!」", "383000422_4": "「お疲れ様デースッ!」", "383000422_5": "「はぁ……はぁ……、\\n ありがとうございましたッ!!」", "383000422_6": "「新たなギアは、いかがでしょうか?」", "383000422_7": "「単純な出力は問題ない。\\n むしろ、大きな力を内包しているのを感じる」", "383000422_8": "「確か、『マギ』って言ってたデスね」", "383000422_9": "「ただ、この力を使いこなすには、\\n まだまだ訓練が必要なようだ……」", "383000422_10": "「はい……。\\n 特にわたしは、ギアに振り回されちゃってましたよね」", "383000422_11": "「でも、この力を完全に使いこなせなければ、\\n あの特型ヒュージには届かない……そんな気がするんです」", "383000422_12": "「わたしも同じ意見だ。\\n 次の戦いまでに、少しでも感覚を掴めればいいのだが……」", "383000422_13": "「一度、リリィの皆さんのお話を\\n 聞いてはいかがでしょうか」", "383000422_14": "「そのギアは、CHARMの攻撃を受けて変化したものです。\\n 何か参考になるかもしれません」", "383000422_15": "「確かに。\\n 彼女たちの連携についても聞きたいところだったしな」", "383000422_16": "「連携、デスか?」", "383000422_17": "「そう言えば、特型ヒュージに攻撃する時のあの2人は、\\n 見とれちゃうくらいピッタリ息が合ってましたッ!」", "383000422_18": "「ああ。\\n ギアを使いこなすことも大事だが――」", "383000422_19": "「わたしたちも彼女たちのように息を合わせなければ、\\n 先の戦いの二の舞になってしまうかもしれない」", "383000422_20": "「もちろん、わたしと立花の間にある信頼関係も、\\n 生半可なものではないと自負してはいるが……」", "383000422_21": "「えッ!?", "383000422_22": " そ、そうですよね……ッ!」", "383000422_23": "「あの強い絆……。\\n もし何か秘密があるのなら、知っておく必要がある」", "383000422_24": "「今度こそ、特型ヒュージを倒すために……ッ!」", "383000422_25": "「はいッ! \\n わたしもそう思いますッ!」", "383000422_26": "「そろそろ、用意された部屋の支度も済んでいることだろう。\\n 話を聞きに行くとしようか」" }